仏の顔も3℃まで

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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第13話感想『過去から の 刺客』

何度生まれ変わっても、きっとまたルルを好きになる(挨拶


…というわけで。13話です。正直打ちのめされますね、この展開は。確かに先週死亡フラグとか書いちゃったけどさあ…。
例によってつらつらと感想やら色々と。



まずは新OPとED。


OPのFLOWはかなり爽やかなイメージの曲。耳に残るいい曲なのですが、今後の展開を考えるとそぐわない印象も。
EDは…芸風が変わり映えしないなー、というのが残念ながら素直な感想。面白味無いです。
まあ両者に共通して不幸だったのは、曲交替のタイミングが劇中ののっぴきならない展開とぶつかってしまった、という点でしょうか。
あのヒキの後でいつものアリプロのノリやられても、とは思いますw





画の話〜

・ルルの左目に写る影…マリアンヌがいないか!!?!?


・ここに来てシュナイゼルとの対立図式が表に出てきた様子。
 一期OPのルルとシュナイゼルが一瞬登場したり、C.C.、ナナリー、シュナイゼル、スザクと順番にフラッシュ。
 皇帝の後にV.V.を差し置いてシュナイゼル、と…ラスボス?


・斬月が向う戦闘空域。目指すは巨大なタワー。コレがアーカーシャの剣?


・各陣営のトップエースが駆るナイトメアフレームが勢揃い。
 トリスタンの武装がハーケンタイプのMVSからランスロットのような二刀流に。しかも飛翔滑走翼つけてます。
 …ジノの表情が妙に険しいのも気になる。まさかと思うがカレンに目が眩んで騎士団入りとか。


ランスロットと紅蓮はさらにパワーアップ。
 まだ立体物が発売される前だというのに強化が決まってお役御免のコンクエスターと可翔式涙目。
 ルミナスを応用したと思しき新型ウイング(ランスロットがペガサスの神聖衣に見えた自分は末期)の機構が全く同じことから、開発者は同じ模様。
 プリン伯爵の魔改造炸裂か。
 コードギアスシリーズ公式サイト
 公式ページが更新されていて機体名称も判明。ランスロットアルビオンと紅蓮聖天八極式、だそうです。


・なんか核ミサイル完成している気がしますが…。
 あと宇宙要塞?らしき物体からミサイルの雨。


・登場人物が総出演で画面奥から手前へ。O2の時とは逆イメージ。
 ロイドとセシルさんが見ていて微笑ましいのと、ジェレミアに送るヴィレッタの生暖かい視線
 神楽耶とロリコン南のコマにやたら時間を食っている点が見所(ぇ


咲世子さんが名実共に忍者メイドにクラスチェンジしてた!!というより本性を表した!
 なんかあんなコスのギャルゲーあったよね、いや俺はよく知らんけど!!やってないけど!!
 
 いやホント知らないですよ、ハルカとか


・ED。こちらでもシュナイゼルの表情に含むものがあり。
 シャーリーの背中の羽根が…(涙 見返すとOPに出てないよシャーリー。
 あとリヴァルの表情が分不相応に(失言)爽やかイケメンで吹いた。貴方が落としたのはこのきれいなリヴァルですか?

WORLD END

WORLD END

わが臈たし悪の華

わが臈たし悪の華



・黒の騎士団パラメータ
ルルーシュの主観が多分に含まれた評価と見たw朝比奈と千葉の忠誠心とかにその傾向が顕著。
藤堂が参加しているから四聖剣も付いて来ている、と。冷静な分析だぜルル様。単に救出後の一件を根に持っているだけという説もあるがw
カレンの知力ゲージが僕には見えなかったのですが…戦闘バカですか、そうですか。
そしてここでも冴え渡る玉城の すごい 低ステータスwwwそりゃ会議にも呼ばれんて。



咲世子
肉弾戦最強キャラに名乗りを上げた忍者メイドさん。改造人間相手に互角以上ってどんだけー。
流石にくないは警戒されてましたが、キックは生身の頭部に的確にヒット。OPの衣装にいつ脱皮するのかとドキドキしてました。
が、今回はメイド衣装のまま。まあそのままでも一向に構わんっっ!!



