うおおおおおおおおッ!アクセスッ!!(挨拶ッ!!
…来たッ!!遂に来たッ!!
商品化アンケートでの上位ランクインッ!!あれよあれよとサンプル完成ッ!!
そこから待ったよ待ちましたッ!!目を閉じれば、発売まで指折り数えた甘酸っぱくも狂おしい日々の思い出がめくるめく走馬灯の様に半ば領空侵犯じみた唐突さで貴方の脳裏を優しくなでるトカなでないトカッ!
そうッ!!それはまさに晴天の平行励起ッ!!抜けば珠散るナイトフェンサー、皆様御存知公式チート、ここに爆ッ!!誕ッ!!(いいから帰ってこい
のっけから「オデッサの危険球隠し玉」と謳われた、世界観の違うマッドサイエンティストばりのハイテンションでお送りする今回はッ!!
『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』より、D-Artsにて驚天動地(言い過ぎ)の立体化を遂げた、黒騎士ナイトブレイザーを紹介ッ!!
諸君らの愛してくれた吾輩ですぞッ!!
ナイトブレイザー
『焔の災厄』によって荒廃した世界・ファルガイア。
その守護国家のひとつ、メリアブール銃士隊に所属し、後に新生「ARMS」隊員となる青年、アシュレー・ウィンチェスターが変身する焔の黒騎士、それがナイトブレイザーである。
「英雄」に憧れ、強い正義感を胸に抱くアシュレーは、とある誘拐事件を解決した功績からARMSに抜擢されたが、結成式典にてテロ組織「オデッサ」の降魔実験に巻き込まれ、心の内的宇宙に『焔の災厄』を引き起こした魔神・ロードブレイザーを宿してしまう。
しかし同時に、魔神を心に宿した事から、相反する存在であるガーディアンブレード『アガートラーム』を引き抜き、これも内的宇宙に取り込んでしまった。
ファルガイアを焼き尽くした破壊の権化と、それを一度は事象の地平に封印した聖剣。
二つの力はアシュレーの心の奥底で拮抗し、またこれらに力を与える「人の心」が加わった事で、奇跡とも言える安定状態を保っている。
魔神に侵食された異形、プロトブレイザーから人の姿を取り戻したアシュレーは新生ARMSに参加し、仲間と共にオデッサと激闘を繰り広げる。
その最中、自身と捕らえられた仲間の危機を前に「内なる声」に従い漆黒の騎士、ナイトブレイザーへ変身してしまう。
その後もアシュレーが内なる宇宙に接触(アクセス)し、魔神の力の一部を解放する事で変身が可能となる。
一部とはいえ、人知を超えた絶対的な力と破壊の焔を持ち、制御する為にはアガートラームによるパワーの抑制が必要。
また、魔神の力に接触し内的宇宙に入り込む事より、その際の暴走を押さえ込む為に多大な精神力を要する。
ナイトブレイザーの主な攻撃手段は、強化された筋肉と外骨格の様に硬質化された肉体を駆使した格闘(かかと落とし)や、破壊剣・ナイトフェンサーによる斬撃。また内臓器官からの粒子加速砲・バニシングバスターにより敵対する全てを消滅させる。
ナイトブレイザーの性質と行使される焔は、相対する者の魂を直接砕き、食らう事が出来る。
更には事象・概念・空間さえ破壊可能で、「世界」そのものに干渉し、焼き払う事も出来てしまう。
アシュレーの体組織を改変し現れた魔神がアガートラームの刀身を「纏う」事で完成する変身のプロセス上、本来は「銀色の騎士」となるはずだが、前述の焔が変身の際に周辺世界を燃やし、それによって生じた世界の「煤」が付着する為に黒い姿に見えている。
敵もゲームバランスも粉砕する凄まじい能力を誇るが、強い破壊の力で戦う事で生まれる負の感情はアシュレーの中のロードブレイザーの力を増大させ、魔神の復活を招いてしまう危険性を孕んでいる。
またアシュレー自身が怒りや憎しみによって精神のバランスを崩せば、制御不能となった魔神の力は容易く暴走し、アシュレー本人が新たな破壊の権化となってしまう恐れもある。
自らに課せられた強大すぎる力と使命に翻弄されながら、大切な人を護るため、また「英雄」という存在の意義に答えを見つけるため、仲間と共にアシュレーは荒野を駆けるが…。
余談だが、ゲーム中流れる専用BGM「バトル・ナイトブレイザー」は、アシュレーが変身する際にそれまでの戦闘BGMと必ず切り替わるようになっている。
曲が流れれば(一部のボスを除いて)勝利確定。まさに、処刑用BGMの代名詞的楽曲と言える。
…商品化アンケートにせっせと書き込んだ甲斐があったってものです。
RPGの名作「ワイルドアームズ」シリーズ。中でも特撮オマージュがそこかしこに満ちていて、ストーリー・キャラクター含め個人的に一番好きなのが「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」!
