お前のような裏切り続きの男を、誰が信じるというのか（挨拶
いやまったくだ！！とビスマルクの発言に深く頷きつつ、第20話まできました。
つらつらと感想を。
・ルルーシュ
まさに捨て身、やけっぱち。
事後処理を考慮に入れなければ、絶対遵守の力っていくらでも融通が利くんですよね。効率よく手駒を増やせます。
ギアスの使いすぎで能力が…の設定もルルさんガン無視。皇帝さえ何とかできれば後は知ったことかー、の境地。
「自分の命令で動け」のギアスは、一見万能に見えますが会話能力の剥奪とか自立行動不可とか制限も多いようで。
しかし「俺が口上述べて島に上陸するから、お前らランスでアーチ作れ」と命令したのでしょうかルルさん…。
・スザク
ナレーションの仕事が廻ってきましたよ？
フレイヤを撃ってしまったのはギアスの所為ではなく、あくまで自分が起こした結果、と開き直った様子。
覚悟完了！手段に意義を求めて理想に奔ってましたが、結局のところ手柄だぜ結果だぜ！！と理想主義者から現実主義者にクラスチェンジ。言い訳しない、責任を責任として受け止める、といえば聞こえはいいのですが何故いつも極端すぎますか彼は。
「フレイヤ弾頭を撃ったのは自分です。あれは自分の功績です」味方を巻き込むMAP兵器誤射は普通功績言わないｗ
「らしい」と感じたのは、他者にもその厳しさを曲げない点。
ニーナにあっさり「君が殺した。素晴らしい戦果だ」と言い切れるところがスザクの長所であり短所。今回に限って言えば観ていて痛快。
まあ覚悟完了した矢先、あっさりナイトオブワンさんに全否定食らいましたが。
・ナイトオブトゥエルブ
もっと活躍の機会を！！
トゥエルブさん相手の時もそうなんですが、シャルルがやたらと「俗事」と言う言葉を連発します。
これがクーデターの引き金になってますね。
現実なんてくだらないぜ！！という御大の意思表示か（えー
・C.C.
哀しいお知らせです。
僕らが愛した可愛いC.C.は、もういません…orz
コードはてっきり皇帝に奪われたものと思ってましたが、自分で封印したらしい。それが出来るなら最初から、と突っ込んではいけないらしい。まあ記憶も無くしちゃって本来の人格は引きこもっちゃうしね。
「せめてアレだけは」で持ち出したのがチーズ君ぬいぐるみ。えええええええ。
・アーニャ＝マリアンヌ
マリアンヌのギアス能力ははっきりしませんが、他者に自分の精神を同調させる（乗り移る？）能力とみた。
記憶の一部忘却や齟齬の理由は、皇帝のギアス操作ではなくマリアンヌが表層に出ていた時間、ってことなんでしょうか。
皇帝相手に何か確たる目的があって、自分の肉体を滅ぼしてまでも死亡を演出して姿を隠す必要があったようです。
ただその場合マリアンヌの肉体を撃ったのは誰の差し金？ナナリーを巻き込む必要はあったの？という疑問が残りますが。
そして、たまたまアーニャが選ばれてボディジャックされたのか、もともと彼女がその目的で「つくられた」のかも気になるところ。
ワンさんとも面識のある様子のマリアンヌ。相手を逆賊と先に疑うことで自分の正当性をアピールする。フロートもわざと切られましたね。
知恵も操縦もまさに閃光。
しかし性格は…なんかイメージ崩れたｗｗこのおかんにしてあの息子あり、か。妙に納得。
ナナリーのあの可憐さは誰の遺伝だよｗ
・黒の騎士団のダメな方
ゼロの行方不明は隠せない→ギアスの存在をバラすと自分達がおかしくなったと思われ世間から放置プレイ→逃げられたホンモノが帰ってくるかもしれない。
戦死扱いで無 問 題 ！！ コレが彼らの理屈。素晴らしい策ですね（棒読み
・黒の騎士団のマトモな方
そりゃジェレミアは疑いますよね、部屋にいたことは知ってたわけだし。怪我なんてしてないし。
（予断ですが、ジェレミアが今のマリアンヌと出会ったらどうなるのやら。ジェレミアのルルーシュへの忠誠はマリアンヌありきのものなんで）
ラクシャータ姐さん離反フラグが着々と。
星刻と神楽耶（オマケの天子たん）達が合流した後のシュナイゼルの引き際が鮮やか過ぎて笑える。
