まとめて片づけるられるっ!(挨拶
…届いてたのにガッツリ放置しちゃってました。
ち、違う!ザクスナイパーのついでに開けたら想像以上に格好良かったからそのまま撮影しちゃったとか、そんな片手間じゃないからっ!違うよ!
…嫌な汗をかいて無意味な弁解をしつつ、今回は魂Web商店受注アイテム、『ROBOT魂×Ka Signature』から、ガンキャノン・ディテクターを紹介!
MSA-005K ガンキャノン・ディテクター
反地球連邦組織「エゥーゴ」と「アナハイム・エレクトロニクス」社による可変モビルスーツ開発計画「Z計画」の途上で開発された『MSA-005 メタス』は、実験機という当初の位置付けに反して実戦に耐えうる性能を発揮し「グリプス戦役」に投入された。MSA-005に使用された可変機構及びムーバブルフレームは一定以上の評価を集め、発展再設計またはフレーム技術の一部を応用した派生機が数多く開発されている。
反地球連邦支援組織「カラバ」の試作MS『MSA-005K ガンキャノン・ディテクター』も、そうしたバリエーション機のひとつである。
MSA-005のムーバブルフレームを流用した上で、各部の装甲を強化。バックパックに大型ビームキャノン二門、右肩装甲に小型ビームガン一門、頭部バルカン砲二門、携行火器としてグレネード連装式の専用ビームライフルを装備。
砲撃戦仕様に改められている。
MSA-005の可変機構を活かして機体重心を落とした砲撃形態をとる事が可能。その際はフロントアーマーのフレームが拡張、三点接地による安定した砲撃を実現している。
グリプス戦役においては完成した二機のうち一機が実戦投入。
カラバ指導者の一人「ハヤト・コバヤシ」が一年戦争時に搭乗した『RX-77-2 ガンキャノン』にちなんだ機体名称と赤のカラーリングを与えられた。
宇宙世紀0096年現在、既に旧式の扱いとはなるが、濃紺のカラーに変更された同型機がトリントン基地に複数配備。
過去の戦争終結後も地球上に残り、ネオ・ジオン「袖付き」の活動に呼応し決起したジオン残党軍と交戦。
精密な対空射撃によりドダイ等のサブフライトシステムを多数撃墜するも、局地戦に特化したジオン残党のカスタム機に対しては劣勢を強いられ、ホバータイプMSによる強襲を受け一方的に撃破されている。
余談となるが、メタスからの派生機としては、他に『MSA-005S メタス改』『MSA-005M メタス・マリナー』『MSZ-008 ZII』『RGZ-95 リゼル』等が挙げられる。
「Ka Signature」第二弾アイテムとして、『機動戦士ガンダムUC』小説版七巻、およびアニメ版episode4で登場したガンキャノン・ディテクターがリリース。
第一弾のバイアラン・カスタムは劇中での活躍も印象深い機体でしたが、まさか二番手として続くのがディテクターとは!
商品化にも驚かされましたが、その内容で二度びっくり。
見栄え・可動ともに申し分の無い出来となっていました。
近場からぐるっと。
前回のバイアランカスタムに続き、今回もABS素材を多用した外装が非常にシャープ。
通常のROBOT魂ラインナップでは敬遠されがちなフレーム露出部分までしっかり作りこまれています。
一部装甲を除いてほぼ全体に施された塗装に、つや消しでの仕上げ。質感も落ち着いた雰囲気で上々。
このあたりは、流石ブランドコンセプトに偽りなし。第一弾よりも丁寧な作業が伝わってくる見栄えには好感が持てます。
強いて外見上で不満を上げるなら、バイザー部分が塗装で表現されていた点でしょうか。
ここはクリアパーツで見てみたかった…。
付属品一覧。
交換手首(握り手・平手・銃保持手)魂STAGE用ジョイント、ビームライフル。
後日、オリジナルデカールが配送されてきました。
ここからは可動箇所・範囲を紹介。
頭部はボールジョイント一点。首周りの左右ロールに不自由はありませんが、上下の可動範囲が極端に狭いです。
肩・腕部の可動。
胴体側に引き出し式関節が内蔵されていて、前後スイング。
肩と胴体でボール接続。肩ブロック内で横スイング。上腕でロール。
肩と装甲版をつなぐフレームが横スイング。肩装甲版がロール可動。
肘に引き出し式の二重関節が内蔵。
一見すると肘は曲がらなさそうなデザインなのですが、折りたたまれた多重関節を引き出すことで大胆な肘可動を実現。
手首ボールジョイント接続。
胴体にも引き出し関節が組み込まれています。
前後に大きく可動、加えて腰部で左右ロール。
コクピットブロックの赤いパーツも連動して動くので見た目も抜かりなし。
サイドアーマーで横方向にスイング。股関節はボール可動。
腿でロールします。
バックパックの大型ビームキャノンは縦方向にスイングし角度調整可能。
フロントアーマーの裏側には折りたたみ式のアームが内蔵。
引き出した後、ディテクター本体を体育座りもしくは立膝の姿勢にすることで砲撃形態へ移行します。
付属品の専用ビームライフル。懸架用フックのみ可動。
細かい造形が際立ちますが、塗装が施されているのはセンサーや銃口内部のみ。
成形色そのままの見た目がディテクター本体のマットな質感と離れていて、悪目立ちしています。
このギャップは数少ない不満点。
参考レビューとして。
バンダイ ROBOT魂 Ka Signature バイアラン・カスタム - 仏の顔も3℃まで
こちらもご確認頂けたら幸い。
砲撃形態を目にした際の第一印象。
「コミケとか、イベント待機列に強そうな機体」だな、と…(えー
おまけ。
手持ち火器が寂しかったので、ガンダムFIXからサブマシンガン(どれに付属していたものだったか…)
昔懐かしのワンコインフィギュア「ORE-GUN 俺銃」より出力調整式多目的ビームキャノンを脈絡なく装備。
フォトショップでスペシャルクリエイティヴモデル・ドムの装甲色を調整してドワッジっぽく。
…レビューの主役が入れ替わってしまった(ぇ
と、と言うわけで!
以上!ROBOT魂×Ka Signature ガンキャノン・ディテクターでした!
シリーズの基本コンセプトに忠実に、塗装から受け取れる確かな質感、細やかな造形が堪能できます。
可動も、砲撃仕様の機体としては過剰なほどw 引き出し式関節の内蔵も手伝って、素晴らしい可動域を披露してくれます。
機体のアイデンティティーとも言える股間のアーム可動もしっかり再現。
劇中でもほんの僅かな時間だけ登場し、しかもフルボッコにされるという扱いの(涙)マイナー機にまさかこんな幸運が舞い降りるとは。
最初で最後のアクショントイ化…になるのかな。
『Ka Signature』の展開には本当に期待しています。
今後も様々な機体をラインナップに加えて、戦争博物館・MS同窓会的な濃い顔ぶれが揃っていく事を祈るばかりです。
差し当たって砲撃機仲間でネモIIIとか、Z-MSVの大物、ディジェSE-Rとかどうですかね、バンダイさん&カトキさん…?
含みのある視線を投げつつ。
そんなこんなで!