仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

海洋堂 リボルテック マブラヴ オルタネイティヴ 武御雷 Type-00F 月詠真那機

せめてもの手向け…介錯つかまつる!(挨拶





ワンフェスが終わってから何かと慌しく、気付けばやっぱりイベントレポートを行うタイミングも逃し…(滝汗
開き直って、今回は購入品のレビューなど。


本日は、ワンダーフェスティバル2011「夏」限定商品、
リボルテック新シリーズ『リボルテック マブラヴ オルタネイティヴ』より、武御雷 Type-00F 月詠真那機を紹介!







「外道に甘んじ、それでも尚、命を懸けて国を正そうとしたそなた達を…私は誇らしく思う」



日本帝国斯衛軍 00式戦術歩行戦闘機 武御雷(TSF-Type00F)
帝国軍のうち、将軍家直属である斯衛軍がF-4J改「瑞鶴」の後継機として開発させた、純国産の第三世代戦術歩行戦闘機。


94式戦術機「不知火」の開発によって培われた技術を応用し、富嶽重工と遠田技研が共同開発、それを光菱重工及び河崎重工がバックアップする体制でスタートされた次期主力機開発計画「飛鳥計画」により完成され、整備性と採算性を度外視した超高性能機となっている。
高機動型である00Fは五摂家に近い有力武家の出身者、譜代武家出身の衛士に与えられる機体で、赤と黄の二色が設定されている。
マブラヴ オルタネイティヴ』劇中において、日本帝国斯衛軍・月詠真那中尉がこの赤い機体色のF型に搭乗。
12・5事件、甲21号作戦、横浜基地防衛線といった激戦を戦い抜き、いずれも無傷で生還している。
オリジナルハイヴ攻略戦「桜花作戦」の際、A-01部隊の榊千鶴少尉に貸与、作戦成功に尽力するも…。




翌八月より本格的なシリーズ展開が開始されるリボルテック戦術機。
8/1には将軍機であるType-00Rの発売が予定されていますが、夏のワンフェスでの先行販売に加え、月詠さんのF型がなんと会場限定商品としてリリース!
寝耳に水の事態に、久々の始発ワンフェス参加。R型は逃しましたが(開場30分保ったのかなアレ…)F型は無事入手に成功しました。


秀逸なモデリングに拘ったA3とは全く別路線の、もう一つの戦術機完成品シリーズ。
リボならではの「遊び」に特化した商品仕様となっています。









前後から。
うむ。この立ち姿こそヤマグチ可動w












近場から見回してみます。
まず、本体色となる赤の色調がかなりゲーム本編の印象に近いと感じました。これはいい感じ。
センサーや関節部のパープルや掌、各部ダクト等のグレーが塗り分けされていますが…塗装精度はいつものリボルテッククオリティ。
結構な個体差がある模様で、塗料のはみ出しもチラホラorz


ヤマグチ造形特有のマッシブさがもっと顕著かな…とサンプルを見ていた当初は感じていましたが、実際に手にとってみるとさほど違和感なし。




ちなみに今回のレビュー画像では、F型本体にスミ入れを少々施してあります。



こちらが商品そのままの状態。






付属品を紹介〜。
交換用手首(握り手・平手・武器保持手三種)
00式近接戦闘用短刀×2
74式近接戦闘用長刀×1
87式突撃砲×1
ブレードマウント×1
ガンマウント×1
跳躍ユニット(左右)
エフェクト型ベース


他にリボルテックシリーズ商品では御馴染みのディスプレイスタンド、リボコンテナが付属しています。
武装は必要最低限、といったところでしょうか。








可動に関して。
頭部・肩・肘・股関節・腰部アーマー・足首にリボ球が組み込まれています。手首はリストジョイント。
リボとしては、最近のシリーズ商品に良く見られるオーソドックスな関節配置かと。
上腕にロール機構が無い為、腕部の回転及び可動は、肩ブロックと肘のリボ球に依存する事になります。
リボルテック(ヤマグチ可動のアクションフィギュア)をあまり触った事のない人は面食らうかもしれないですね。
クセはありますが可動域そのものは広く、肩の入った力強いポージングが楽しめます。



腰部装甲の解釈がA3、プラキット版どちらとも異なります。
外周を別パーツと捉え、小型のリボ球を介して腰部後方での接続。こうする事で足回りの可動範囲が非常に広くなっています。
股関節は大型リボ球での可動。本体→リボ球→脚部と、縦に真っ直ぐ繋がれています。
これまた通常のアクションフィギュアではあまり見られない方式なので、大きく開脚させるポーズを取らせるといった際にコツがいるかと。








ここで跳躍ユニットを装備。設定よりもいくらか小ぶりかな?
鉄アレイ型のダブルジョイントで本体と接続します。
ただこの接続穴が非常にしぶく、そのままはめ込もうとすると奥まで押し込む際に破損が心配かも(背中の担架システム保持穴も同様)
一旦お湯やドライヤーで温めてから…それでも改善が見られない時は軽く3mm径のドリルを当てる…など、自己責任とはなりますが手を加えてから差し込んだほうが良さそうです。







スタンドと接続してさらに動かしてみます。
膝関節はリボ球を使用せず、シンプルな軸可動。
「膝裏のアレ」も含めて深く膝を曲げられるように、大きく切り欠きがされています。
ちなみに足裏のディテールは省略ぎみ。





ここからは武装を紹介しつつアクションポーズを!







