仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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バンダイ HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタ

…堅いな。心も身体も強張りきっている。せっかくいいセンスを持っているのに、それでは宝の持ち腐れだ(挨拶







待望のHGUCプラキット化です。今回は、

HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタ (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタ (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144プラモデルシリーズより、『機動戦士ガンダムUC』にて登場するモビルスーツジェスタを紹介!








地球連邦宇宙軍再編の一環として極秘裏に進められていた「UC計画」
その中核としてアナハイム・エレクトロニクス社が開発したモビルスーツ『RX-0 ユニコーンガンダム』は、敵性サイコミュ搭載型MSの撃破を主目的とした機体であり、正規のMS運用思想とは外れた物であった。
RX-0に備えられた『NT-Dシステム』の開放により「変身」するデストロイモードには稼働時間の制限があり、主兵装となるビーム・マグナムの仕様を見ても継戦能力が考慮されているとは考え難く(実機稼働時には現地調達のビーム・ガトリングガンによる火器増設・面攻撃能力を獲得しているが、本来これは想定されていない装備である)RX-0は一対一での瞬間的な最大戦力を行使し、敵性ニュータイプ及び強化人間を排除する設計がなされていた。
戦場において、当然ながらそれをサポートする戦力が必要となり、支援用MSとして『RGM-96X ジェスタ』が共に開発される事となった。
宇宙世紀0096年当時、連邦軍の主力MSであった『RGM-89 ジェガン』の基礎技術をベースに開発された本機は『RGM-79 ジム』から受け継がれてきた細身のGM系機体らしからぬマッシブなスタイルを形成しており、見た目通りの装甲の堅牢さを誇っている。しかしながら、重装甲化に伴う増加重量を容易に打ち消す推力機関の強化により、まさに上位機種と位置づけるにふさわしい機動性を獲得。援護対象となるRX-0に追従する。
携行火器には専用の物が開発されており、加速/偏向装置の追加により通常よりも銃身長が伸ばされたビームライフルを使用。ジェガン系の火器も使用可能ではあるが、連射(バースト)機能を持ち取り回しに優れるアサルトカービン型の銃器が任務上適している。またシールドも新規開発。機体背面のバックパックにアームユニットを介して接続される。
本体の装備拡張性も高く、火器管制を強化した重装タイプや索敵能力を向上させた早期警戒型といった武装プランも検討されている。


作戦域において存在する通常敵戦力の排除・制圧を速やかに行う事により、RX-0が最小限の消耗で敵中核戦力と対峙する「状況」を作り出す…ニュータイプ狩りの舞台を整える露払い的な役割を与えられた本機は、新型機評価試験の名目で地球連邦軍独立機動部隊「ロンド・ベル」隊旗艦『ラー・カイラム』へ合計12機が配備。うち三機をエースパイロットチーム『トライスター』が受領している。
前述の配備理由からも分かる通り、本機の真の開発理由は連邦軍組織内部においても秘匿されており、またUC計画のような「特別な事情」が無くても、RGM-89に代わる主力MSの刷新は行われないまま、その後30年近くの時を経過する事になる(例外として治安維持部隊や特務部隊への代替機種の配備は僅かながら行われている)
「敵」を見定めぬまま緩やかに、しかし確かに淀んでいく支配体制…それが、宇宙世紀0090年代後期〜0100年以降の地球連邦の実状である。




アニメでの登場に先んじて、ジェガンの上位機種となるジェスタが1/144スケールキットで登場。
「いかにも特殊部隊!」なネイビーの配色と専用装備が非常にカッコいい機体です。
小説の挿絵や公開された設定イラストで一目惚れしたジェスタが、安心のHGUCクオリティでこんなに早く手に取れるなんて…♪










前後から。











近場からぐるっと。
ジェガンのような丸みを帯びたラインはなりを潜めて、直線主体のスパルタンな雰囲気になっています。
それだけに頭部のヘルメットのようなデザインが目を惹きます。
元々のカラーリングが大人しめなので、成型色の時点で色分けも中々いい感じ。
自分では左頬のセンサー、左耳の円形部分、襟元、足裏、シールドに取り付けられたミサイル、バーニア内部に色を足してみました。
頭部バイザーにクリアパーツを使用。頭部センサーや腰部のV字のモールド、部隊章などは付属のシールで対応。
後はいつもの様にスミ入れを施し、クリアパーツ以外につや消しトップコートを吹いてお終い。
スパホを組んだ後だと、その作業時間の違いに愕然とします…)


プロポーションは文句なし。もう少し太めでもいいくらいですw
少し気になるのは成型色。腿部分などのブルーグレーの配色が…若干イメージと違うような。
初期のものとアニメ版に新たに起こされたデザイン画稿とではカラーリングも変更されているんでしょうかね(頭部バルカンも後付けっぽいですし)








可動箇所、範囲はHGUCシリーズとして標準的な内容かと。
ただ肩周り・股関節の自由度が中々高く、動かしていて非常に見栄えがします。
特に肩関節については、HG00シリーズとよく似たポリキャップ配置になっていて肩の入ったポージングが可能に。









ここからは付属品を。
交換手首は、握り手、平手、サーベル保持手が左右それぞれに用意されています。
後述するビームライフル用の持ち手は右手のみ。









ビームサーベルのグリップ部分は左腕に装備。着脱可能となっています。
右腕にはライフルの予備マガジンの意匠が。







専用ビームライフル
実銃には詳しくないのですが、なにやらモチーフが存在してそうなデザインですねw
センサー部分はシールで再現。






バックパックの左右両端部が取り外し可能。シールド保持用フレームを装着したパーツに換装できます。
フレームは非可動ですが、収納・展開それぞれの状態を再現できるよう二種類付属。
右肩にも同様に換装ギミック及びポリキャップの接続穴が設けられていますし、あと脚部のパーツ分割を見ても…これは出ますね重装型w









シールドを装備した状態。バックパック側でフレームが前後にスイング。
またシールド自体もポリキャップ接続により上下左右に角度調整が可能です。







フル装備状態!





ユニコーンとの比較。
足元の雰囲気に共通したものが見受けられます。
ベース機のジェガンとも並べておけばよかったorz





ここからは色々とポージングを!












腰部三連グレネードのカバーが開閉可能。









ライフルの両手持ちも軽々と。












ジム系MSらしからぬ重量感がたまらない…!









「俺を踏み台にしやがった…!」





「あれが、ユニコーン…!」







「大佐にナギナタを使わせるのか…!?」




「俺達のジェスタは、もともとユニコーンのバックアップ用に造られている。息切れした時は俺達が…敵を片付けるって寸法だ!」


小説版での登場当初は、パッとしない描写もチラホラ見られましたが…w
最終章でのユニコーンとの連携にはグッとくるものがありましたね!
こうなると、否応でもジェスタ・キャノンローゼン・ズールと並べてみたくなる…!







というわけで。

以上!HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタでした!




複雑な面構成がカッチリと再現されています。例によって非常に組みやすく、可動域も良好。
前述しましたがバックパックの拡張性からも、今後のキット展開に期待が持てますね!
というかランナー構成とかもキャノンを見越してますよねコレはw


…あともう一機ノーマルジェスタを組んで、もう一機はキャノン待ちか…いやいやそんな時間あるのか…?
(言うまでもないと思いますが、ラストの画像は加工してますよっ)


と、今後のキット展開に思いを馳せつつ。
そんなこんなで!