仏の顔も3℃まで

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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第17話感想『土の味』

figmaスザクの使い道は決まりました(挨拶



…失敗したなー、こんなことならワンフェスfigmaのスザク買うために並んでおけばよかったw
というわけで17話です。スザク、見事なダウン攻撃。
各キャラごとに感想を。




ルルーシュ
頭は下げるが謝罪はしない。
理由は告げるが、(真実コミの)言い訳はしない。


一見ただのめんどくさいw男のようですが、ルルーシュの場合は自分と関わった事で犠牲になった人達への贖罪と、ゼロとして悪を成しても巨悪を討つ、の公言を全うするという意地が「本当のこと」を話すのを邪魔している感じ。
この辺はルルーシュらしいというか信念を感じるのですが、スザクが求めているのはそういった事ではないからなぁ…。
まあ確かにあの場面でユフィやシャーリーの死の真相をぶちまけるのは意味無いどころか火に油かもしれませんが、少なくともゼロとして戦うことになった理由、つまりマリアンヌの事は話してもいいような。あと「生きろ」ギアスの理由も。聞かれたことには答えましょう。


歩み寄りかと思ったらこれ以上無いタイミングで横槍。こうかは ばつぐんだ!
裏切られたと絶叫のルル様。本当の「マジ涙目」が見れるとは。
この人土壇場で感情処理が追いつかないというか、焦ると人並み以上に視野狭窄になる。スザクがルルーシュを助けないのは軍人としての判断なので仕方ないとは言え、表情からスザクにとっても本意ではないと気づきそうなものですが。


ギルフォードへのギアスを利用したりとか藤堂の部隊を潜伏させてたりとか、一見「裏切ったとか言っておいて自分も後の策は用意してるじゃねーか」と思ってしまうのですが、ギルフォードへのギアスの効果はそもそもトウキョウ攻略用の駒の一つ。たまたまギルがルルーシュを観察していたので発動出来ただけのバクチ要素の高い脱出法(事実ルルも「よく見ていてくれた」と安堵した台詞を発してました)だし、藤堂に関してはもともとトウキョウに攻め込むための別働隊ですから、スザクとの話し合いの結果如何によっては突入は無かった可能性もある。タイミングの問題。
後の策は全てゼロとしての作戦の一環。スザクの説得については本当に「ルルーシュ一人で」やるつもりだったようです。でも結果があれじゃあ…和解には遠いか。




・スザク
顔面踏み付けは流石にどうかwと突っ込みたくなるが、後の主張はスザクにしては珍しく筋が通ってる。ルルーシュ相手の時だけだな…。つーかやっぱりユフィの死は吹っ切れてないじゃんか。
「生きろ」ギアスで信念を歪められたと言いたそうなスザクですが、死にたがりについてはこれまたユフィとの「好きになりなさい」騒動で決着したものと思っていたが。後のスザクの行動と「生きろ」ギアスの効果はまた別の話のような。
それとも「命に代えてもナナリーを守る!」と冗談でも言えない自分が歯がゆいのでしょうか。


はたから見ればスザクにギアスをかけた理由は、ルルの保身の為でもなんでもなく、ただスザクに死んでほしくなかったからと分かりそうなものなんですが、ルルーシュは贖罪と意地から本音を話さないし、スザクはスザクでルルーシュの本質がかつての友達のころのままなのか、それともゼロの行動が証明する冷酷非道さが本性なのか、判断が付かない。二人とももどかしいったらもー。
ルルーシュの瞳の色が父ゲンブと同じで一人で背負い込もうとする者の目、と父親との経緯から気づくスザクは皮肉としかいいようがないです。




・ギルフォード
祝!二代目オレンジ誕生!!(えー
ルルをコーネリアと認識するギアス効果ってのも…なんか局所的に大喜びしそうなネタですね(棒読み
ホンモノのコーネリアと出会ったらどうなるんでしょうか…。ホンモノ見るなり「髪に縦ロールが無い!お前はニセモノだ!!」とか言い出したら笑える。髪型基準ですか。
しかしジェレミアといいギルフォードといい、国家の前にまず主君なんだよなー。
優秀な軍人ほどこの傾向が強いところにブリタニアの限界が見えます。




