ある種異世界だ
…人間愛憎悲喜こもごも(挨拶
終電という世界がある。
一本前の電車には無い。そっちはただの交通手段だ。
終電だけが異質だ。
のっけから意味不明ではあるが。何が言いたいかというと
終電の車内とか到着した駅とか
人間の反応が本気で面白い。
車掌の行動もなんかヘン。
なんだろうね、あの説明しづらい開放感は。
酒が入って、っていうのもあるけど、妙に乗客が人間くさくてw
プチケンカは発生するわ、車両の端っこに座り込んで本気で隣の(初対面の)女口説こうとする奴がいるわ。しかもまんざらじゃなさそうだったりとか。
駅に到着する度に車掌と世間話するジイさんとか。
もんじゃ作成手前のオンリー絶体絶命都市なオッサンに
別のオッサンが「大丈夫ですか?」と声をかけ
どう見ても大丈夫じゃないのに「大丈夫です」と応えてしまうオッサン。
終電だから、後が無いから、なんとしても乗り続けなければならないオッサン。
流石に気まずいので座席を譲る自分。
巻き添えは御免なので車両を移動した自分。
「礼などいらん」的雰囲気と勘違いしたか感謝しきりのオッサンと別のオッサン。
もっと気まずい早足の自分。
・・・これ、芝居にしたら面白くね?舞台上に電車の座席仕込んでさ。
とか不謹慎にも考えた。酒で濁った頭で予算まで計算してた。
そんな金曜、ダイヤが乱れまくってた最終電車。