デスノートも終わったか…
これでまた観るものが減った(挨拶
アニメ版『DEATH NOTE』もようやく完結をみましたな。
感想は途中で投げ出してしまいましたが、しっかり観てました。
で、だ。原作と比較して、ラストの演出の違いに納得がいかない。
コミックでの最終話も蛇足だなー、という印象が強いので決して良い印象は持っていなかったのですが、アニメ版の最終回にはもっと不満を覚えました。
はっきり言えば。
ライト君が綺麗に死にすぎる。
原作では仕掛けたトリックを見破られ、銃で撃たれ、全てを失ったライトが、それでも生にしがみついてリュークに縋る。
リュークはそれをライトの敗北だと冷たく断言し、当初の宣言通りライトの名前をノートに書く。
そこでライトが「死にたくない!」と今までの彼からは考えられない醜さを露呈し、みっともない懇願をした後にこと切れる。
この絶叫がアニメ版では綺麗に削られてました。
今まで命を軽んじてきたライトが、事が自らの生き死にに及んではじめて見せる生の感情、これをやっておかないと。
ラストでライト君が叫び、取り乱す姿には大事な意味があると思うけどなぁ。
ただ誰もいないところで静かに死なせる為に倉庫から逃げ出させて(テル君が自殺する心理はまあ理解できるが)
説得力のない走馬灯モードで学生ライト君とすれ違い
竜崎の亡霊wと御対面したり
何故か意味もなくミサが出張ってたり
なんだあのラスト?
アニメって、必ず原作とは違うラストにしなきゃいけない、なんてルールがあるのだろうか。
ライト君がかっこ悪く死んでいく意味は絶対にある。矛盾するようだけど、そのかっこ悪い死に様の方が、かっこいいよ。