PS2版Fateフルコンプ
いやー久しぶりに引きこもったー(挨拶
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ようやっと終了しました。うん、今回も深く愛せました。
なんかこう、がっつりゲーム漬けになっていると色々手遅れのはずなのに安心できるよね。うん、安心できる。
もはや開き直った 理想の果てを求め続けるよ俺
基本的にはPC版と同様。ですが移植にあたっていくつかの変更が加わっています。
感想を含め変更点・追加点をまとめてみようかと。
例によってネタバレありです。
・声の恩恵を一番受けていたのは
どう考えても凛だろうな、と。今日もどこかで植田佳奈。明日もどこかで植田佳奈。
セイバーの川澄綾子さんも非常に透明感のある声・芝居でイメージにぴったりだったのですが、少し抑えすぎというか冷静な台詞出しが強すぎたかと。声の高低や芝居に触れ幅が少なかった。アニメ版の方が掛け合いがしっかり出来る分そんな風には感じませんでしたが。
可愛いところやうろたえる場面ではもっと芝居も年相応というか「少女」に戻してよかったんじゃないかなー、とか。まあ願望ですけどね。その分黒セイバーになると本領発揮w凛々しいが怖えぇ怖えぇ。
赤い人と青い人のカッコよさはアニメ版で証明済みでしたが、アンリミテッドブレイドワークスでは漢っぷりに拍車が。抱いて(ぇ
ラスボス二人は磐石というか流石というべきか。中田譲治氏と関智一氏はやっぱ凄いわ。ぜひゼロのCDドラマとか…だめ?
他に声について触れるべきは…やはりルヴィアゼリッタか!
台詞はたった一箇所なのに全てをかっさらって行きましたwえげつない(ほめ言葉)よ田村ゆかり様。
魅惑の田村ボイスは他でも楽しめます。桜ルートノーマルエンドにて登場する「凛の孫」と思しき少女。これもじゃね?
それと商店街の中華料理屋「泰山」のちびっ子店長も間違いない。
…フェイトのアンソロで毎回メーカーチェックを通るのが不思議でならない性別不明の某店長は今後どうするのだろう。つーかアレの声が田村ゆかりとは思いたくない。そこんとこどうなのよ、そしてどうするのよAKD改め新久保だいすけさん。でも僕は貴方の漫画大好きです。
え?タイガー道場?あれは声があろうと無かろうとその存在意義が微動だにしないカオスだから。
・CGの追加
こちらは逆に男性陣が優遇されていました。特に士郎。主人公の面目躍如。
ナインライブスブレイドワークスや言峰との最終戦など、桜ルートでのCG追加がどれも素敵でした。
あとは移植にあたっての18禁要素カットから新イベント画やデザイン変更など。それは後述。
・18禁要素を削る
各ヒロインとのそーゆーイベントは、「精神面、深層意識でのリンク」に解釈を変えておりました。
魔術回路の移植や刻印の譲渡など。
でも…あれ?たんに吸血鬼になっちゃったヒロインがいたような。そしてデートイベントも無い不遇ぶりもそのままだったような。
あと、「蟲」は流石にまずかろうということで、存在そのものが連想ゲームなデザインから単にグロテスクなお姿に。
見た目的にはモスラ幼虫からバトラ幼虫にパワーアップ!と言えば分かりやすい?ツルツルしてないw
・サウンド面
とりあえずテーマソングはPS2版の方が好き。アニメも気合入っていました。
Fate/stay night[Realta Nua]テーマソングマキシシングル「黄金の輝き」
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・追加シナリオ「ラストエピソード-Realta Nua-」
賛否分かれるでしょうが、自分はセイバールートの先にこの結末があるのは正直嬉しいです。
セイバールートは周知の通り、士郎とアルトリアが一緒にいられる都合のいいエンディングは無いわけですが、それぞれの道に分かれた先で
一方は待ち続けて。
一方は進み続けて。
その先に再会を果たす、という救いがあってもいいよなー、つーか俺が見たいなー、というユーザーの思いが具現化されました。
で、気になるのは再会を果たした二人の「居場所」と二人の「立場」
セイバールートのその後だと、当然士郎は英雄=アーチャー化まっしぐらなのかしら?
ラストエピソード中の文章でも理想が磨耗したようなニュアンスが含まれていたし。
それにアルトリア(セイバールートでのセイバー)も、聖杯の入手を放棄したと言うことは英霊となったのか、それとも…?
二人とも英霊の座まで昇り詰めて異世界にて再会したのでしょうか。
こうなって欲しい、と言う希望コミで考察すると。
アルトリア…セイバールートから後、アーサー王死亡→聖杯入手を自らの意思で放棄したことから契約が切れる、あるいは契約が無効となったことから英霊の座に昇る→通常魂全てが英霊に昇華されるところ、アーサー王の魂から「アルトリアの魂」の部分だけを切り離し(マーリンの助力あり?)→英霊の"座"で待機する英霊と同じようにひたすら再会を「待つ」!
士郎…投影魔術等は既に習得済み。おそらくは英雄の契約はした後かと思われる。まだ死亡はしていない?
で、再会、と。はたしてあの草原は現実の世界なのか、はたまた。
どう考えても誰かが再会に至るまでの経緯を支援しているように思えます。まあ二人の再会への意思が最重要なわけですが。
考察が纏まっていないこと山の如しですが、ラストのアルトリアの笑顔は実に良かった。不覚にも泣けました。
そんなこんなで物語に幕が下りました。
うん、この作品に出会えてホントよかったっす。