軍隊とは何ぞや
…語りたいが知識と覚悟が足りない(挨拶
上記の通りプレイ終了です「ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編」
以下、ネタバレです。
お祭りダイジェストが終わったら、以外に短く物語終了。
…これは後味悪いなぁ。予想は付きましたが。最後の選択肢に意味がなくて本当によかった。例え分岐があるとしても、僕は人間として片方の選択肢を選ぶ気にはなれません。あの選択肢が表示されるのは、梨花ちゃまの人間としての、そして当事者としての証明みたいなものなのかなぁ、と。上手く言えなくてゴメンナサイ。
…昨日のブログでの予測、羽入を中心とした登場人物への感想はほぼ変わりません。レナの最後の辛辣な言葉は、そのまま自分の感想を代弁してくれたのでグッときました。
で、なにやら巷で物議をかもしている「自衛隊」問題。
自分は正直…平和ボケボケなので確かなコメントは出来ませんが…
これは「起こりうる事態」として認識しています。作者が自衛隊、軍隊、右翼的思考に対してどんな感情を持っているのかは知りません。
軍部を悪として描く事の意味はなんでしょう。
結局のところ、軍隊は国民を守るのではなく、国の権威、面目を護るために存在しています。
それが国民とイコールで結べればよし、そうでなければ消去法で国民の存在は高くも低くも扱われます。
それの意義を説く前に、「ひぐらし」の作品内の自衛隊、軍隊の姿を見つめる、感じる、それだけで自分にはいっぱいでした。その先に思考をめぐらす事ができませんでした。
「滅菌」が行われる時の、マスクの中の涙
うろ覚えの黙祷
最も覇気の失せた号令
そこに彼らの「人間」を感じた瞬間、自分にあったのは恐怖ではなく ただ哀しみ。
すいません、自分はそれぐらいしか感じられません。
ルールとは何か。
存在意義とは何か。
軍人とは何か。
自衛隊とは何か。
…弱った。自分の中には何も材料がありません。
今の「日本」にどっぷり浸かった自分には、今作品から様々な意見をぶつける人々を羨ましくも思います。
勉強しなきゃなぁ。
鷹野には怒り心頭。純度100%の悪役です。フォローするところねぇ〜。
スプーン一杯で驚きの殺意に。あの女だけは許さない。
そもそもなんだ!あの鷹野の衣装は!?あのコスプレはないだろう。
良くも悪くも純粋かつ正直なオンナ。鷹野は偽名?祖父の名前が高野一二三…とすると。
でも殺される直前のレナに脱帽。意志の強さが人間の強さ。あの瞬間において完璧に鷹野は敗者。引き金引いた瞬間負け犬。ざまを見なさい。
ま、それはそれとして。
面白い作品でした。自分の予測、推理とは180℃ベクトルが違っていましたが(笑
納得できて、それが楽しめるのなら文句はありません。オフィシャルはオフィシャル。アナザーストーリーを構築する楽しみを十二分に味わえました。
今から最終作が楽しみです。
自分も奇跡を信じておりますよ!!
頼むから魅音にもっと出番を(かぶせ
べ…別ににーにーの出番なんか…待ってないんだからっ!