コードギアス反逆のルルーシュR2　第三話感想『捕らわれ　の　学園』と第四話感想『逆襲　の　処刑台』

名言誕生、ロロ雑巾（挨拶

さてさて、買いだめしている模型の写真を撮り倒したいのですが、その前に録画しておいたルル様R2の三話と四話を視聴。
とりあえず最近のルル様は夕方五時のアニメ主人公にあるまじき発言のオンパレードで終始笑いが止まらない。
この人妹が絡むと色々真っ黒だｗｗ

まずは三話から。
もっとルルの記憶やら不可解な登場人物の言動やら、学園パートの謎は引っ張るかと思ったが、あらかた三話で答えが出揃った感じ。
ヴィレッタやロロとかブリタニア勢はみんなルルの監視役。でもルル＝ゼロの監視に留まらず、ルルに接触するであろうC.Cが狙いのようで。
勿論ルル様の記憶が戻っていることが分かれば学園内の人間に何をするか分かったもんじゃないから、ルルにしてみればナナリーの居所が分かるまでは記憶が戻っていないフリを続けるしかない。
なんという狸と狐の化かしあいｗ

一期でギアス駄々漏れ状態のルル様だったが、まさか対応策がコンタクトレンズとは！
そしてでかすぎるよコンタクト！！アニメって恐いｗ

空白の一年間でナイトオブラウンズに出世したスザクは、相当勇名（悪名？）を世界に轟かせている様子。
勝った気まんまんの貴族どもの前に降り立った瞬間「勝敗は決しました」ってどんだけー。
まあ実際一機で戦場を蹂躙しまくっているんですが。
ランスロットはスラッシュハーケンを左右同時に使うのが絵になるなあ…つくづくオフシュート版のハーケンが一基しか付属しないのが悔やまれる。もう一個買うかコンチクショーｗ
登場から戦闘までの問答無用っぷりが誰かに似てると思ったら、攻撃自由の超絶無敵主人公様だ…（遠い目

ロロのギアス能力や性格についてはこの後の四話でこれでもかと解説されるのですがｗｗ
『ロロを中心とした一定範囲内の人間の時間停止能力』って暗殺に向きすぎだろう！
無機物にはかからないようですが（人間だけ？）

性格的には幼少からアサシン生活にどっぷり使っているため、ルルの弟って立場も『任務』の一つと割り切っているようでしたが…ところがどっこい家族の情は弱点ぽいぞ。そしてそれを見逃すルル様ではなく。
「お前は優しく攻略してやろう」この台詞は色々危険だと思います。アッー。

ラストの中華連邦の造反に関しては、グリーンリバーな武人のシナリオ通りですな。

で、四話。
武人・星刻は、どうもお飾りの天子への忠誠心ありきで、売国奴と化した重鎮を始末する隙を伺っていた様子。
ギアスがかけられていたかどうかは些細な事、領事館を明け渡すという明確な裏切り行為を白坊主が取ってくれたので、あっさりとワイヤーマジックで始末。匿っていた黒の騎士団に罪は全部なすりつけってことで。あえて領事館内での騎士団の武力展開を許していたのも、ブリタニアとの潰し合いを継続するよう仕向けた罠。このままブリタニアの介入で黒の騎士団のテロ行為が鎮圧出来れば所詮そこまでと見限るし、起死回生でゼロが逃げ果せるようなら、今後も利用可能な駒として認識する、と。腕っ節よりも知略の方がいけてないかグリーンリバー。

で、銃突きつけてロロを追い詰めたと思ったら、逆にギアス能力で手玉に取られるルル様。この人やっぱ肉体労働に向いてないわ。
この後のギアス能力の種明かしをしたり、ロロの目的を聞き出そうとして誘導尋問を仕掛けるのに、全て右から左に受け流されるルル様に吹いたｗ必死すぎるよルル様。
でもC.Cの名前を出したところでロロの躊躇を感じ取るや途端に攻勢にでて、そのままロロの未来やら任務の話に論点のすり替えを行なうルル様が黒い。上手いのは要所要所で兄弟である点を強調し、「自分が囮」と自らを窮地に追い込むような姿勢を相手に植え付ける点。まあ嘘なんですがｗ
かと思うと逆の発言で「自分の命には代えられない」と嘯いておきながらラストで献身っぷりを披露。まあこれも嘘なんですがｗ
まさにペテン師。かつてここまで舌先で窮地を乗り切る主人公がいただろうかｗｗ

↑この人はちょっと手口が違うような…。

しかし実際にロロを篭絡するまでの流れは、今までの完璧な作戦を身上とするルル様には珍しく穴が多すぎ。というよりバクチ。

なんて名言を残した魔王軍の切り込み隊長がいましたが、ルル様の場合は賭けにはずれた時点でジ・エンドなわけで。
一騎打ちから「来たか！来てしまったのかロロ！」でブライダルマまで、すべて綱渡り。
仮面の下が汗だくのルル様ってレアだなー。
ロロが「ルルーシュ・ランペルージの弟である」事に固執していた点を逆手にとった、文字通り体を張った罠。狙撃からロロをかばうというシナリオを演出することでロロの弟としての側面に揺さぶりをかける巧妙な手口ですわｗ
で、ルルを助けてしまった自分が理解できない、C.Cがいるのに何も出来ない、「兄弟だろう、お前の未来はここにある」と兄貴の甘い囁き。