君は盾となれ。君とルルーシュは共犯者なのだろう（挨拶
先週のナナリー生存の衝撃も覚めやらぬまま、最終話へのカウント３、始まりましたー。
まず最初に全体の感想を。どいつもこいつも物分り良すぎだろっ！！
・ルルーシュ
ナナリーが生きていたっていうんで、てっきり今までもあったネガティブ放心状態ルルーシュ再来かと思ったが、自分を悪としてでも成すべきことを成す為、また自分の周りで散っていった命に報いる為歩みを止めないルルーシュ。
それが自分の戦う意味を失う行為だとしても…。
ナナリーにすら覇道を唱え啖呵を切り、貴族の象徴と切って棄てる…ルルさんよく言い切った、手元がめっちゃ震えてたがよく耐えた！！感動した！！
個人的にブラボー、おお…ブラボー！
肝心の妹の嘘発見器が錆び付いてしまっているのがやり切れないのですが、この辺は後述。
シュナイゼルとの用兵術、知恵比べが銀河英雄伝説のそれに見えて、独りで興奮。
・スザク
ルルーシュが立ち止まらなかったのはスザクの説得ももちろん大きい。
肉体言語に訴えずに済んだのはルルさんの成長の証ってことでひとつ。いつまでも殴ってばかりじゃねえ。
しかし、先週の活躍から一転、アルビオンが殆ど映らなかったんですが…来週、再びの活躍に期待。
・C.C.
互いが互いに、それぞれの出発点、目的を見失ってしまった今、共犯者の言葉がなんとも空々しく聞こえてきて哀しい。
発端は自分達とはいえ、今は状況にただ流されるのみだからなぁ…。
と、真面目な感想をすっ飛ばす、C.C.用のランスロット。
今更ノーマルランスかよとかC.C.も最終決戦に参加するのかとかそんな細かいツッコミはおいといて
誰かあの色を何とかしてください。それだけが私の願いです。
よりによってピンクかぁーーーーー！！！！ここでけったいな彩色にする意図が分からん。
まさかまさかのプラモカラーバリエーション発売っすか。
個人的はゼロイメージカラーにしておいたほうが蜃気楼とのツーショットも映えるしキットの売り上げにも貢献で一石二鳥ボンガボンガ儲かりますぜバンダイのダンナとか進言したいところだが、塗っちゃったもんはしょうがない。
「またみてギアス！」でセシルさんが泣きながらピンクに塗る姿に吹いた。
・ナナリー
親父が思考エレベータの力で救っていたとか、色々生存の可能性が囁かれていたナナリーですが、実際に生きてました。
めでたいが生存の理由が「総督専用の脱出艇はもう一機あった、ロストした方はダミーだったんだぜ」
なるほどー、それなら納得
あのフレイヤ起爆のタイミングではダミーが何機あろうが一網打尽ちゃうんかい！！
フレイヤの光をナナリーは至近距離で浴びていたように描写されていたような…なんか…釈然としない。
そのあとのルルーシュとの問答も？？？が付き纏います。
首都ペンドラゴンにフレイヤを落としたことについてはナナリーがどう考えているのか興味があったのですが、「国民は避難済み、建築物や物的資源に被害はでたけど犠牲者ゼロだからいいじゃない」のシュナイゼルの説明をマトモに受け取っちゃってました。
え、ええーーー…ナナリーって、もうちょっと、こう、さあ…。
さらに唖然としたのが「ではギアスは正しいのですか？」の問いかけ。
やってる非道の規模を比較してギアスの方が悪い、だからお兄様とスザクさんが悪、ってその論理のすり替えは誰に教わったんだいナナリーorz
シュナイゼルには嘘発見センサーが通じないのですかのう…。
・シュナイゼル
これほどの分かりやすい変貌はどうしたことか。
冷徹では済まされないほどの本性を見せ始めた次男坊。腹黒ってレベルじゃねーぞ。
ここまでシュナイゼルを駆り立てたのは…ギアス無しでも民衆に恐怖を植え付けられるフレイヤの存在がそうさせたのでしょうか。
尺のせい、と突っ込んではいけないらしい。
ナナリーの生存をばらしたタイミングは絶妙。ルルーシュが動揺すればそれでよし、仮にルルがナナリーを拒絶して対立姿勢を維持したとしても、その場合はナナリーが自発的に罪をかぶるに違い無い、自分は手を汚さずに済む、と（実際にそうなっちゃいました）
ほいほい黒の騎士団から作戦指揮権を掠め取る辺りも、あくまで敵はギアスユーザー、ルルーシュを撃つことが第一、と巧妙？な説得。
疑問点は山とありますが、相手は脳みそ筋肉の黒の騎士団なので無問題。
なんかここまで皆が皆シュナイゼルの言葉に踊らされて簡単に賛同しちゃうと、なるほどシュナイゼル自身が絶対遵守のギアスユーザーだったのかーと嫌味の一つも。いや誰が上手いことを言えと。
もーここまで来るとシュナイゼルの最後を予想することくらいしか楽しみがない（えー
