仏の顔も3℃まで

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バンダイ HG 1/144 CB-002 ラファエルガンダム

ボクらイノベイドは、人類と共に歩んでいくと決めた…そのためなら!!(挨拶





ようやく組み上がりました。今回は。

HG 1/144 CB-002 ラファエルガンダム (機動戦士ガンダム00)

HG 1/144 CB-002 ラファエルガンダム (機動戦士ガンダム00)

HG1/144プラキットシリーズにて登場、劇場版機動戦士ガンダム00よりラファエルガンダムの紹介です!





宇宙船ソレスタルビーイングの中で、極秘裏に組立が行われていたモビルスーツ
プトレマイオスにて運用されているガンダムは全てイアン・ヴァスティの設計であるのに対し、本機はヴェーダに残されたデータ(イノベイドの使用したGNZ系MS、いわゆる「ガ」シリーズの機体データ)をベースとして設計が行われている。
そのため、形式番号は『リボーンズガンダム』や『1(アイ)ガンダム』と同様に「CB」の系列となっている。
ベース機をGNZ系としたのは、単純にヴェーダ内のデータ流用という理由だけでなく、設計に携わったティエリア・アーデの「イノベイドとしての自身の使命・与えられた役割」へ向き合った結果、という意味合いも含まれるのかも知れない。
とはいえ、ティエリアの搭乗機としての運用方法・機体コンセプトに以前との違いはなく、敵戦力を殲滅するための圧倒的な火力を生み出すため、先のイノベイドとの戦いで破損した『GN-008 セラヴィーガンダム』のパーツを改修して追加武装ユニットとして装備している。
武装ユニットは大型の粒子ビーム砲「GNビッグキャノン」やセラヴィーから継承した「GNバズーカ」を装備。ビッグキャノンは射出・遠隔操作することが可能で、ビーム砲や先端部分のGNクローによりオールレンジ攻撃が可能。
また、武装ユニット自体をラファエル本機から分離させる事も可能となっており、その正体は…。
純正太陽炉ではなく、擬似太陽炉三基を搭載しているが、その全てが前述の武装ユニットに集約される。





気づけば劇場版のガンダム四機が1/144プラキットで揃ってしまいました。
劇中では短い登場期間とは言え、獅子奮迅の暴れっぷり。
キットでもその特徴的なギミックを楽しめます。




続きの画像・文章に、ラファエルガンダムの隠された機能についてネタバレを含みます。
もうご存知の方も非常に多いと思いますが…劇場版未見の方はご注意を。







前後から。
かなり頭でっかちで重心が高い位置にあるのですが、バランスをとれば自立はさほど難しくないかと。
…というか、ちゃんと自立することにびっくり。











近場からぐるっと。
やはり頭部を覆う形となっている武装ユニットが目を惹きます。
手足長め・細めの「ガ」系機体をベースにしているだけあって、ちょっと異質なプロポーションとなっています。


ライフルのセンサー部分・額のカメラ?部分にクリアパーツを使用。
無色のパーツだったので自分でクリアグリーン塗装。
他に、ビッグキャノン部分の擬似太陽炉に白、各部の円形のディテール部分、ダクト部分等にグレーの配色を足してあります。
足の甲・足裏の黒や背面GNバズーカのセンサー部、背面太陽炉・コンデンサーには付属のシールを使用。
あとは全身にスミ入れ、つや消しを吹いてあります。






上部武装ユニットは、ラファエル本体のバックパックを介して接続、頭上に乗せる様に固定します。
キットでは設定通り着脱可能となっています。







ラファエル本体のみで前後から。





合体状態だと隠れがちな頭部や背面のアップ。
アンテナの形状やマスク部分にヴァーチェ・セラヴィーの面影が。






ベース機となったGNZシリーズより、ガデッサと比較。
共通点よりも、思った以上にデザイン・プロポーションの相違があったことにちょっと驚き。








ラファエル単体で可動箇所を紹介。
まずは頭部の可動。ポリパーツでのボールジョイント二点。
顎が干渉するので、顎を引いた状態での左右可動は苦手。





肩と胴体でボールジョイント接続。
肩アーマーが独立可動。肩内部で横方向スイング。上腕でロール。
肘で90度強スイング可動。手首ボールジョイント。




腰まわりは軸接続での左右ロール可動。
少し引き出すことで若干ですが前後にも可動しますが、武装ユニットの重量から一番テンションのかかる部分なので、ヘタりや破損が心配。




フロント・サイドアーマーが左右独立可動。(フロントアーマーは別途切り離しが必要)