00式近接戦闘用短刀を装備。
ブキヤプラキットのような手甲部分のカバー開閉は行わず、手甲裏側のくぼみにそのまま短刀側のダボを差し込んで固定します。
大きめに造形されたブレードが素敵です♪






担架システムを介して74式近接戦闘用長刀と87式突撃砲を装備。
特にロック機構や軸接続は無く、各マウントに武器を挟みこんでいる状態です。
担架システムのアームは跳躍ユニットと同様にダブルジョイントで再現。
見栄えはいかにもリボ…ですがwフレキシブルに可動します。















87式突撃砲での射撃ポーズ。
突撃砲及び後述する長刀は、金属を模した質感の塗装が施されています。















74式近接戦闘用長刀を着剣!
やはり武御雷+長刀の組み合わせは映えます!
個人的に好印象だったのが、独特な表情のついた平手パーツです。
構えた長刀に左手を添えたり、ポージングの際に指先まで神経が通ってくれているような…。
やはりアクションフィギュアの手首って重要だな、と再認識。





指先の芝居を使って「マブラヴ オルタネイティヴ クロニクルズ 憧憬」で登場した真壁清十郎君っぽく。
(ゲーム未プレイの方はゴメンナサイ。ネタバレとなりますが…赤い00F乗りがまた一人増えましたね)












短刀との組み合わせや両手持ちを。一刀両断!
両手での斬撃がバッチリ決まるのが本当に嬉しいですね。







ここからはオマケ。
のっけから怒られそうですが…今回のF型、ホビーストックさんのブースで「お一人様二個まで」だったんですよ…。
で、やはり長刀や突撃砲、各担架システムは2セット欲しいなぁ…と思った次第でして。





つまり、こういう感じに(汗
(ちなみに、長刀だけは会場で無料配布していたんですけどね…)









ダブルジョイントのお陰で後方射撃も難なく。
ガンマウント展開パーツが付属してないので、前方への展開はなんとな〜く再現可能、といったところ。






二刀流!







おまけそのに。さらに怒られそうな…。
せっかくリボ球で自由にオプションパーツをくっつけられるのだから…。




赤いマフラーなびかせてみたり。






ちょっとゲッター線を浴びてみたり、ついでにソードトマホークで雲耀の速さまで届いてみたり。





さらに収まりがつかなくなってドリルとか付けて…どうしよう。やってる本人だけがすげー楽しい(駄目だ






今までの戦術機立体物とは全く異なる楽しみ方、堪能しましたw
というわけで。




以上!リボルテック マブラヴ オルタネイティヴ御雷 Type-00F 月詠真那機でした!


実際に手に取っている現在でも「戦術機という素材がリボルテックでリリースされた」という実感がまだ薄く、ただただ驚いている状態です。
でも、この馴染み深い丸っこい関節、そしてカチカチ可動は紛れも無くリボルテック
破損やポロリを(全く無いわけではありませんが)気兼ねする事もなくガシガシ弄り倒せる戦術機…というだけで嬉しくなってきます。
リボの拡張性を利用して、パーツを色々組み替えてみたり、設定に拘らない楽しみ方を発見するのもまた楽しいです。
とにかく「気軽に触れる」アイテム。リボルテックのネームバリュー・価格も含めた様々な面で戦術機立体物の敷居を下げてくれた、そんな印象です。


難点を挙げるとすれば…それは品質・同梱物等の仕様もしっかりリボルテックだったなぁ、という点。
塗装品質のばらつきしかり、「お願いだからそろそろリボは付属スタンドを変えてくださいっ…!」といった要望しかり…。
個体によってはリボ球の緩み、といった事例もあるかも知れません。どうにか改善を期待したいところです。







↑こんな感じで今後のラインナップも充実していきそうですし(第一弾発売前に第二シーズンの発表とかw)
リボ戦術機の展開、非常に楽しみです。
ただ、通常売りとイベント限定アイテムの切り分けが読めない…赤いType-00Fが限定枠って…orz




さし当たっては第一弾を無事に確保したいところ。









…第0弾の時点で色々撮影しすぎて、ポージングの引き出しを使い切った事実に愕然としつつ。
そんなこんなで。