俺達の名はグリード。欲望だ!(挨拶
今回は、最終話で○から◆に変貌した僕らのヒーローを!(ぇ
S.H.フィギュアーツ・魂web商店受注商品より、『仮面ライダーオーズ』にて登場したグリード、ウヴァさんを紹介!
800年前に生まれた、人間の「欲望」を糧に力を増大させる存在『グリード』その一体。
昆虫系のオーメダルを核として、大量のセルメダルを細胞としてその肉体を構成している。
元々、各系統のコアメダルは全10枚で構成されていたが、そのうちの一枚を抜き取る=足りない状態にすることで「足りないものを満たしたい」という欲望が生まれ、その欲望が自律意志として覚醒しグリードが生まれる事になった。
800年前に初代オーズに敗北。他グリードと共にメダルへと還元された状態で石棺に封印されていたが、現代に甦り活動を再開した。
ウヴァはその系統が示すとおり、固い外骨格や強靭な脚部など、様々な昆虫の特性を併せ持つ。また角から広範囲に雷撃を放つ特殊能力を備えている。
普段は緑色のジャケットを着た青年の姿=人間態で活動。楽器や家具、食器など様々なものを叩く・壊すなどしてリズムを刻む癖を持つ。余談だが、お気に入りのエモノはゴルフクラブの模様。
性格は直情的かつ激情・攻撃的な面が強く、復活当初から他のグリードよりもメダル奪還に固執していたが、思慮に欠ける性格が災いし、カザリやアンクに出し抜かれる事も多かった。
一方で、不満ながらも現代を学び、馴染もうとする発想の柔軟さも持ち合わせており、単純なヤミー生成とは異なるセルメダル収集へのアプローチを試みたり、屑ヤミーと呼ばれる戦力の拡充を図るなど、知略を披露する一面も見せる事で視聴者映司やアンクを翻弄した。
最初は他のグリードと行動を共にしていたがカザリの裏切りを契機にコアメダルの独占を目論み単独行動を開始。メズールやガメルを見限るなど非情な面を見せたが、その行動に不信感を募らせた他グリードから集中攻撃を受け一時的に肉体を喪失する。
しかしメダル一枚で意識を残しており、アンクの助力…もとい、己の実力で再復活を遂げる。
その後、真木博士がアンクを「メダルの器」にする事を断念した為、唯一残ったグリードとしてメダルを9枚揃えられて完全復活。オーズやダブルバースを圧倒する戦闘力を見せ付けるも、800年前の王が使用した真のタトバコンボへと変身したオーズに敗北。
真木博士から残りの他系統メダルを全て投入され、メダルの器として力を抑えきれず暴走を開始してしまう…。
さらに余談だが、人間の仕掛けた落とし穴にリアルな落ち方をし、しかも手榴弾で黒コゲにされて口から煙を吐き出すというコッテコテだが稀有なスキルを持ち合わせる、数少ない脳筋怪人としても注目されている。
どうしてもウヴァさんだと冒頭の説明も真剣に仕上げないと…という思いに駆られますね(えー
先ごろ無事最終回を迎えたオーズ。これ以上無いタイミングでweb限定のウヴァさんが到着してくれました。
ダグバ様やドーパント系など、受注でしばしば登場してくれる怪人系フィギュアーツ。
常に高いクオリティで楽しませてくれる怪人アーツですが、今回のウヴァさんも申し分ない出来栄え。
ホント、見た目は素敵ですよねウヴァさん…。
前後から。
このムシっぽさ、ダークヒーロー的な雰囲気がたまらない…ウヴァさんなのに(ぇ
近場からぐるっと。
造形面に気合が入りまくっています!ところどころに見える昆虫の脚部や触覚を模したパーツは軟質素材を使用。
この脚やら肩や頭部から伸びた触角がシャープに造形されていて、キモカッコよさ全開。
頭部バイザー部分や胸部、ベルト部分にクリアパーツを使用。部位によってクリア素材の色合いもキッチリ切り替えられてます。