そんなシリーズ二作目で重要な役割を果たした主人公の変身態・ナイトブレイザーが、現行の技術を投入してD-Artsアクションフィギュアとして立体化ッ!
時を超えて、特撮ヒーローさながらのスタイリッシュな外見へ昇華されています。
高いアクション性、豊富な付属品にも支えられ、想い出補正もばっちり!大満足のアイテムです。
近場からぐるっと。
腕が長めで腰や足が細い、微妙に人型から外れた異形のシルエット。
オリジナルスタッフ監修は伊達じゃないッ!非常にカッコいいです。
外装の末端部分もシャープな造形。黒騎士…と言いつつ、設定通り生物的な雰囲気も併せ持っています。
露出した背骨の造形まで…!マフラーの皺やくたびれた造形も好み。
全身の艶を落とした黒と、メタリックレッドの対比が美しいです。若干の塗り斑、塗料のはみ出しがあったのは残念。
頭部バイザーを覗き込むと、銀色の目が確認できます。
フィギュアーツやアクトと比較。想像よりも小ぶりなサイズでした。
可動ッ!!
現行のフィギュアーツと非常に似通った関節配置となっています。
まず頭部。ボールジョイント可動。
肩アーマーが独立して上下にスイング。肩と胴体でボール接続。
肩ブロックで横方向スイング。上腕でロール。
肘二重関節。手首ロール+球体ジョイントによるスイング可動。
手甲は手首に沿ってロールしますが特に固定されているわけではないのでクルクル回ってしまいます。
ポーズ微調整には不向き。
胴体・腰部でそれぞれボール可動。
特に干渉もなく、よく動きます。もうひと息前屈が出来れば言う事なしでしたが…。
股関節は引出式関節+ボールジョイント。腿でロール。
股関節後ろの赤い突起が腰に干渉する為、ポージングに若干制限がかかります。
膝二重関節。足首でロール可動二点+球体ジョイントによるスイング一点。
手甲と同様に足首の赤いアーマーも固定無し。動かしていると正反対を向いていたり膝近くまですっぽ抜けている事も…。
また、股関節のボールジョイントが非常に固いです。関節軸をねじ切らないよう要注意かと。
赤いマフラーは背面で球体ジョイントにより連結。
保持力はなかなかのものですが、如何せんマフラー自体に重量があるので、サンプル写真のように大きくマフラーを上方になびかせても、自重に負けて垂れ下がってしまうケース多し。
またマフラーに動きをつけると、重みに負けて自立が困難となります。
魂STAGEでマフラーの先や裏面、フィギュア本体を固定した方が色々なポーズを試せます。
付属品ッ!!
交換用手首(握り手、武器持ち手、平手二種)、マフラー
ナイトフェンサー、バニシングバスター再現用胸部パーツ
そして岩ッ!!
焔の騎士が振るう破壊剣・ナイトフェンサー。
若干持ち手の保持が緩く、すっぽ抜けがち。
ギャバン・ダイナミック!
このナイトフェンサーの斬撃ポーズが再現できるとは…いい時代になりました。
深めのブルーの刀身はクリアパーツ。
ナイトフェンサーのグリップ・柄頭の形状は聖剣アガートラームのそれと同じ…という当時明らかでなかった設定に沿って造形されています。
ゲームではやたら長いナイトフェンサーですが、D-Artsでは取り回し易さ重視の長さになってます。
胸部パーツを差し替えて、バニシングバスターを発射!
中央部のレンズはクリアパーツ。
前述した設定文の通り、アガートラームで形成された鎧の中には魔神の肉体が!
