仏の顔も3℃まで

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バンダイ ROBOT魂 アリオスガンダム

股間に輝く太陽炉(挨拶



少々発売日から間が空いてしまいましたが、

ROBOT魂[SIDE MS] アリオスガンダム

ROBOT魂[SIDE MS] アリオスガンダム

ダブルオーと同時発売のROBOT魂第二弾、アリオスガンダムです。
こっちのウリは完全変形とのことですが、さて。
以下写真です。




前後から。やはり肩のウイングが目を引きます。
色分けはほぼ問題なし。顔とかの塗装部分も綺麗なのですが…。
全身にスミ入れしてみました。





詳細の前に。
商品の状態だと、ダブルオーに続いてこのアリオスガンダムの顔も設定画や本編で登場するイメージとかなり差があります。
ROBOT魂の初回二機がこうですと…今後のラインナップが心配ですorz
で、ダブルオーと同様に、自分の好みに合わせてデザインナイフでガシガシ削ってしまいました。
主な改修部分は顎とオレンジのひさし部分。顎のラインが丸く顔が縦長に見えてしまうので、顎部分を鋭角にカット。
目のすぐ上のひさし部分は、商品だと曲線一本のラインになってますが、設定画などを見るとツインアイの位置にあわせて角度が付いています。そこも再現。
個人的は結構イメージ通りになったかなぁ、と。仕上がりがギザギザしているのは技量不足ゆえですorz




付属品。
GNツインビームライフル、ビームサーベル、武器持ち手。
以上!!潔すぎるw





可動範囲。上半身から。
頭部はダブルボールジョイントで可動。顎の赤いパーツが干渉するので顎を引きづらくなってますが、代わりに胸部のブロックごと前後可動します。
肩は変形機構の恩恵で上方向には非常に良く動きます。ただし腕部の接続がこれまた変形の影響で肩アーマーに直付け。
大きく腕を開くと、胴体との隙間が少々目立ちます。それと腕を動かすと連動してウイングの角度も大きく変わってしまいます。これも気になる。
胴でボールジョイント接続。肘は曲げられて90度くらい。
で、問題なのが肩のロール。肩と背面の装甲で干渉しまくりで、肩より上に腕が上がらないという、字面だけ見ると中年の悩みのような可動のクセがあります。
この辺は後述。





下半身。
見た目に反して、接地性は悪くないです。開脚もいい感じですが、腿の黒いGNバーニアが干渉するので、脚を広げられて写真の程度。
膝は一軸可動で90度程度。爪先は変形機構のお陰で独立可動。空中戦のポーズはお手の物。




肩のウイングは中心辺りで可動。また変形時に機首となる黒いパーツも大きく可動します。
リアアーマーも基部がボール、変形に合わせて上下にも可動しますが、非常に外れやすく動かす際には注意が必要かと。




続いて武装を紹介。
腕部に装備されているGNビームバルカン。
カバーがスライドして銃身が現れるのはカッコイイのですが、前述の四十肩の影響でどうも射撃ポーズが決まらない…。





という訳でまたもやカットカット!
少々見栄えが悪くなりますが、肩アーマーと干渉する背面装甲(写真の矢印の部分)を削って腕が上がるようにしました。削った部分はグレーのガンダムマーカーでリタッチ。
あと、腕部の先にある変形時のロック用ダボを切り取りました。
これで第三話での脱出シーンで見せた、敵機との距離を詰めながら牽制でバルカンを放つポーズが出来ます。






続いてGNツインビームライフル。






おそらくはフロントアーマー裏から取り出すであろう、GNビームサーベル
二本欲しかった、あと平手も欲しかった…。シンプルすぎる付属品が寂しいっす。
ダブルオーを先に見てしまうとねw




そんじゃそろそろしましょかトランスフォーメーション!!






腕部を左右に開いて、つま先を伸ばしてウイング及び脚部をスライド。
肩のウイングと機首部分にロック用のダボが設けられているため、かっちり固定が可能。




変形完了。キュリオスと比べて更に薄く、縦に長くなってます。 …イカ




手首を武器持ち手にして、ビームライフルを装備。
二本のバレルのうち片方が角度変更可能。対地攻撃用ってことでしょうか。
そして丸見えの顔はスルーの方向でww




ロック機構を外すと、キュリオスのシールドクローの様にウイングを展開可能。
こりゃ凶悪です。全身スタッグビートルクラッシャー。 …タガメ






最後は第一弾のダブルオーと。前衛コンビで吶喊です。
余談ですが、前回のレビューから更にダブルオーのフェイス部分には手を加えてあります。





以上、ROBOT魂アリオスガンダムでした。
プロポーションと変形ギミックの両立という点では満点の出来。ROBOT魂は変形する機体もいけるぜ!と証明してくれました。
可動範囲にクセがありまくりで、ここは残念な部分。


可動のダブルオー、変形のアリオス。
顔見せという点では及第点ではないでしょうか。
でも…改良と発展の余地はまだまだ残っているアイテムだな、というのが素直な感想です。
特に顔。「人形は顔が命」という言葉がありまして…やっぱり見た目も、可動や変形と同じくらい気になります。
とにかく今後のラインナップに期待するのみです。



そんなこんなで〜。