・星刻
相変わらず指揮官としても戦力としても優秀すぎる。
相手がナイトオブワンでも引けを取っていないと感じましたが、ハドロン砲の射角を確保するためにあえてエクスカリバーの一撃を食らったのは痛い。流血グリーンリバー。
まあこの人の場合、ほっといても持病の癪で勝手に血は吐くのですが




・ナイトオブワン
エクスカリバーの名前は伊達じゃない。ビームを切って弾き返すとかどんだけー。
しかしギャラハッドの背中の鞘、ランドスピナーをつける意味あるのだろうか…・




・ナイトオブテンさん
とりあえず一週は生き延びました(ぇ
ドリルに変わるクローとか、速射型のハドロン砲とか、戦艦を引き摺り落とすやりすぎパワーとか!機体性能と残虐性をこれでもかとアピールしているのですが…なんなんでしょうこの小物臭は
活躍すればするほど踏み台への布石を打っているようで笑えるキャラ、それがテンさん。
来週辺り…危ないな。




・カレン
胸が強調(ry




・ジノ
そろそろ動きますねこの男。




・藤堂&千葉&朝比奈
藤堂ってやはり、割り切る姿勢が潔いというか単にドライというか、目的の為には手段を選ばないふしがあります。
ゼロの行動に疑問が無いわけではないでしょうが、そこは「勝つためだ」の一点でじっと我慢。それ以上にゼロの頭脳と才覚は利用価値があると判断しているのでしょう。
もと師弟関係だからか、この辺の考え方がスザクと似ている気がします。まあ弟子の方は求める結果を欲張りすぎてラウンズにまでなっちゃいましたが。


ただ千葉さんの突っ込みもごもっとも。いざ日本をブリタニアから開放したとして、その先は?




・ディートハルト&扇
天才の下に凡人がつき従うからこそ、人身掌握に足る。
ディートハルトにしてみれば扇をしっかり評価しての台詞なんでしょうが、言われた方は最悪だろうな…。


しかし扇よ、くないの傷は?




・カノン
スザクに対して誰もが言いたかったことを言ってくれた。ナイスオカマ。
事態を混乱させているのはルルーシュだけじゃないよ、お前もだよ、と。
そしてルルーシュ以外の相手には途端にウザクモード発動のスザクさん。またネチネチと…。




シュナイゼル
ラスボス兄さん本気出してきたー。
しかしギアスの存在をホントに知らなかったのか…。そしてルルの命を助けるため皇帝に進言しようとか素で話しているあたり、シャルルとは全く情報交換がされていないことが分かる。
突き詰めれば、若本皇帝には全く相手にされていない、という事になる。


シュナイゼルルルーシュの説得法(交渉術?)って根本が似てて面白い。
ルルーシュはまず「違うな、間違っているぞ(相手の名前)!!」でとりあえず全否定から入り、論点のすり替えまたは肥大化でお茶を濁し、「俺ならお前を〜してやれる」と相手に決定権を委ねつつもルルの意に沿う以外の選択肢を消去させる話法。
シュナイゼルは「君はどうなんだ?」とか「君はなんだ?」とまず相手の立ち居地を尋ねた上でその立場の矛盾点を突き、「僕はこう思うんだ」と自然に自分の意見を織り交ぜる。要所要所で死んだ人の名前を出したりして相手の思考を奪っていきます。
どちらも相手の論理的逃げ道を塞いでいくって点で共通してます。


「全てのカードは我が手の中に」とギアスの情報を知って納得も得心もいったシュナ兄ですが、その決め台詞は
「条件は全てクリアされた」並みに説得力が感じられませんw




・ロロ
ナナリー救出メンバーに最悪の人選。殺る気まんまんじゃねーか。
まあ流石にそこはルルーシュ、なんらかの対策は…してあるよね?メイド忍者とかな。





というわけで、17話でした。
来週はフレイアが放たれてしまうのか?そして出撃→即大ピンチの玉城に明日は?
サザーランド顔のジークフリートの活躍に期待。あとテンさんのやられっぷりも(ぇ





そんなこんなで〜。