「―OK、オールグリーン。射出10秒前、カウントダウンスタート!!」
「―3、2、1、0 Rock'n Roll!!」(カタパルト射出されつつ挨拶
早速戦利品の紹介を〜。
ボークスA3の2010年限定商品のひとつ、F-14Dトムキャット指揮官機を紹介!!
…したいのですが、撮影&編集で体力の残りカスも使い切りましたとさ。
とりあえず写真と大雑把なコメントだけアップしておきます。後日、文章を加えて完成版に仕上げます。
(2010/2/8…文章追記しました)
米国海軍戦術歩行戦闘機 F-14D トムキャット
第103戦術歩行戦闘隊“ジョリーロジャース”指揮官機
F-14トムキャットは、1982年より配備が開始されたノースロック・グラナン社製の第二世代戦術機である。
上陸支援や制圧攻撃用の大型長距離誘導弾システム「フェニックス」の運用を前提に設計開発され、戦術機母艦を中核とした洋上展開部隊に配備されている。
匍匐(ほふく)飛行による部隊単位の高速一撃離脱戦術などの多用な任務に対応するため、コクピット管制ユニットは複座式が標準仕様である。
配備より十数年が経過した2001年の段階にあっても、跳躍ユニット補助翼の可変機構などの革新技術が惜しみなく投入された本機は未だ屈指の運動性を誇っている。
また、大型機ゆえに多くの設計的余剰を担保しており、改修を重ねる事によって総合性能は向上、最終拡張型であるD型はレーダーや火器管制能力が強化されている。
スカル&クロスボーンのマーキングは、第103戦術歩行戦闘隊“ジョリーロジャース”の部隊章であり、指揮官機は左肩装甲板の一部が黒く塗装されている。
戦闘機として「トムキャット」の名称はあまりにも有名ですね(自分は恥ずかしながら、実機について殆ど知識を持っていないのですが、それでもトムキャットの名称とシルエットは記憶しておりました)
そんな雄猫さんが戦術機として、A3の新ラインナップとして登場です。しかも量産機より先んじて指揮官機から!
ボリュームたっぷりの大型ボディがたまらんですー。
ぐるーりと至近距離から。
直線・曲線が入り混じった複雑な形状の頭部が目茶苦茶カッコいいです!個人的には、戦術機の中でも一、二を争うほどお気に入りのデザインだったりします。顎の長さがグラナンのトレードマークw
両肩のマーキングはタンポ印刷で再現。また指揮官機と量産機の違いは、左肩の黒塗装となります。
下地が黒、スカルマークが白となった事で、よりマークが強調されたように感じます。
メインの機体色はライトグレーにブラウンを少々混ぜた感じ。つや消し塗装となっています。
センサー部分は黄色・緑・赤。肩や足首にオレンジの配色。
戦術機としては結構カラフルな部類に入るかと。
塗装の品質はいつものA3クオリティ。若干のはみ出しがありますが、汚れ等は気にならず。
肩のボリュームのお陰で、ただでさえ大型の機体がさらにマッシブに見えてきます。
脚部の曲線のラインがチェルミなどロシア機に酷似しているような…何か裏事情があるのでしょうか(メカ本に載っていたっけ?)
