お前とアマノは、一人一人では単なる『火』だが、二人合わせれば『炎』となる。
炎となったガンバスターは…無敵だ!(挨拶
コーチは口を開く度に名言のオンパレードですねえ…。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
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地球帝国宇宙軍所属 超光速万能大型変形合体マシーン兵器 ガンバスター
「宇宙怪獣」と称される宇宙生物群 (STMC)の脅威に晒される地球と人類を救う為に開発された、地球帝国宇宙軍所属の試作型マシーン兵器。
宇宙軍所属、オオタ・コウイチロウ主導の元に設計された、彼の「心の結晶」とも言える第四世代・超光速大型宇宙船技術の塊である。
大型縮退炉を二基搭載し、超絶的なパワーを発揮、かつ光速の99.9%の速度で戦闘可能。
また、頭頂高200mの巨体は非常に堅牢で、肉弾戦もこなす。基本姿勢は「直立腕組み」であり、母船格納時も腕組み状態をデフォルトとしている。
バスターマシン1号、2号に分離が可能で、1号機パイロットはダイレクトモーションシステムによる機体のメインコントロールを行い、2号機パイロットは動力制御、火器管制、作戦指揮などを担当する。
大量の超兵器を機体各部に内蔵しており(種類が豊富過ぎるため本編で未使用の武器も多い)、パイロットの「努力」と「根性」により無敵の強さを発揮。
万単位、億単位の宇宙怪獣と単騎で渡り合い、勝利と奇跡を呼び起こす。
努力と根性があればなんでもできる!高知の技術は世界一イイィィィ!出来ん事はないイイイィィィィ!!(ぇ
と言うわけで、スパロボ超合金にガンバスターが仲間入り!
シリーズお得意の引き出し・引き込み式関節はもちろんのこと、同ブランド内でパーツの組み替えを楽しめる「クロスオーバージョイント」も採用。
気兼ねなくガシガシ遊べるガンバスさんです。
脳内BGMに「トップをねらえ! 〜Fly High〜」を流しつつ、紹介していきます!
近場から見回してみます。
造形は非常にシャープな仕上がり。合体ギミックは今回オミットされています。
合金素材は肩と脚部に使用されてます。足に重りがあると自立させた時の安定感が違いますね。
気になるのはプロポーション。かなり細めです。劇中ではもう少し上半身、特に胸部にボリュームがあったように記憶しています。
加えて、カラーリングにもやや違和感。金属的な質感の外装はいい感じですが、アニメでのガンバスターと比較してブルーグレー寄りの配色となっており、かなり鮮やかな印象に。
動かしているといずれのポイントもあまり気にならなくはなるのですが…ううむ。
可動箇所・範囲の紹介。
まずは首、頭部の可動。首元でボール可動二点。特に前後に広い可動域を持っています。
首元とフェイス下部の突起が干渉しがちですが、軟質素材製なので塗装剥げや破損の危険はそれほどでも無いかと。
肩アーマーの可動。
横・前後に大きくスイング。
頭部との干渉を避けながら腕を横に振り上げたり、劇中のように肩アーマーを上方に向けたままアクションポーズをとらせる事が可能です。
肩部・腕部の可動。
肩で前後・横方向それぞれにスイング可動。肘接続部でロール。
肘は引き込み式の二重関節。手首で球体関節によるスイング+ボール可動。
また、肩に引き出しギミックあり。前方に大きく腕を引き出す事が可能。
これにより、後述するバスターホームラン(バット)を両手で難なく保持したり、胸部周辺のスリムさも手伝って、完全ではないにしろ腕組みポーズを再現出来ます。
脚部の可動。
股関節で前後・横方向にスイング。腿でロール。
膝は二重関節。脚を深く曲げても関節部カバーの意匠が破綻しないよう配慮されています。
目立たないですが足首に引き出しギミックあり。軸可動とボールジョイントの複合で、接地性はなかなか良好。
付属品一覧〜。
交換手首(握り手・平手二種・バスターホームラン保持手・縮退炉保持手)
バスターコレダー(腕部用)×2、バスターコレダー(脚部用)×2セット
バスターホームラン×2、縮退炉、交換用胸パーツ
スーパーイナズマキック用足裏パーツ×4、魂STAGE用ジョイント、ギガドリル用ジョイントパーツ
バスターホームラン。専用の握り手も付属しています。
コミックやスパロボ参戦により日の目を見た武器ですね。
バットは二振り同梱。
宇宙怪獣〜野球やろうぜぇ〜。お前ボールな!
