仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

メカ多めの展開に隠れて

心理描写が秀逸(挨拶


コードギアス 反逆のルルーシュ」観ました。
例によって感想と考察をば。


ルルーシュとスザク
 マオの読心であっさりスザクの過去がばれた先週でしたが、逆にルルには納得できた様子。スザクの変貌が腑に落ちたようで。
 ルル曰く、昔のスザクは現在のような他人優先のタイプではなく、ギャップを感じていたとか。
 その理由が氷解したわけですが…複雑だろうなルル。
 もちろん七年前のスザクに対して同情、共感する部分は多々あるだろうけど、それ以上に
 七年前に父親殺しをやってた親友、ってのが現在の自分と比較しちゃって…堪えてますな。
 「自分が成し得ていない事を先に果たして、それを抱えて生きていた」
 ルルの目的はオープニングでも語っていたように「過去=母親の死の真相」「未来=ナナリーの平穏に暮らせる世界」
 この両方の障害となるのが父ブリタニア皇王の存在。
 それでなくても「お前はもう死んでいる」と北斗神拳のあの人のようにとりあえずで存在を全否定された経緯があるので、
 ルルにしてみれば父親は殺る気満々。
 ただ、現状は黒の騎士団という戦力・足がかりを得ただけで達成には程遠い。
 おまけに異母兄のクロヴィスを討った時の胃液逆流の自分がリフレインして、メンタル的に自分が打たれ弱いことは自覚している様子。
 条件が違えば理由も違うし、ましてや勝負でもないんだが、スザクに対して水をあけられたような気分になったのでは。
 

 もちろんスザクの七年間を察し、現状の自分にシンクロする部分を見つけたことで、よりスザクを近しい存在にも感じるわけで。
 だったら自分とは違う世界、ナナリーのいる世界で心安らかであって欲しい、とナナリーの騎士にスザクを選ぶルルの心情もよく分かる。
 境界線の「自分側」にスザクがいると、あらゆる面でまずかったわけだ。

 
 ところが会心のタイミングでランスロットパイロットバレ。
 ショックでかいわな。
 今まで散々自分を邪魔し続けてきた白カブトのパイロットが、自分を精神的に凌駕している(と勝手に思い込んでいる)スザクだった。
 こりゃ勝てないわけだ、なんて認めたくない。
 とどめに、自分が必死で守ろうとしている「境界の向こう側」にどんどん戦場が侵食していくわけだから、そら笑うしかないw 
 

 なんでも今後、哀しいことにルルーシュ専用ナイトメアフレームが登場するらしいのですが。
 これもランスロットの性能(というよりスザクの操縦)をルル自身で凌駕しなければならない、だから後方指揮に甘んじることなく高性能のKMFが欲しい、みたいな子供の発想の裏返しに見えてきて。下種の勘ぐりか?
 個人的にはルル様にはずっと量産機に角つけたくらいのフツーの機体を乗り回してもらって欲しかった…。
 喧嘩はカレンや藤堂に任せてさぁ…。


・ナナリーと兄貴二人
 スザクとナナリーなごむなぁ。くろーくくろーくw
 ナナリーの「スザクさん必要とされているんですね」発言は深い。めがっさ深い。
 スザクの半ば捨て鉢な気持ちがナナリーには透けていたのでしょうか。
 それと「スザクさん?好きですよ」発言に食いつきすぎルル様w俺達うろたえるものw


・藤堂とスザク
 黒の騎士団に加担した藤堂。
 自身の行為の結末と日本の敗戦を明確な形で世間に示さねばならない、と言うのが藤堂の今後の目的。
 勝つか負けるかに執着するのではなく、確かな線引きが欲しい。
 ならばゼロと共闘してあがけるだけあがいて、完全燃焼したい、それが勝利ならなお良し、と。
 スザクとは真っ向から思想が対立する結果となったわけだ。


