仏の顔も3℃まで

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コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第七話感想『棄てられた 仮面』

ルル様一話で立ち直る(挨拶



前回、ようやく再会したナナリーに精神的にフルボッコにされた我らがルルーシュでしたが…
ハンパないやさぐれ方と、友情に溢れた復活劇で目出度くゼロ復活。今回も面白い!


ナナリー以外(というかナナリーを含めた自分を取り巻く環境)に戦う意義を見出したルル様、今後は少し視野が広がってゼロとしての立ち回りにも変化があるかも。そして復活前のアレは…んん?これ放送時間って何時だっけ。


以下、気になったことをつらつらと。




まずは意識を取り戻したルル様。自宅のベッドってことは、救出後カレン辺りが運んだのだろうか…。
うわごとでナナリーの名前を聞いちゃったロロ、着実にフラグを立てております。何の?とはあえて言うまい。




続いてナナリーの総督就任のスピーチ。行政特区日本の名前を出すところに、先週語っていた「ナナリー自身の意思」ってのが見えているわけですが、ブリタニアにしてみれば皇族の大不祥事、イレブンにしてみればそれ陽動作戦だろ?と疑心ぷんぷん。誰にも好意的に受け取られない名前をあえて出してみたけど各陣営の反応は当然冷ややかですな。
しかし「虐殺皇女」か…ルル様もつくづく罪作りなことしたもんだよ(涙
ナナリーの登場に狼狽するルルを見たら、一発で記憶が戻っているとばれそうなもんなんだが。スザクが公務で学校にいないのが幸いしてます。詰めが甘いぜスザク。
しかし、メガネ侍女が登場するとつい「何かある」と下種の勘繰りをしてしまうスキル?が身についた自分。



で、ルル様逃走ww
貴重なギアスの命令を、車両貸し切りに使用したり、腕立て命じたり遠吠えさせたり、あまりのやさぐれ&八つ当たりに笑ってしまったwでもさり気無くギアス能力を乱発・浪費しているわけで、今後の能力肥大に繋がらないかが心配。
「いつまで」と制限を設けられなかった腕立て貴族。今後は上半身だけムキムキになって登場です(マテ
好き放題の挙句にリフレインに逃げたりカレンに見もふたも無い要求かましたり、もう駄目だこの人…と思ったのですが。
拒絶したカレンの台詞は、一期でルルが藤堂に語った「夢の続きを見せる」って言葉と重なってますね。


前回、カレンはナナリーの記憶があるので皇女として顔を出したらルルとカレンがタイヘンだ…とか書きましたが、なにやらその辺の事情は全て知っているっぽい。C.C辺りが話したのか?「取り返せば良いじゃない」の台詞はナナリーを指しているんだろうなぁ。
あと、このシーンのカレン私服にときめいた俺。




この後、ルルが追っかけてカレンともうちょいドラマが…と思ったらロロ割り込み。
というか…兄貴の後をつけ回したり車掌に時間停止ギアスかけて車内映像をオンリーナナリーグローリーにしてルルーシュを慌てさせたり、「僕だけはずっと一緒に」って、それあなた

と感じた視聴者は自分だけではあるまい。


ロロにしてみれば「ルルーシュランペルージの弟」って自分の立場が守られればそれで良い訳で。それ以上でも以下でも無いから、ルルがゼロを続けようが、いち学生になろうが些細なこと。
ただナナリーと自分の居場所が重なる以上、ルルがこれ以上ナナリーに固執するのは絶対に赦せない。だからこそ「ナナリーは重荷」って意識をルルに植え付けようとしているんでしょうけど。
まあどうやったってルルーシュはナナリーを選ぶんだから、そうなった時のロロが恐い。ロロ雑巾のように棄てる前に、背中には十分注意だぜルル様。




続いて神楽耶様。なんて度量の広い、出来た妻なんだ…ん?妻?そんな設定いつからあった?と首をかしげる。まあ面白いのでよし。
そして神楽耶様の可愛さにやられたのでもっとよし。
C.Cとカレンを交えて三人官女とか、それ意味分かっていってるのか?と吹いてしまった。上手くあしらっているようで対抗意識が見え隠れするC.Cと、うろたえるカレンが和む和むw


…ふと考えてみると、ゼロ=ルルーシュとキョウトの唯一っぽい血族の神楽耶のカップルって…ブリタニアと日本の皇族同士の組み合わせ?