これ程グロテスクだったとは予想外。内臓器官や血管のようなディテールが確認できます。
こうして見ると仮面ライダーやメタルヒーロー以外に、ガイバーへのオマージュも入ってる?
OPでのナイトブレイザー登場カットを再現する、切り立った『岩』が付属。
表面には足裏に差し込むためのダボが確認できます。
絶対に飛ばせないOPと(中断)EDが、そこにある。
「ひとつの番組を見せている」様な演出が大好きでした。
(…どうした。何をしている…)
また、この声が響く…いったい何なんだ…。
(考えるな…躊躇など、愚かしい者の行為…。今、お前に必要なのは望むこと、欲すること…)
…そうだ、僕は『力』が欲しい…。どんな逆境でも跳ね除けられるだけの『力』が…そうすれば…
(ならば、手にするがいい…)
何をッ!?
(我、そのものをッ!!!)
「これは『終わり』を告げる『始まり』の光…でも、信じておるぞ。
それは、あの時出逢った懐かしい光ゆえにな。そうじゃろ、アシュレー…」
「この『痛み』も『姿』も、僕が手にした戦うための『力』なんだ」
…初登場シーン、しびれました。
というわけで。
お馴染みのファイティングポーズから、ひたすら動かしてみます!
他商品からエフェクト等も拝借ッ!
そしてバックダッシュ。
「はあッ、はあッ、はあ…ッ!終わった…。
…いや…違う…。始まったんだな…」
まだまだいきます!
「あんなところにフェンサーが二本あります」「ええ、二本あります」
買っちゃったorz
リボルケイン的な。
…虫さんばかりというのも何ですので、今回キリエロイドさんに気張ってもらいました。
チートブレイザーさんに似合いそうな武器やマフラーを装備。
(拍手コメントにて色々アイデアを伝授して下さった方、有難うございました!)
…バイクとか、似合うんじゃないかな…と撮影後に気づきました。
スカルボイルダーとか今度出るfigmaキュイラッシェとか。
やはりナイトフェンサーにもう少し長さが欲しかったので、ガンプラから適当にクリアブルーのサーベルを拝借。
というわけで。
以上!D-Arts ナイトブレイザーでしたッ!
(ラストの画像だけ、1280×1024の壁紙サイズの画像を用意しております。
画像クリック後のはてなフォトライフから「オリジナルサイズを表示」を確認頂けたら嬉しいです)
手に取る事自体が幸運なのに、その上、これ程洗練された仕上がりを楽しめるとは…。
当時、デフォルメされたポリゴン画像のナイトブレイザーに感じた憧れを、今一度呼び起こすに余りある衝撃でした。
股関節の渋さやマフラーの重量、ロックのかからない装甲など不満点もありますが、総じて造形・可動域ともに優秀で、アクションフィギュアとしては非常に上質。
かつ、ゲームプレイ当時には判然としなかった細部の形状が確認できたり、バニシングバスター再現パーツなどの充実した付属品のおかげで、動かしているだけでゲームの追体験が出来ているような気分に。ファンアイテムとしても大満足の内容でした。
ゲームスタッフの、特撮ヒーローや怪獣映画への造詣の深さから生まれたキャラクターが、ファンに後押しされて他のヒーローと肩を並べるアクションフィギュアとして還ってくる。そのフィギュア自体にもゲームへの強いこだわりが感じられる…「好きだから生まれた」キャラや玩具はやはりいいですね!
今後の魂イベントでも、商品化アンケートや人気投票は是非継続して頂いて、予想外の商品化、でもみんな結構待ってた…みたいなキャラにスポットが当たる事を期待しています。
そしてなんと、オーバーナイトブレイザーも商品化決定とか!
あのきんgy…ゲフンゲフン、灼熱のボディがどのように立体化されるのか、今から楽しみです!
ところで、この調子でボス敵も…ラギュ・オ・ラギュラとかタラスクちゃんとか、ぼくらに勇気をくれたでっかい人ブルコギドンとか、出ないですかねぇ。
新ブランド「WILD-ACT」スタート!とか言って(えー
人型サイズのボスは「S.H.アームズアーツ」でどうでしょう!(さらにえー
…そもそもラギュ様の前にULTRA-ACTゼットンのリリースが先だろ。と自身にツッコミを入れつつ。
そんなこんなでッ!!