・ヴィレッタ
最初のシャーリーの夢オチは、先生に限って言えばあながち間違いでもないところが恐ろしい。撃たれたの根に持ってたしな。
ジェレミアへの台詞(芝居)から察するに、ルルーシュ達との共闘関係を現状は善しとしているってことでいいのかな?
しかし、まさかこのタイミングで扇とコンタクトを取ることになるとは思わなんだ。



・コーネリアvsV.V.
ちょw姐さん話聞けww問答無用で急所に一撃とか恐れ入る。
見敵必殺の対処法から察するに、音信不通だった期間で結構ギアス使いとやり合っていたのでしょうか。でもそれ生き残れるのか…。


どっこい生きてる叔父さんですが、「神を殺す」って目的がどうにも漠然としているというか、抽象的な意味合いに取れてきた。
争いを呼ぶものを殺す、みたいな?そんな目的の武力介入をつい最近まで観ていた気もしますが。



・スザク
R2に入ってからのスザクは死にたがりだった過去の自分を(ユフィのお陰で)振り切り、一本明確な芯というか信念を備えた、と思っていました。
目的の為に友人を売るのも、行き過ぎとはいえその延長だと。
…どうやら思い過ごしだったようです。
ニーナにキレられてフラフラ、シャーリーに諭されてフラフラ。オイイィィ、結局どうしたいんだお前はっ!


シャーリーの救出劇に関しては、なんだかんだで息が合っているスザクとルルーシュでした。



・ジェレミア
祝!オレンジ卒業!と言っていいものかw 生まれ変わった不死身の体、銃弾もくないも「大丈夫、跳ね返した」
ギアスキャンセラーはシャーリーに使ってみせた任意での発動の他に、自身がかけられたことに反応して強制的に発動する機能もあるようで。
機密情報局の人間は容赦なくバッサリのくせに、ギアスのかけられた警官に対しては当て身で気絶、と。純血派は同胞を傷つけない。
ゲフィオンディスターバーが利いてしまうってのは盲点でしたな。


忠誠心云々の話は、てっきり泣き落としでルルの隙を付く(ゲフィオンディスターバーを解除させる)罠かと勘ぐってしまいました。すまんジェレミア。
マリアンヌへの忠義ってのはどうやら以前からあった設定のようですね。純血派もその忠義の厚さから来るものだったとは。
ゼロの正体=ルルーシュとV.V.から知らされた時にはショックが大きかったに違いない。
思い返してみると、R2で再登場してから「ゼロ」とは一言も呼ばなくなってました。ルルーシュの名前を口にするときどんな気持ちでいたのやら。
ブリタニアに反旗を翻した理由をなんとしてでも問いただして、それがマリアンヌの名前に泥を塗るような理由なら臣下である自分が正す、と。
そんな腹積もりで単独行動してたのでしょうかジェレミアは。それはカッコよすぎるじゃないか!!
問答の結果は本編をご覧のとおり。さり気無くルルーシュが「ジェレミア卿」と呼称を変えているところにニヤリ。身内に優しいルル。


戦力的には。
肉弾戦最強クラス、ナイトメアの操縦技術も一流。
それにもましてギアスキャンセラーの存在がデカイ。ギアスの効果を状況に応じてかけなおすことが出来る。
いずれルルーシュの絶対遵守の力は回数制限の縛りがなくなるだろうと思っていましたが、こんな形で可能になるとは。
しかし黒の騎士団のメンツにはジェレミア参入をどう説明するつもりなのだろう。ディートハルトあたりは驚くに違いないw


また、ギアス嚮団がジェレミア裏切りの事態を予測出来ていなかった、というのがどうも考えにくい。
若本皇帝あたりは全て知っていた上で、ルルーシュに「使える手駒」を送ったのでは…。
ナナリーの一件からどうにも皇帝はただの親バカに見えて仕方がありません。



・ロロ
…シャーリーとの一件については解答は出しにくい。「直接」どうこうした描写が無いってのがミスリードを誘うようで困る。
が、状況的にシャーリーを殺害できる状態にあったのは、タイミング的にも前の問答を観ていてもロロしかいないのが事実。
フェイクは…ないかなぁ。
ルルーシュがシャーリーを発見する前に電話で話していた相手も気になるところですが。


