奏者よ。この剣、そなたに捧げよう(挨拶
今回は。
- 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
- 発売日: 2010/07/22
- メディア: Video Game
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西暦2032年の月面にて発見された「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれる物体を巡る、ひとつの「聖杯戦争」において、セイバーのクラスを与えられたサーヴァント。
赤と金の豪奢な礼装を身に纏い、奇妙な形に捻じれた剣を武器に戦う。
『Fate/stay night』の世界において、第四次・第五次聖杯戦争の二度にわたり召喚されたセイバーと外見は似ているが、全くの別人である。
最強のクラス・セイバーの名に相応しく、その戦闘力は非常に高い。
隕鉄の鞴(いんてつのふいご)「原初の火(アエストゥス エストゥス)」と題された手製の剣を使用し、固有結界に酷似した大魔術を宝具として発動する事で、生前の彼女が建設した黄金の劇場を魔力により形成、再現する。
自身の願望を達成する王の空間で独り舞う、彼女の真名は…。
FateがRPGに!?と驚きつつも、発売当時はスルーしてしまったFate/EXTRA。
その後限定版の特典figmaが気になっていても立ってもいられなくなり、気づけば中古品を購入。
あらかじめ白状しておきますと、サイト管理人はFate/EXTRAゲーム本編を殆どプレイしておりません…邪道とは思いつつも、完全にfigma目当ての購入でして(汗
ネット上でイヤでも目にするネタバレ情報から、今回の赤セイバーの正体(真名)は知っているのですが。
肝心の特典figmaはと言えば、高貴という言葉が似合う、実に格好良い&けしからん出来栄えとなっています。
全身をぐるっと。
今までのセイバーのイメージとは真逆の深紅の衣装に金の装飾が映えます。
Fateのセイバー=アルトリアと異なり、随分と軽装。
今回、背景は商品パッケージを参考に青をチョイスしてみました。
各部の金ラインが綺麗ですね。やはりと言うかどうしてもと言うか、胸元に目が…。
スカートの前側は設定通り半透明素材を使用。インナーが丸見え状態。
また背中の露出部分が広い関係で、figma共通スタンドを接続する穴は空いておらず、後述する固定用のパーツを使用してのディスプレイとなります。
付属品一覧。
交換用手首(握り手、剣保持手二種、平手二種)
専用剣、交換用フェイス、前髪パーツ、figma共通スタンド、固定用アーム。
フェイス及び前髪パーツは二種類づつ付属。
ゲーム本編キャラクターデザイン:ワダアルコさんデザイン版の通常フェイスと、おなじみ武内崇さんデザイン版の左に視線をふったフェイスとなります。
前髪も画像の通り通常版と風になびいた形状二種が付属。
EXTRAキャラクターデザインを見た当初、ワダアルコさんの絵って立体化し難いイメージがあったのですが、今回のfigmaでは柔らかい表情をしっかり再現。
また武内氏フェイスは流石の仕上がり。凛々しい顔立ちと視線の関係で、通常フェイスよりもアクションポーズ向き。
可動箇所は通常のfigma準拠となりますが、各部の可動域はそれなり、な印象。
スカートは青セイバー等と異なり可動機構無しとなっていますが、大きく広がった形状の為そこまで可動に影響しないかと。
むしろバストサイズが邪魔をして、剣の両手持ちがし辛い事の方が気になりますw
専用の剣。
赤い刀身に黒の紋様が非常にカッコいい。ちょっと他に見ないデザインですね。
また小指を立てた武器保持手も、ポージングに幅を持たせてくれます。
figma Fate/stay night セイバー 甲冑Ver.
- 出版社/メーカー: Max Factory
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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子供っぽく見えるかな?
全員集合。
まさかセイバーがカラバリキャラとなるとは。あと一人揃えばゴレンジャイ(違うよ
こうして並べてみると、figmaの造形の変遷を辿っているような感覚に。
青セイバーは可動メイン、今回の赤セイバーは可動よりも見た目、と方向性がはっきり分かれてますね。
「我が才を見よ…万雷の喝采を聞け…
座して称えるがよい…黄金の劇場を!!」
「招き蕩う黄金劇場 (アエストゥス・ドムス・アウレア)!!!」
という訳で、以上!figma・セイバーエクストラでした!
当サイト久々のfigmaにして、トップクラスに凛々しく、またセクシーでした。ツインドライヴが安定領域に達しておりますw
可動は必要最低限、若干面白味に欠けますが、その分見た目に大きく力を割り振った印象。
こうした点からも既発売のセイバーとは、中の人も含め全く異なる雰囲気を受けます。
figma化のアプローチもしっかり区別している…というのは考えすぎですかね。
素敵な出来栄え、つくづくゲーム限定版の特典なのが惜しまれます。
最近ゲーム特典のフィギュアは目にする機会が多くなってきた気がしますが、どっちがメインなのか分からなくなる時も。
今回の赤セイバーの様に「ゲームオリジナルキャラ」であればまだ仕方の無い部分もありますが「それは普通に単品でいいんじゃね?」という物もあったりするので…。
諸々事情はあるかと思いますが、釈然としない気持ちは付き纏いますね。
しかし、我ながらここまでやっといて、レビュー記事上で赤セイバーの真名を伏せる意味はあったのだろうか…。
そんなこんなで。