バスターコレダーを再現。
勿論、両手同時の展開が可能。
装甲の裏側までしっかり造形されています。個体差はあると思いますが、若干塗装のハネが気になりました…。
脚部のカバーを外して、コレダー展開パーツを装着。
(装甲を外した内部まで作り込まれていてニヤリとさせられます)
胸部装甲は(かなり固めですが)着脱可能。
内装ディテールパーツと差し替えが出来ます。
また、胸部から引き摺り出した縮退炉を専用握り手で保持する事も可。
ラストシーン再現用ですね。
しかし、あの合体ギミックで肋骨っぽい内装、そして圧縮木星の重力圏内でも活動できるボディ…どうなってるんだガンバスター。
ここからはアクションポーズを!
アニメのシーン再現(らしきもの)も交えつつ!
「艦長!」「なんだ」「第七ハッチが…開いています」「なにィ!!!」
デンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデンドンデンドン でっででーでっででーででででー
「やめろタカヤ君!ガンバスターはまだ完全じゃないぞ!」
「現状で10分は動きます」
「しかし、亜光速戦闘は無理だ!」「いざとなれば、ぶつけるまでです!」「タカヤ!」
「タカヤ。目標はあくまで敵の主力だ。雑魚には目もくれるな!」「コーチ…はいッ!!」
「オオタ君…!」「いけっ!」
「当たらない…相手が、速過ぎるんだ」
「あと二分保たない…捕まえなきゃ…だめだわ!イナーシャルキャンセラー、全開!」
未完成状態での初陣。
高速で動き回るギドドンガスさんを捕まえるのは、漫画版ゲッターロボ・巨雷鬼のオマージュでしたねw
世界のホームラン王、一本足打法。
…本当は「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権・早送りで見る落合博満選手」と言うネタをガンバスさんでやろうと目論んでいましたが、
いざ撮影したらマジで細かすぎて全く伝わらない事が判明したのでボツにしました(えー
「あ、アムロッ!馬鹿なマネはやめろ!いやほんとマジでちょっと!!」
「やってみなければ分からんッ!!」
「イヤやらなくても分かる分かり過ぎるからアムロオオオちょっとおおおオオォォォ!!!」
…茶番はここまで。気分を変えて、太陽系絶対防衛戦の一幕を。
バスターマシン、合体!
「お姉さま、あれを使うわ」「ええ、良くってよ」
「合体したガンバスターを、ただのマシーンと思わないでよ…」
「コーチの」
「コーチの!」
「コーチの心が!こもってるんだからあああああぁぁぁーーーッッ!!!」」
「みんなの未来、私たちの未来!ガンバスターで創ってみせる!!」
「その通りよ!だから!邪魔しないで!」
「あと二千万キロ…それまで、保てばいいわ…ハッ!!」「下も!!?」
「まいったわね。まさかこんなものもあったなんて」「思ってもみなかったわ」
「流石ね」「でも、コーチの作ったガンバスター、甘く見ないでほしいわ!」
「ダブルバスター!コレダアアァァァ!!!」
バスターコレダー!!
エフェクトパーツ大活躍ですw
スパロボ超合金シリーズの新ギミック「クロスオーバージョイント」
他作品のメカと関節軸の構造を同一規格化する事で、武装や腕部と言ったパーツの交換、作品の枠を超えたクロスオーバーが楽しめるとかなんとか。
バスターロケットパンチ!!