なんかいろんな問題が解決するようなしないようなw
または神楽耶が日本を、天子様が中華連邦を、ナナリーがブリタニアをそれぞれ統治!そんな胸躍る未来とかどうよ?
…などと声高に叫ぶと手が後ろに回るような、寒い世の中になったものですね(遠い目




ルルの復活。
今までは自分の戦う目的がナナリーの未来だけだったので、いざ自分がその障害になったが為に今回のやさぐれモードが発動してしまったわけですが。
じゃあナナリーの未来ってなんなの?その時ルルーシュは何処に居たいのか?という「環境」にようやく視点を移せたルルーシュ
学園の仲間との会話で、自分やナナリーを含めた安らかな時間を取り戻す、偽りの記憶で守られた揺り篭でなく、自分がブリタニアを追われた後の時間も全て肯定して、自分とナナリーが存在していい世界として受け止める、だから守る。そこに気づけたってのは、ルルーシュの成長、変化と言えます。
今までもそこに気づくチャンスは散らばってたんですけどね。
そして取り戻すべき世界には存在できないロロ。ここでもルルーシュの描く未来からハブられてて泣ける。ニーナすらいるのに(失言
まあ今後のルルーシュの心境によってはどう転ぶか分かりませんが、先行き暗いなぁロロ。




ラストの艦隊線。何気に藤堂vsスザクの師弟対決再び。まあ物量的に喧嘩になっていないのですが。
偽装船の内部に潜水艦を隠しているってのはいいとして、前回ラクシャータが合流したのにナイトメアが紅蓮一機だけってのはいったい…?他の機体は飛翔滑走翼の調整中だったのでしょうか。のワリにヴィンセントにはフロート実装されてたしなぁ。


ルル様の奇策による大逆転があるのでどうしてもそちらに目が往きがちですが、自分が感心したのはスザクの艦隊指揮。一年前は一兵卒だったスザクが指揮官として有能振りを発揮している。ラウンズとしての経験値をまざまざと見せ付けられました。
ただ、やはり上をいった復活の魔神。
ルルーシュの采配は多数が相手となると光る。自然や地形を味方につけたり人心を把握したりといった搦め手がゼロの戦法として定着した感があります。


メタンハイドレート。現実では採掘が困難な、水中にある燃える氷だそうな。詳しいことはよく分かりませんが…。
まああれだ。燃やすな危険、メタンが出るぞ。
しかし採掘プラントがあるって事は、ギアスの世界ではエネルギーとして利用されてるって事なのか。サクラダイトといい潤ってるなぁ、一部分で。
あと一斉に吹き出したメタンで船が転覆しまくってましたが、そうなると海上はメタンが充満しているわけだよね?スザクはヴァリスを撃とうとしてましたが…科学的なことは自分はよく分かりませんが、ドリフオチにならなくて良かったと胸をなでおろす。
大損害を被ったスザクですが、今後もし物量戦になった場合は周囲の地形や気象・環境条件にも目を向けるはず。今回たまたまメタンハイドレートの採掘基地が近辺にあったってのは運が無かったのもあるし、利用できるものは何でも利用するというゼロ=ルルの思考を読みきれなかった甘さもあります。
今までは戦略重視のルルに、戦術をもって潰しにかかるスザク、と戦場での立ち居地がはっきり別れていた二人でしたが、今後は共に指揮官として知恵比べをする機会も増えるのでしょうか。だとすると今回の反省を踏まえてスザクがどうルルに挑むか、ルルはどうあしらうか。次が楽しみ。


そして変態ポーズで特区日本への参加を表明するゼロ。前述しましたが、ヴィンセントのフロートユニットは日本製。いつ装備したのだろう?






というわけで七話でした。
まあ戦う決意を新たにしたルルーシュだから、特区日本への参加も一癖あるに違いない。次週も期待です。
最後に。
セシルさんの料理はどんどん殺傷力が強まっていて恐い。ロイドよりも巻き込まれて食べちゃったギルフォードが不憫。
つーかギルは髪を解いていたので最初誰か分からなかったワナ。


精密検査前に(料理回避の為に)抜け出したり、沈む艦から先読みしてコンクエスターを発艦させたり。
恐るべし先読み危険察知のスザクに拍手を送りつつ。




そんなこんなで〜。