バンダイ ROBOT魂ダブルオーガンダム(ROBOT魂サンプル試遊レポート）

どんどんダブルオーが増えていく今日この頃（挨拶

以前、バンダイの新ブランド『ROBOT魂』の発表会にお邪魔させて頂き、その内容をレポート形式で紹介したのですが、今回その御礼とのことで、なんとROBOT魂の商品サンプルを頂いてしまいました。
ダブルオーと同時発売のアリオスとどちらか一つを対象者に無料配布の模様。自分にはダブルオーが。

ROBOT魂[SIDE MS] ダブルオーガンダム

出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
発売日: 2008/10/25
メディア: おもちゃ＆ホビー
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ROBOT魂[SIDE MS] アリオスガンダム

出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
発売日: 2008/10/25
メディア: おもちゃ＆ホビー
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どうやら同様の試遊ブロガー募集のキャンペーンをバンダイのサイト上でも実施されていたようで、抽選の後、発売を来週に控えたROBOT魂の商品を一足先に当選ユーザーに配布、宣伝も兼ねて体験してもらおうと。
太っ腹ですなぁ。バンダイコレクターズ事業部、本気と見た。

いやしかし、いい言葉ですな、御厚意。御厚意。（大切なことなので二回言いました

我ながらみっともない…

まあそこはそれ、ギブアンドテイクってことで、サンプルを弄ってみた感想は是非とも紹介させていただきますとも！
以下写真です。

商品パッケージを前後から〜。シンプルな外装ですがROBOT魂のロゴがインパクト十分。
転売・譲渡禁止のシール以外、全て商品のまま。
初回分のみかは分かりませんが、メカニックデザインの海老川兼武氏監修ってことで、コメントを記載したラベル付き。

開封して前後から。
引き締まったマッシブなボディラインです。上腕と脚部のボリュームからそう見えるのかな？
バンダイの完成品で散見された塗装のムラは全く確認できず。塗分けが丁寧です。素材の良さも手伝って外装の質感もいい感じ。
腕と脚のコンデンサー部分はクリアパーツで再現。
商品コードや会社名の印字が背中の目立たない部分に記載されているのも好印象。あれ腿とかにあると気になるので。

他のダブルオー立体物と比較。左からハイコンプロ、ROBOT魂、HG1/144。
TVでのイメージかデザイナー準拠か、解釈の違いで一長一短ありますねー。
ROBOT魂の内側にみっちり詰まった胸部もいいですが、HGのボリュームも棄てがたい。

それにしても。
俺は後何機ダブルオーを買えばいい…？教えてくれ五（ry

付属品〜。
GNソード2、GNシールド、GNビームサーベルがそれぞれ二基づつ付属。
手首は握り手の他に武器保持用の手首、左手のみ表情のついた平手が付属。
GNソードのグリップ部分は可動式ではなく、差し替えで各形態を再現。
本体の可動は徹底してますが、武装は強度と見た目重視で差し替えを多用、ということなんでしょうか。

可動範囲を上半身から。
動かしている時の感触はオフシュートに近いです。
首はダブルボールジョイント。更に基部で前後可動があり、上下左右に良く動きます。
肩も胴体とボールジョイント接続。前後に広く可動。肩装甲は独立可動。肩ブロックで軸可動し、写真の右手ぐらいに上げられます。上腕でロール。
肘は一軸可動。曲げられて90度強。手首の青いブロックは固定。最初から内向きに角度がついています。ハンドパーツは差し替え可能でボール接続。
胴も首と同じく、中間点で可動軸のついたダブルボールジョイント。大きく逸らして、前に屈んで。若干捻った動きも可能。
胴の赤い部分と腰部分とで左右ロールあり。

可動範囲、下半身。
開脚はHGキット並みです。また足首の可動も左右ロール+ボールジョイントの組み合わせで接地性高し。爪先が独立可動。
股関節でボールジョイント。足付け根と腿パーツの間で左右ロール。
フロント、サイドアーマーは可動しませんが、基部のグレーのパーツが軟質素材となっているため、脚部可動の妨げにはなりません。
膝は二重関節。流石に腿とふくらはぎがくっつく程は曲がりませんが、180度近く可動。