 余談ですが。
 ドラゴンボールベジータガンダムWの五飛の中間を往く藤堂の斬新な髪型
 「ダブルM字カット」には誰も突っ込まないのだろうか。
  

・扇はなんかもうダメだ
 弁当に陥落された。決まり手はタコさん。


・黒の騎士団初期メンバーももうダメだ
 その他大勢になってきた。四聖剣と藤堂とあとカレンがいれば戦力的に問題ないし


・そのカレン
 新パイロットスーツがエロかった。ときめいた。
 スザクがランスのパイロットと知った時のカレンのうろたえっぷりが…。
 先週とかの学園シーンで、えらくカレンが淡白と言うか学校生活に関心ないなー、と感じていました。
 ゼロにも認めてもらえてるし、他のメンバーと違って「母親」という戦う理由もあるし。
 と、思っていたのだが。
 シャーリーの父親の一件に続いてスザクまでも。
 ルルと同じく、カレンも自身の「日常」をどう扱っていくのか興味津々。


・シャーリーがまたからんでくる?
 デッサンでどうしてもルルの顔を描けないシャーリー。
 今回写真なのか日記帳の切れ端なのか机の隙間から発見したことで、またひと悶着…あるのかなぁ。
 ルルの顔はグレイ顔が一番カッコヨス。ちぃ、覚えた。


・科学者連中
 ラクシャータだっけ?想像したよりずっと軽い性格だったw白カブト見た瞬間にロイドの存在には気づいていたのだろうか。
 それとロイドがランスロットに脱出装置をつけていなかったのは技術的、機体オプションのスペース的な問題ではなく
 「ただ付け忘れていた」だけと言うことが発覚。
 マトモに脱出機構のない理由を考察していた昔の自分が恥ずかしいです。
 奥の手ハーケンブースターの解除コードになっていた「ロイドの好物」ってナニー?


・C.Cは毎週僕達の心を潤してくれる
 今週は制服ですか。要チェックなのはもちろん髪形。
 全体像が観てみたい。
 ところでたびたび話に出てくる「中華連邦」が気になる。
 C.Cの交渉を袖にするとはふてぇ野郎どもだ。


・盛者必衰のナイトメア戦
 ダルマにされた屈辱をモザイクカケラ一つ一つ繋ぎ合わせて逐一覚えていて、仕返しプランを夜なべして考えていたルル様ワロスww
 まあその甲斐あって、今回あわやと言うところまで白カブトを追い詰めました。


 スピード・パワー・高運動性(マニューバ)は確かに脅威。見た目の派手さに騙されがちだが、
 冷静に見ると意外に単調な思考で動かしていたスザク君。
 結果としてコクピットカバーを吹き飛ばし、大成功!
 実を結んだ行動パターン分析も、単機で互角に渡り合える紅蓮二式の戦闘データと
 自分が踏みつけられて何メートルも地べたを滑って舐めさせられたコンクリートの味の結晶かと思えば、
 ルル様の嬉々とした指揮っぷりも感慨深く見られ…ごめん、やっぱ笑えるわw
 ルル様ケツの穴ちっちぇえよルル様www


 今までは戦力的問題から机上の空論だったランス打倒プランも、四聖剣と藤堂の参加というパイロットの充実があって実現。
 月下?月花?四聖剣の登場機体と藤堂の黒いKMFの性能も秀逸。


 反撃なるかランスロット
 一対多数の数字的不利、徐々に詰められている機体性能のアドバンテージ。
 それを跳ね除けるのは、OPアニメのエールストライカー(大間違い)を使用した空間戦闘能力の充実、なのかなぁ。


 で。
 挿入歌が酒井ミキオだったことに狂喜乱舞するスクライド中毒の俺ガイル。
 サビにあわせてすっくと立ち上がる藤堂に痺れたが、
 その直前までブライの狭いコクピット内でルル様と密着24時だった事実を僕達は忘れてはならない(ぇ




こんな感じで。
来週はまたまた総集編です。


あ。
ピンク姫の事書き忘れた。結局絵は誰のを選んだのん?馬鹿でかい馬鹿のご機嫌取りの馬鹿センスの絵は焼却炉逝きで。
こういう分かりやすいの大好きです。