候補いち→ニーナがフレイヤキャンセラー（仮名）を完成させてフレイヤを無効化。フレイヤの威力が作戦の基盤だったシュナイゼル陣営崩壊。最後は皆で手を組んでシュナイゼルをフクロ。
候補に→フクロまでは同じだけど脱出するシュナイゼル。そこに撃たれたはずのコーネリアが乱入！
「冗談はよせ」「兄上も…意外と甘いようで…」額をバーン！！ …なんか違うのが混ざった。
とかどうですかね。後こういうキャラはクールなまま討たれるのか、狼狽して本性駄々漏れで死ぬか、この辺も興味津々。
・ジェレミア
久々に活躍してたっぽい。
咲世子さんとの忠義云々のやり取りはなかなかにアツい。
サイボーグ×忍者メイド、か…。
・咲世子さん
咲世子さんもどうやって生き延びていたのやら…再登場に要した時間はあまりにも長く。
仮にナナリーと一緒にフレイヤの被害から生き延びて、シュナイゼル陣営に救助されたとして。暫くは匿ってもらっていたが、シュナイゼルがナナリーを利用する思惑だったと知り、脱出しようとしたがばれて負傷、とかそんなところ？
その場合、咲世子さんが行方不明の理由までシュナイゼルの嘘情報を信じきっているナナリー、と言うことになりますが。
妹よ…orz
・コーネリア
死んだとはこれっぽっちも思えない。奇妙な確信すら持ちつつ。以上。
・黒の騎士団
ギアスの力があまりに強大で、おぞましいものってのはよく分かります。が、それを逆手にとられて、ただの人間（シュナイゼル）に結局は利用されている黒の騎士団。
特別な力がなくったって、人は人を騙せるし利用することが出来るし、虐げることが出来る。なんたる皮肉。
星刻は今週も天子様救出に行きたくて腰が浮きっぱ！でも人質をあっさり見限ろうとするシュナイゼルに対して、若干の疑いは持っている様子ですが…。
星刻ですら見破れないのか。ギアスユーザーであるルルーシュはシュナイゼルに指揮権を譲渡するほどの脅威なのか。
あ、そういえば吐血ネタ久しぶり。病弱の設定を忘れそうになってました（マテ
扇さんとヴィレッタは…妊娠、妻をおいて戦地へ…という最悪の死亡フラグすら回避する扇さん。存外にしぶといぜ（ぇ
そして玉城かっこいいよ玉城！！でも実力以上の活躍をするダメキャラは次の瞬間撃墜されるという古典芸能があってだな（ry
藤堂＆千葉さん…よかったな千葉さんとまずは一言。
ですが「哀れだな、ギアスに操られた兵士など！」とのたまう藤堂さんに誰か鏡を貸してあげてください。
しかし敵に回すと恐ろしい黒の騎士団とはルルーシュの弁ですが、立ち居地がどうなろうがその実力、優秀さは「駒としての」ものでしかないわけで…。
・カレン
「ゼロを倒せば全て終わる」みたいな台詞がありましたが、志村、うしろうしろー！
来週は生身のルルさんに一撃必殺・輻射波動パンチ！！ルルさん逃げてー。
・ジノ
まさか次回予告で映っていたナイトメアがトリスタンの改良型だったとは。
血筋や立場に依存せず、自分がやるべきと感じたことをやる。故に黒の騎士団と言うよりかはカレンの側に付く、ってことなんでしょうか。
（戦略・戦術的に賛同できない）ゼロがいなけりゃ黒の騎士団に属するのもいいんかい。ジノの考えはとにかくしっくりこない。
・ディートハルト
通信中のルルとの目配せをみると、あれ？ジョージってば裏切ったフリをしているだけ…とか思えてくる。
・ニーナ
何気に今後の最重要人物。自分の起こした責任は自分でとりましょう。
問題はルルーシュ陣営にいながら、フレイヤを無力化する（であろう）新装備の使用に踏み切れるかどうか。
その懸念はルルさん自身が抱いているあたり、ひと悶着あるっぽい？
シュナイゼルにしてみればニーナの存在はアキレス腱以外の何者でもないので、何らかの手はうってくるかとも思いますが、さて。
というわけで23話でした。
…キツ目の感想となったように思いますが、はっきり言って尺の都合が見えすぎの回だったなぁ、と。
誰が、何の為に戦っているのか。最終決戦のはずなのにそれが今までになくぼやけています。
ルルーシュとスザクは自分達を世界平和の前に立ちはだかる壁として考え、あえて悪をなそうとしているようですが、そうするだけの価値は「その後の世界」にあるのかい？と疑問符が浮かんでしまいます。
ナナリーを筆頭に後に残る者達の言動がそう思わせるわけですが…。
余談ですが。ダブルオーの予告映像が変わってましたね。四機の新ガンダムがよく動いてます。
空中戦アリオスかっけえええ。
沙慈が赤いハロとパソコンを繋いでいたようですが、さてはて。
そんなこんなで〜。