膝裏の「アレ」は今回無しとなっています。
可動箇所。頭部。
首根元と首・頭部の接続で、ボールジョイント二点。顎が自己主張激しすぎて、可動に影響するのが何ともw
肩装甲の独立可動。
肩前後の装甲が独立して展開します。腕を前に突き出す時に見栄えを損ねません。
展開しないで肩装甲を閉じた時に、一見すると動かないのでは?と錯覚するほど隙間無く上部装甲とぴったり合わさる事にちょっと感動。
…下腕部のスリットは。つまり…アレを出すってことですよね、ボークスさん!(必死
腕部の可動。
肩装甲が独立可動。肩と胴体の接続は二重関節型のA-LOCKを使用しています。
…が、流石に肩が大きすぎるのか、襟部分と干渉して腕は余り左右に開かず。真横に届くかどうか、といった程度。
上腕でロール。肘A-LOCK二重関節。
手首はいつもの軸接続。
腹部の前後可動。
前方向にはA-LOCKが一回「カチッ」とクリックするかどうか。僅かの可動となっています。
前屈させると腰に腹部の装甲が刺さり、屈んだ姿勢をキープできます。
もともとこういった機構なのか、装甲と腹部可動のクリアランスを突き詰めた際の副産物か。
いずれにせよ、腰を入れたポージングに重宝します。
後方への可動範囲は広いです。飛行ポーズの際に活きてきます。
サイドアーマー可動。
腰の中心点より若干後に接続軸をずらした、いつもの配置です。
脚部の可動。
股関節にA-LOCK使用。開脚は写真の程度。腿でロール。
足首のデザインがかなり詰まっているので、足首の可動範囲は前後・左右ともイマイチです。
加えて足裏の面積が機体サイズに比較して狭いため、接地性も高いとは言い難いですねー。
膝は膝裏パーツ無しでそのままアクションポーズに対応しています。曲げられて90度弱。
余談ですが、今回、膝パーツのモールドにうっすらスミ入れが施されています。
握り手・平手×各1組
跳躍(ジャンプ)ユニット×1組
CIWS-1A×2
WS-16C×2
ガンマウント×1組
ガンマウント(空)×1組
フェニックスランチャー×1組
フェニックスミサイル×6
やはりミサイルの存在感が際立ちますねw
写真の他に、ジョリーロジャースのマーキングシールが付属しています。
跳躍ユニット基部のA-LOCKについて。
ファルコンなどで使用されていたL字型の接続軸は今回使われておらず、通常の二重関節A-LOCKとなっています。安定してよく動きます。
軸の角度から、ユニットの位置が腰より若干高めの位置に。
トムキャットの設定にある可変翼機構を再現。
補助翼の上下を入れ替えて装着する事で、ウイングの角度変更が可能です。
(下写真の左がデフォルトの向き、右側のみを入れ替えたため、左のユニットと同じ向きに)
アメリカ戦術機を並べてみます。量産機を待てなかった…。
武装を紹介。近接短刀。
米軍機ではすっかりおなじみとなった順手持ちです。
WS-16C突撃砲とガンマウント。
オーソドックスな武装仕様で何点か。
突撃砲フル装備。
フェニックスランチャー接続。
肩部の円形のパーツ(スラスターですかね?)を外して、ミサイル付きのパーツと交換します。
ランチャー装備。
前述した肩接続が丸軸となっているので、ランチャーの角度変更が可能です。
無骨なミサイルランチャーがとんでもなくかっこいい!
ランチャーにもともと刺さっているミサイルは、先端部分のみの状態です。
この弾頭パーツを取り外す事で発射後の状態を再現。
付属のミサイルについてですが、特に展示用のスタンドやエフェクトパーツは付属していませんので、今回は自分でスタンドを用意。
なお、先日イベント参加にて御一緒した方からの情報で、戦闘機(実機)のフェニックスミサイルにペイントされている青ラインは、演習用の模擬弾を意味するとか。
信管入りの実弾には、黄色のラインがはしるそうです。
戦術機に装備するフェニックスはクラスターミサイルとの事で、実機のミサイルとは設定自体も異なるようですが…。
こうして、実機と戦術機の共通項を探していくと言うのは楽しいですねー。
今回は大急ぎで撮影してしまいましたが、今度黄色に塗ってみようかな。
(私信…与太郎さん、情報有難うございました!)
ミサイルの付属やマーキング、機体各所のデザインを見るに、戦術機の中でも特に「実在の戦闘機を彷彿とさせる」意匠に仕上がっているようですね。
量産機も待ち遠しいです!
まあ、褒めてばかりでもなんなので(ぇ
気になった点を少々。
やはり足首周りの可動には、もう一声、と言いたいところです。
接地性はいいとしても、飛行ポーズの際に足を綺麗に伸ばせないのは、高速飛行がウリのトム猫さんとしては気になってしまいます。
あとは、跳躍ユニットの外れやすさ。
今回、円形の軸接続二点の保持だったので、今まであった角柱の外れやすい接続軸よりも安定するかな…と期待していました。
…変わりませんでした。残念無念orz
とはいえ、本体の可動は非常に安定していますし、オプション品も豊富。
最近A3を楽しみ始めたユーザーさんとかには、うってつけのアイテムではないでしょうか。
さ、次はタイフーンだ!
そんなこんなで!