バンダイコレクターズ事業部「新ブランドプレミアム発表会」に参加してきました
新ブランド、その名は「ROBOT魂」(挨拶
MS in action!などの12センチサイズの完成品フィギュアシリーズの集大成として、バンダイから新しいロボットフィギュアのブランドが発表されることとなりました。
本日がその発表会となっていたのですが、前回の魂ネイションに続き今回も幸運なことにメールで招待状を頂いていました。
企業やマスコミ、問屋さんに混ざって、私服のブロガー、サイト運営者がチラホラ…な発表会。
開催場所は浅草のバンダイ本社ビル。
一階で受付を済ませて、エレベーターで会場の三階へ。
…バンダイのエレベーターの階数アナウンスに吹いた。声が古谷徹さんでしたw
アムロのイメージで「三階に到着しました」「ドア、開きまーす」とか言われたら、そりゃ顔もほころぶってもんですよw
で、発表会開演。
まずは新ブランド名の「ROBOT魂」のお披露目と、第一弾アイテムとして「ダブルオーガンダム」が公開。
雑誌情報からてっきり第一弾はGNフラッグだと思っていましたが、ダブルオーセカンドシーズンの放映スケジュールにあわせての販売になるようです。
今年のラインナップとしては
1・ダブルオーガンダム
2・アリオスガンダム
3・GNフラッグ
4・ケルディムガンダム
5・セラヴィーガンダム の順。
ダブルオー以外の作品で発売が決定しているのは、「交響詩篇エウレカセブン」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」「マクロスF(フロンティア)」の三作品。またダブルオー以外のガンダムシリーズからもラインナップ予定との事。
モビルスーツなどの固有の機体名を商品タイトルにつけなかったのは、全てのロボットが商品化の対象となる、という決意の表れとか。
前述のラインナップの合間に、コードギアスからガウェインがリリース予定。
せっかく版権を抱えてる磐梯山なので、是非ともマイナーどころをですね(ry
商品の仕様をつらつらと。
・商品の値段は2,000円〜3,000円の範囲での価格帯になる模様(最初のダブルオーが税込2,625円で販売予定)
・素材は三種類のハイブリットマテリアル。会場ではこの素材面の話を特に強調していたように感じました。
装甲や武装などのシャープさが要求されるパーツは硬質のABS、
脚部の柔軟な可動や重量感の演出に軟質素材のPVC、
関節部分には耐摩耗性に優れたPOM、
三種の素材を使い分けるとの事。
硬質と軟質の素材を使い分けるというのはナイトメア・オフシュートシリーズで既に実践済み。高級感というのとは少し違いますが、オフシュートから感じられる「質の高さ」を他作品でも再現できるか。
・サイズは12センチ。ただこれはモビルスーツなどのスタンダードサイズとのことで、先に述べたガウェインのような大型アイテムについては、各機体のスケールは極力設定に合わせたものになるとの事。
・金型の製法などは「超合金魂」と同じ技術を使用するとのことで、過去のin actionシリーズにあった原型からかけ離れたダルダルの造形は極力回避される模様。
またトークショーのゲストとして、ダブルオーのMSデザイナー海老川兼武氏、ケルディム・アリオス・セラヴィーのデザイナー柳瀬敬之氏、「機動戦士ガンダムU.C.(ユニコーン)」作者の福井晴敏氏が登場。
トーク内容及びコメントで気になったこと。
・ブランド名の「ROBOT魂」のネーミングの由来はカトキハジメ氏にあるらしい。 カトキ氏がバンダイ担当との打ち合わせの際に「ロボ魂の無い人とは話をしたくない」云々の発言を残したから、というエピソードがあるとか無いとか。
・他のメーカーではあえて可変機構をオミットしてロボット形態のプロポーションや可動を重視したアクションフィギュアをリリースしているが、基本的にROBOT魂では可変ギミックの省略は行なわない…かも?アリオスは差し替えなしで変形可能とのこと。
・福井氏はユニコーンガンダムのROBOT魂リリースに相当期待していた様子。担当も「出しますが」と発売を匂わせていましたが、肝心の「変身」機構は「出来る限り再現を…」とお茶を濁す一幕も。
マーケティングなど企業向けの解説を終え、発表会終了。
リボルテックと同じようなフレンドショップ登録を行なうような話も出ていましたが…ショップ限定品とか限定カラーとかもあるのでしょうか。
同じフロア内に今後の商品サンプルが展示され撮影解禁。
展示スペース自体はさほど広くなく、他の参加者の皆さんと押し合いへし合いになってしまいましたが、急ぎ足で写真を撮ってきました。
第一弾となるダブルオーガンダム。
ケルディムガンダム。
GNスナイパーライフル2は、設定どおり可変可能との事。
アリオスガンダム。
飛行形態については放送前ということもありお披露目は無し。武装も間に合っていなかったようです…。
セラヴィーガンダム。
で、脱ぐこと前提として、装甲パージは12センチサイズで可能なのかが気になります。
GNフラッグ。光沢のあるブラック塗装でした。
このフラッグに限らず、ダブルオーファーストシーズンからも立体化予定のアイテムがちらほらありそうです。
そして、何故かGNフラッグと並んでいたターンX。ってええええぇぇぇぇ。
何故に今さら凄いよ流石ターンエーのお兄さん? このターンXだけとにかく浮いてました。謎です。
先ほど触れたガウェインと、蜃気楼、紅蓮可翔式、斬月のサンプルが展示。
紅蓮のボリュームにも惹かれますが、斬月の髪の毛を製品版でどう表現してくれるか楽しみです!
メサイアとニルヴァーシュ。
こちらのリリースはまだ先だからでしょうか…現時点では何ともコメントし辛い立ち姿です。変形できるの?
もう一度ダブルオーガンダム。
こっちのダブルオーが展示されていたブースでは、実際に試作サンプルを触らせてもらいました。
各関節の可動については文句なし。今後発売の
HG 1/144 GN-0000 ダブルオーガンダム (機動戦士ガンダム00)
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
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動かしている時の関節パーツのすり合わせとか可動部の硬さが、バンプレストのプライズ「スペシャルクリエイティブモデル」に近いと感じました。
適度に硬く動かしやすい。
あと余談ですが、ダブルオーの背面に何かと合体できるような接続用の穴がぽっかり開いてました。プラモ版にもこの穴はあるようでして…放映開始後の情報に期待。
受付で資料と記念品を受け取って本社を後にしました。
…記念品って言うくらいだから、前の魂ネイションの時みたく何か限定品でもくれるのかな?まさかダブルオーの商品サンプルとか!いやいやまさかまさか、そりゃいくらなんでも気が早い落ち着け俺いい大人だろ、でも…もしそんな素敵なお土産だったら
…正直に言います。バンダイさん、そのみやげ物のセンスはわ か ら ん
ガッカリとかそういうレベルを超越した記念品でした。とにかく驚いた。
というわけで、新ブランド「ROBOT魂」発表会でした〜。
可動は相当なものでした。素晴らしい!
あとは新規金型と複合素材とで、どこまで造形と品質の面でもこだわっていけるかですね。
MS in actionの「おもちゃっぽさ」を払拭していけるように期待してます。
そんなこんなで。