背面カバーを外すことでジョイント接続穴が露出。
バスター!スクランダー!
さらに、既発売の
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2013/01/18
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バスター!ドリルコレダー!!
…とりあえず頭に「バスター」ってつけておけばどんな武器でも成立するような気がします。
そして、最終話からも少し…。
「ユングが、譲ってくれたの。これで最後になるからって…」
発進シーンのモチーフを調べたところ、実写版ジャイアントロボらしいですw
「…質量不足です。中心部で縮退連鎖を起こさない限り、爆縮は始まりません…失敗です」
「なんてこった。人類のすべてをかけた結果がこれとは…神も仏もいないのか」「天が我らを見放しただけでしょう…」
「奇跡は、起きなかったな」
「いいえ」
「奇跡は起きます。起こして見せます!」
「いってらっしゃい、ノリコ、カズミ…帰ってきたら、おかえりなさいと言ってあげるわ」
「…やるわ!お姉さまの命、あたしに預けて!」
「ごめん、ごめんねガンバスター…」
「電源オフ。一号炉、全力運転」
「…縮退開始!」「縮退、開始!」
果てしなき流れの果てに辿り着いた結末は…という事で。
「ありがとうガンバスター…さようなら」
以上!スーパーロボット超合金 ガンバスターでした!
当時のファンだけでなく、スパロボへの参戦もあって現在では一定の知名度を確保しているガンバスター。
いかにも「スーパーロボット」な円柱型の手足、鋭角的な頭部のデザインを、当世風のスマートな造形に落とし込んでいます。
率直な感想を言えば、アニメで活躍するガンバスターのプロポーションとは方向性を異にしているな、と。
全長200メートルオーバーの超大型ロボが放つ巨大感、威圧感といったイメージは薄めです。
とは言え胸部を小さめにした分、足回りが長く造形されているので、全体のバランスという観点では決して悪くはありません。
このスケールでこれだけカチッとした仕上がりのガンバスターが手に取れるというのは素直に嬉しいところ。
関節保持もしっかりしているので、過去、様々なガンバスターのアクショントイがリリースされましたが、今回のスパロボ超合金版が最もストレスなく遊べる印象です。
ただ欲を言えば可動面に関して、やるなら徹底的にこだわってほしかった…という思いも残ります。
肩回りの可動は素晴らしいの一言ですが、下半身、特に股関節はもう少し煮詰めても良かったのでは。
個人的には可動域がもう一声足りず、スーパーイナズマキックが微妙にしっくりこない感じです。
また、基本姿勢である腕組みポーズについても、敢えて「可動」で見せる必要はあったのかな?という疑問も。
例えば、発売からかなり期間が経過してますが、山口可動フィギュアのモノシャフトガンバスターは、胸部と腕部をごっそり専用パーツと差し替えて腕組みポーズを再現する…という荒技を見せていました。
今回のスパロボ超合金版でも、せっかくクロスオーバージョイントの採用で前腕部が取り外し出来るわけですから、同じような腕組み再現が出来たのではないか…と、浅慮ながら思ってしまいました。
「二次元の嘘」が多分に盛り込まれた腕組みですが、ガンバスターを語る上で外せない要素である事は間違いない筈です。
こだわりを感じたかったです…パッケージ写真に腕組みポーズが無いのは正直寂しい。
…と、散々イチャモンをつけておきながら、気付けば最近のレビュー記事の中でも一、二を争う画像数に(汗
撮影の手が止まりませんでした…。
スパロボ超合金の持ち味であるサイズ、関節保持と言った「気軽さ」「手軽さ」が、今回のガンバスターには非常に良い方向に働いたと思います。
魂WEB商店で発売される「努力と根性の武装セット」も欲しくなってしまいました。まんまと踊らされてるっ!
ただ…おや?バスターミサイルは…ミサイルマイトじゃなくて…アレ?
今思い返しても面白いですねえトップ。久々に観直してみたくなりました。
オカエリナサト。ソンナコンナデ。