二人はもともとゼロの死を信じてないし、ギアスの存在を知ろうが星刻は中華連邦開放と言う結果、神楽耶は夫婦パワーで華麗にスルー。
むしろそのような情報をもたらしたシュナイゼルに対する不信を表に出してます。まあそれが本来組織のトップが取るべきまっとうな反応なんですが。
・シュナイゼル
さて、この人はどこまでが計算づくなんでしょう…。
スザクがフレイヤを撃った時の笑顔を見るに、ギアス効果でフレイヤ発射→ナナリー死亡→味方巻き込み→停戦のお膳立て→スザクの豹変、この辺まで全て予測していてもおかしくないような気がしてきた。
「フレイヤを撃ったのは自分の功績、功績に見合う地位が欲しい、ナイトオブワンの任命は皇帝しか出来ない」と、一見スザクがシュナイゼルをたきつけてクーデターを促しているように見えますが、それさえも次男坊のシナリオだとしたら…。
シュナイゼルの皇帝としての器量は今更疑うべくもないし、為政者としても非常に優秀。シャルルと違い私的な行動は一切なく、世界の為、人の為に泥をかぶる、と言う言葉にも嘘は無いでしょう。
でも、その立場に自分を押し上げるまでの過程が、出来すぎていると感じるんですよねぇ。
・コーネリア
スザクへの不信感、再び炸裂。そりゃそうだ、ネリ姐さん、あれは別人っすよ。
そんなんウザクやない、ハイパーウザクや！！
爵位が全てではない、の言葉が光る。
・ジノ
拘束の理由はブリタニアそのものへの反旗ではなく、ラウンズとしてクーデターに参加できないが故の結果か。
かといって「俗事」でバッサリの皇帝にも同調できずのジノ。この人も実に間が悪い。
・ロイド
これって…クーデター？ 間が悪い男がもう一人。
ロイドさんは一応シュナイゼル派の人間だし、イレブンの専属技師だし後見人だしで気づけば退路無し。
「今の君には渡したくないね」前も聞いたな…殴られる前に起動キーを渡すことをおススメします。
・ナイトオブワン
最高位の名は伊達ではなかった。ちょｗｗ強すぎｗｗｗ
ギアスの事を知っていたどころか、おそらくギアスユーザー。左目から漏れる赤い光…。
皇帝は「ギアスとゼロの正体を知っているのはスザク」と言っていたので「ギアスだけを知っている」人間のことには触れてない。
よって嘘はついてない。多分。
戦闘能力が高すぎる。スザクの「生きろ」ギアスが発動しているのは、スザクはワンさんに勝つ気で戦っている（死ぬためではないのでギアスには逆らっていない）けど、相手が鬼性能なので戦わないでさっさと逃げろ、とギアスが命令している。生きると言う目的は同じですが方法の違いでせめぎあっている状態。事実、地面が崩落してワンさんとの距離が離れた瞬間目の色が元通り。
「弱さこそ強さ」みたいなダークサイドに堕ちた味方キャラの説得方法としては常套手段の台詞を、たまたま立ちふさがった上司に告げられるスザクって…。
・シャルル
ギアスも利かない、殺せない。ならば閉じ込める！！
…誰もが思います。ピッコロさんの精神と時の部屋、出口破壊大作戦。
切れた御大「ぶるあああああああああ！！！！！！」絶叫！空間に穴が！！！
次回は親子仲良く過去バナに花を咲かせるのでしょうかｗ
というわけで20話でした。
オーラスが近づいている気配をひしひしと感じます。
はたして出番はあるのかランスロット・アルビオン。
あ、それと。
ダブルオーセカンドシーズンの予告映像が変わってましたね。
エクシアが登場してましたが、半壊なのか応急処置なのか、ツインアイの右目から赤い光が…。
左腕は修理されていないようで、ボロマントを羽織ったエクシアがクロスボーンかブラックゲッターか！
ファーストシーズンラストで、ダブルオーガンダムの起動にエクシアとＯガンダムの太陽炉を使用した…とおやっさんが話していたような気がするので、予告のエクシアは擬似太陽炉使用、または刹那が新生ソレスタに合流してなくて、ボロボロのエクシアで独り武力介入をしているところからストーリーが始まるのか、さてどちらになるやら、はたまた別の展開か。
そんなこんなで。