塗装も文句なし。メタリック塗装の外骨格とマット仕上げのスーツ部分とでメリハリが利いていて目茶苦茶カッコいい。ウヴァさんなn(ry
可動箇所・範囲は現行のフィギュアーツ準拠。
ライダー系よりもマッシブに造形されていますがそこまで可動には影響なし。
ただ足首のボールジョイントが相変わらずの可動域の狭さなのがどうにもこうにも。
加えて、個体差はあると思いますが股関節の保持力が弱め。自己責任とはなりますが接着剤を流すなど補強を要するかと。
股関節周りの造形の影響で、脚を開こうとすると若干がに股っぽくなるのがちょっと面白いw
同系統のオーズ・ガタキリバコンボとサイズ比較。
こうして見るとウヴァさんのディテールの細やかさが際立ちます。
ウヴァさんも完全復活したら分身とかやればよかったのに…。
付属品を紹介〜。
交換手首は握り手、平手以外に、指二本だけ伸ばした表情つきの右手と、セルメダルを掴める右手が付属。
(セルメダルは、同じく魂web商店受注商品・トライドベンダーに付属のものを使用)
ちょっと少なめ。メダル持ち手は左手用があっても良かったかも。
ちなみに右手首を交換する場合、甲に装着しているクローも差し替えることになります。
つーかウヴァさんのクローって右手だけにしか付いてなかったんですね…。
他に魂STAGEが一セット同梱。また台座に配置できる、セルメダルの山を模したエフェクトパーツが付属しています。
正直、スタンド上の足の踏み場がなくなるので、ポージングしながらの展示には不向きかもしれませんw
でもメダルの盛り方に雰囲気が出ていて見た目はいい感じ。
ここからはポージングを何点か。
やだ…目茶苦茶かっこいい…なんで?(なんでと言われても
思えば主題歌PVからの腐れ縁ですか…。
「どうすればいい? どうすればもっと有名になれる?」
「もっと見切れれば…」
と言いつつ、当サイトネタ要員も世代交代の予感。
ツチノコ腕との遭遇。
弱いものいじめの時ほど輝くウヴァさん。「メダルよこせやゴルァ!!」
完全復活!俺の天下だ!
…オーバーロードエフェクトが意外としっくり…。
キャーウヴァさん調子乗りすぎサイコー!!
「スキャニングチャージ!」
不発に定評のあるタトバキックをマトモに食らってあげる優しいウヴァさん。
適当に相槌ぶっこいてたら背後からメダル投入されるウヴァさん。
…たしかになんという見苦しさ。だが、それがいい。
というわけで。
散々↑レビュー中に弄り倒してしまったので、最後くらいはカッコよさげな一枚で〆。
(画像をクリックした先のはてなフォトライフにて、1280×1024壁紙サイズの大型画像を確認できます)
以上!S.H.フィギュアーツ ウヴァでした!
撮影中の扱いは散々でしたが(汗 フィギュアーツとして非常にレベルの高い内容に仕上がっていました。
素材や塗装の質感を要所要所で使い分けていて、敵役でありながらダークヒーロー然としたスタイリッシュなデザインを忠実に再現しています。
もうおなじみになってしまった足首周りの可動域の狭さも…何故かウヴァさんなら許せてしまう気が(ぇ
アーツ・グリード勢第一弾として申し分の無い出来栄えかと。
主役勢と絡めて楽しみの幅を広げるのにうってつけの怪人枠。他作品からもどんどん立体化を進めていただきたいところです。
その際は緻密なディテールの再現に何処まで拘っているのか。ライダー達とは若干異なる鑑賞の楽しみがあるのもまた嬉しいですね。
複雑なデザインのグリード勢でここまで出来るのだから…期待してしまいます。
しかし強烈な個性をもった小物敵キャラだったなぁウヴァさん。
でも「やめてくれ…誰か助けてくれぇぇぇ…」が最後の台詞って…ブワッ
ウヴァさん、一年の間新鮮な笑いを提供してくれて有難う…!ひょっこりスピンオフとかで復活しても誰も驚かないから待ってるぜ!
そんなこんなで!