股関節ボールジョイント。腿でロール。
膝二重関節。足首はボールジョイントと爪先独立可動。接地性はイマイチ。




爪先の可動と踵の接続位置変更により、接地形態と通常(飛行)形態にそれぞれ可変します。





と、ラファエル単体であれば非常にフレキシブルな可動域を誇るのですが…。


武装ユニットと合体すると頭部・肩・腕部の可動にかなり制限が加わります。






武装ユニットの可動。
GNビッグキャノンは左右独立して上下スイング。角度変更が可能。
背面のGNバズーカはボールジョイント接続。








股下のスタンド接続穴を利用して、飛行状態でディスプレイ。






両肩のビッグキャノン展開ギミックを紹介。




先端のGNクロー(収納状態)と、擬似太陽炉を外します。
キャノン本体のカバーを左右に開いておきます。




展開状態のクローが別組立パーツとなっています。
四本のクローは基部ボールジョイント+先端部分のスイング、二点可動。




太陽炉の接続位置を変更して、展開状態クローに差し替えをすれば、ビッグキャノン展開完了。
中央部の爪もスイング箇所三点で独立可動。






攻撃形態に移行する際は、武装ユニット本体とキャノンの間にクリア素材の専用接続パーツを挟みます。
キャノン側面の接続穴にクリアパーツを差し込んで…。




GNビッグキャノン発射!




クローの角度を変更して、集束ビームを発射するイメージでポージング。




キャノン後方の接続穴を使ってマウントすれば、ローリングバスターライフル広域殲滅用の回転ビームの発射ポーズも。







接続パーツと台座を組み合わせれば、GNクローを射出した遠隔操作の状態が再現可能。





ただ、figmaスタンドなど他の台座を持っているのであれば、左右別々にディスプレイした方が雰囲気が出るかと…。










ラファエル単体でもアクション〜。
手持ちの武装はGNビームライフル。特にギミックはなし。






オリジナル形態というほどでもないのですが。
バックパック武装ユニットの接続位置をずらして回転させることで、武装ユニットを背面に移動させることが可能。
高速移動モード…みたいなイメージで。
何故ビームライフルが両手に装備されているかは…深く詮索しないようにひとつ(汗





GNバズーカの接続位置が下がるので、脇の下に砲身を回して前方発射っぽく見せることも。





前後左右、一斉攻撃。





集束攻撃!




頭部周りに武装ユニットを配置するより保持力は落ちますが、ラファエルの腕周りの可動が自由になるので動かしていて結構楽しいです。








ついに四機そろい踏み。


参考レビューとして。
バンダイ HG 1/144 GNT-0000 ダブルオークアンタ - 仏の顔も3℃まで
バンダイ HG 1/144 GN-010 ガンダムサバーニャ - 仏の顔も3℃まで
バンダイ HG 1/144 GN-011 ガンダムハルート - 仏の顔も3℃まで
こちらも御覧いただけたらと。











おまけ。
武装ユニットをひっくり返すと…。





元となったセラヴィーガンダムの頭部が隠れていたり。
(写真のセラヴィーですが、フェイス部分に1/144セラヴィーガンダムのパーツを加工して取り付けています)



というわけでネタバレ。

劇場版を御覧になった方は当然ご存知かと思いますが、武装ユニットは無人機となるセラヴィーガンダムII(セラヴィーリペア)に変形します。
キットでもある程度その姿は再現可能。模型誌で確認したところ、加工することで可動箇所を追加したセラヴィーに改造する事も出来るようです。
(パーツ内側にポリキャップを配置できるダボが設けられています)












おまけそのに。こっちは完全に趣味の世界。
他のガ系モビルスーツから特徴的な武装をパクッてきました。
(ガッデスのファングはGNクローと用途がかぶる気がしたのでスルー)
特に塗装によるカラーの統一とかはしていないのですが…なんかΖガンダムっぽく見えてきたのは自分だけでしょうか(汗









というわけで。

HG 1/144 CB-002 ラファエルガンダムでした!



「中の人」「背中の人」と来て、ラストは「上の人」でした。
デザイン公開時には頭上の被りものに度肝を抜かれましたが、いやはや、見慣れるものですねぇw
単にもう一体のMSに化けるのではなく、合体状態でも持ち味ともいえる極太ビーム・移動砲台っぷりを余すことなく発揮。
やっぱりティエリアの機体はギミック面で相当楽しませてくれます。
大型のパーツが多い分空洞や肉抜き穴が若干目立つので、これらを塞いだりディテールアップパーツを追加することで、他のガンダム以上に見栄えがするかも知れないです。


余談ですが、デザイン比較やパーツ拝借の為にガデッサガラッゾなどのGNZ系列機を久々に取り出してみましたが…今更ながらホントに良く出来ているなぁこのキット。




いずれ、「上の人」セラヴィーリペアが変形ギミック再現版でリリースされるのかどうか。
期待しつつ、そんなこんなで!