仏の顔も3℃まで

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舞台観てきた

刺激受けまくり(挨拶



小田急線は経堂駅からえっちらおっちら歩きw
声優・井上和彦さんの教室「B−box」の公演「オキュパイ〜B−boxを占拠せよ!」
を観てきました。


週末までの公演のためネタバレ感想は避けますが
この作品は、役者にとっては抗いがたい恐怖を伴う作品です。演じる側でも。観劇する側でも。


極限状態とは何ぞや?
その中で芝居を続ける役者の生き様、気合に満ちた姿を通して、
生きる事とは?情熱を注ぐに足るものは何か?といった深いテーマに切り込んでいく作品ではないかと。
同じ芝居をする人間として、観ていて胃の痛くなる思いでしたw


何が凄いって
役者の皆さんの「眼」が凄い。


ぶっちゃけて
自分はこの「オキュパイ」と言う作品、脚本的には何の魅力も感じませんでした。
やや言い過ぎかもしれませんが、展開として「??」を頭に浮かべざるを得ないシーンが多々あり。
ストーリーの核として領土問題、政治的問題も抱えているわけですが、この辺の落としどころがどうにも稚拙というか適当。
現実感無いです。この辺の「リアル」をもっとしっかりしてないと「人質」は緊張できない。
…いかん。ネタバレ厳禁orz


ただ、作品の根幹にある「テーマ」は決してぶれないんです。
それは出演している役者の皆さんが「役者」としてメチャメチャ誇り高い人たちだから。
ベテランも若手も関係ないです。全力投球しまくりです。いつでも限界突破です。
それが視線に現れていました。自分も観客という「いち出演者」として役者さんたちにメンチを切りまくっていました。
…怖かったらごめんなさいw自分、目つきだけは悪いのでw
つーか座席の都合上、自分の席の30センチ前で熱演を見ることになったので(自分、上手の隅っこ、最前列にいました)
何だか知らんが近いなコノヤローw


凄く完成度の高い舞台でした。
完成度が高いという事は、それを土台にして公演数を増すたびに変化があるという事。
逆に変わっていくんです。
翌日以降の公演を観たくなる舞台…サイコーですよね。


自分の出演する舞台が近くなると、こうして別の作品をよく観ます。
断じて現実逃避ではない…はず…はず
今回もきっちり喝を入れて頂きました。
よ〜し俺もやったるで〜。


観れてよかったと言う舞台がまた増えました。
ここで貰ったエネルギーを今度は自分が自分の舞台で叩きつけて、そこからまた何かが広がって。
芝居やるって本当に楽しい。


出演してた同僚のヒト、B−boxの皆さん、そして井上和彦さん、本当にありがとうございました。




余談。
ナマの井上和彦さんは、やはりオメガカッコ良かった。
自分大ファンなんですわw