可動範囲自体はHGキットの超絶振りに劣りますが、感心したのは関節強度と安定性。
三つの素材を部位にあわせて使い分けていると開発の頃から強調していただけあり、そうそうヘタレそうにないしっかりした関節とチープにならない見た目、スタンド無しでも自立しやすい重量感・安定感がいい感じです。

両肩のツインドライヴもフレキシブルに可動。
バックパックとグレーのフレーム部分、フレームと青い外装との接続部分、そしてドライヴ部分と三箇所でそれぞれ可動。
高速機動時の後方展開、GNフィールド展開用の前方展開も問題なし。

続いて武装を。GNソードから。
武器は硬質素材でかっちりとした造形。クリアパーツも抜かりなし。

基部を差し替えてライフルモード。
腕部のコネクタ部分にソードの後端部分を接続可能。HGキット等と違いしっかり固定されます。

ここから先、使用しているスタンドは

バンダイ魂STAGE ACT2 アクションサポートタイプ S.H.Figuarts対応 ABS & POM製 3個セットディスプレイスタンド

出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
発売日: 2008/09/20
メディア: おもちゃ＆ホビー
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こちらになります。買ってから一度も使用してませんでしたが今回ROBOT魂の紹介にあわせてってことで。

ソードモードそのに。基部がコネクタと接続されている状態。
左手は平手と差し替えてみました。

二刀流〜。

連結用のパーツも付属している為、~~運命両断剣~~ツインブレード状態にも組み替え可能。

GNシールド。肩のドライヴ部分に接続。
ツインドライヴが非常に広い可動範囲を持っているので、羽根を広げるように展開できます。
素体だけ見るとシンプルなダブルオーのイメージが大分変わりますね。

連結して腕部に装着可能。

切り離したままで両腕に装着することも出来ます。
シールドと名前は付いてますが…先端の形状を見るに、攻撃用に思えて仕方が無い。

GNビームサーベル。
腰のサーベル基部は可動式。引き抜く際のアクションも可能。
クリアパーツのビーム刃が二本付属。ダガー用の短いパーツはありません。

さて、ここからは適当に武装を入れ替えてアクションポーズを…と思ったのですが、
撮影していてどうにも気になった点があります。
…微妙に、いやけっこう顔がダブルオーのイメージと合わない。
発表会でのサンプルやホビー誌の写真を見ていた時から嫌な予感はしていたのですが、かなり面長に見えてしまってます。
頂いたサンプル品に手を加えるのはどうかとも思ったのですが、ちょっと形状をいじってみました。

こんな感じ。左が商品サンプル、右が加工後。
殆ど変わってませんが（汗　メットの白いパーツで頬と目にかかる部分をカットしてあります。
あとはアンテナを一度切り離して、向きが後方に流れるように角度を倒して接着。胸部のアンテナも短めにカット。
ダブルオーのデザイン上、鼻に相当する部分に一段くぼみがあるので削ってみました。
ダブルオーって少し目つきが鋭いというかワルモノ面なイメージがあったので、好みにあわせて改修。
…バンダイに叱られたらどうしよう（ぇ

気を取り直して、フル装備〜。

以下、アクションポーズを連続で〜。武装が色々選べるので楽しい楽しい。

しまった、最後の写真ソードの向きがライフルモードのままだorz

というわけで。

ROBOT魂・ダブルオーガンダムでした。
バンダイさん本気出してきた、という感じ。プラモを作る暇が無い、でも完成品はチャチな感じがして、という方に一度手にとって貰いたい一品です。
完成品トイのイメージ変わるかもしれない。
まあ、ダブルオーガンダムという「動かしやすい」機体を第一弾に持ってきたことで、顔見せは万全という気はしますが、問題はこの後。
このクオリティの高さを今後のラインナップ（特にガンダムシリーズ以外の作品）で維持できるのか、そこが気になります。
コードギアスのナイトメアフレームとか、まだ立体化して欲しい機体は山とあるので。