さり気無く今回の13話では兄貴への独占欲が空回りして、何ひとつ役に立ってないロロ雑巾。
ジェレミアvs咲世子戦は、ギアスで時間停止の隙を演出しなければ咲世子さん一人でも押し切れたのでは?と思うし、ルルーシュへの連絡だって安直に携帯じゃなくて別の通信方法はないのか。挙句にラストのアレ…。
ジェレミアの株が天元突破した裏で、雑巾株大暴落。



・シャーリー
泣けました。


記憶が戻った結果、学園内の全てが嘘と気付いてしまった。生徒の仮面が浮き出て落ちていくイメージはとてもよく分かる。
その恐怖たるやいかほどのものか。
でも同じ境遇に置かれているルルーシュが一人で戦っていたことに気づく。父親を殺したゼロ=ルル、それを隠していたのはルルの保身でもなんでもなく、もう二度と大事なものを失いたくないという決意の裏返しだったと。
飛び降りたシャーリーを救った時のルルの表情でそれが分かってしまったのでしょうなぁ。
「赦せない事なんて無い、スザク君が赦したくないだけ」この言葉を残した意味はきっと今後のルルとスザクの関係に繋がると信じたいものです。


自分だけはルルの味方でいる、と気持ちの逸るシャーリーでしたが…ロロは最も警戒を怠ってはいけない人物。
何しろ偽りの世界に「だけ」存在しているのがロロなわけで。もともといなかった人間なんだから、迂闊といえば迂闊。
やはり引き金は…ナナリーの名前なんだよなぁ。


ギアス関係で分かったこと。
ギアスキャンセラーでいったん効果がリセットされた対象にも、再びギアスをかけることは可能。
そして…絶対遵守の力といえど、肉体にまで影響を及ぼすことはできない、ということ。




・正直なところ
断言は出来ませんが、やはりロロが犯人なのかなぁ、と思うのですよ。
ただ、安易に怒りを表に出すのはちょっと置いておこうと。


自分は相当単純な人間なんで、観た作品にすぐ影響されます。感情移入します。
シャーリーは一期の頃からお気に入りのキャラでしたし、ここで死んでしまうのはそりゃあもう辛いっす。
ロロ氏ね!雑巾氏ね!とぶちまけたい気持ちもあります。


ただ…何というか。
ラストのシャーリーの台詞を聞いてしまうと。
「赦す」ってことの意味を、スザクもルルーシュも、ついでにロロも、とどめに視聴者(自分)も、それぞれの立場で考える意味があるんじゃないかと。


大切な人を殺されても、それを赦す。それでも好きでい続ける。
記憶を塗り替えられても、また好きになった。
生まれ変わっても、絶対にまた好きになる。
いやもう、素直に感動しました。


だからと言ってね。
そりゃ誰かが死んで、それが自分の大切な人で、赦すとか赦さないとかヌルい事言ってられっかーーー!!
と、現実にはそうなるかもしれない。
何でもかんでも赦せ、許容しろって聖人君子のような心持でいるなんてとても無理。
ただ、それでも一度過去と向き合って赦す努力をする価値はあるんでしょう。


ルルーシュとロロ。
大方の予想どおりロロがシャーリーを殺したとして、ルルーシュがそれを知ってどうするか。


ルルーシュとスザク。
ルルーシュのスザクへの恨みは、多分にすれ違いと勘違いが混ざっている。
ユフィの死に対して、ルルはスザクに謝罪をするチャンスが巡ってこない。


王の力で孤独になり、人ならざる道を歩き始めたルルには、「普通の代表選手」みたいなシャーリーの「赦す」考え方は伝わらないかもしれないです。
それでもですよ。
もう理想とした学園生活に戻ることは叶わなくなったけど、今後の展開に救いがあるように願うばかりです。




途中から何を書いてるんだかワケが分からなくなってきましたが。
要するに、真犯人云々も含めて、全て今後の展開に期待!と丸投げしたいワケです(ぇ
シャーリーがここでリタイアする意味はきっとあるのだろうと。




ルルーシュ
と言っているそばから余裕が微塵も無い次回予告で不安が募る。
ルル様、そっちの展開はマジ勘弁。






そんなこんなで。