仏の顔も3℃まで

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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第19話感想『イノベイターの影』

戻ろう、ルイス。あの頃へ。何もかも穏やかだったあの日常へ…(挨拶





大急ぎで観てみました第19話。細かい台詞とか解釈とか間違えているかもしれませんがご容赦を。
とりあえず思ったこと。前回の予告で「イノベイターが恋路を阻む」みたいなこと言ってましたが。
むしろアンドレイが

まあイノベイターはライルとアニューの邪魔ってことで。
以下感想です。




・「それを持ったら、この子達の瞳をまっすぐ見られなくなるから」
前回のラストは銃声一発だったのに、実際はクラウスのマシンガンで無問題だったという拍子抜けな姫様危機一髪。
しかしこのマリナの台詞はいただけません。
非暴力の考え自体は確かに立派。でも実際に命を狙われている状態で、クラウスはマリナやシーリン、子供達の為にしんがりを務めている。シーリンもまた戦う覚悟を持っています。それは「守る為」という理由があるから。
じゃあマリナが子供達を守る手段ってなんなの?そもそもあるの?と思ってしまうわけでして。歌で戦闘が止まるようなヤックデカルチャーな展開はダブルオーではそうそう何度も望めませんぜ…。



・「ダブルオーライザー、先行して敵部隊を叩く!」
しかし以前と比べて、アヘッドやジンクスが簡単に落とせるようになってますな…。



・「彼女の機体を探せ!」「っ…ああ!!」
沙慈も考えとしてはマリナと近い部分があるのですが、沙慈の場合は(状況に流されている部分が多々あるにしても)自分の意思で非暴力のその先の「戦い」を見出しています。ぶっちゃけ口だけじゃないよ、という事。



・「イノベイターの機体を捕捉した!ティエリア!」「了解!」
わざわざ鈍重なセラヴィーをぶつけるあたり、最初から捕獲対象はガラッゾではなくガデッサ狙いのように見えます。
支援型のガデッサがのこのこ前に出てきてくれたのはソレスタの面子にとってはラッキーだったのかも。
ガラッゾのスピードはハンパないので、鹵獲以前に喧嘩するのが一苦労。



・「ミサイルで弾幕を張る!マリー!」「ソーマ・ピーリスだ!!」
微妙に楽しい夫婦漫才w
前回の感想でも書きましたが、アレルヤはソーマではなくマリーとしてだけ彼女を見ているのがどうにも。
攻撃指示を出しているということはマリーが戦うことを許容している裏返しでもあるんですが。
発進のコールではちゃんとピーリスって呼んでたのに…。



・「何処にいる…何処にいる、アンドレイ少尉ぃ!!」
ドッキングアウトがアーチャーからも可能なばっかりに…。
しかし流石は超兵、支援機のはずが最前線で二丁拳銃ガンアクション!!かっこいいぜGNアチャ子!!
「前に出すぎだ、マリー!」ってアレルヤお前なwwwむしろ君が前に出なさい。色々な意味で後にいすぎです
しかしマリーさん、人革にいた頃は人殺しだけは避けてきたのに、今じゃ…orz



・「ハロ、シールドビット、アサルトモードだ!」「リョウカイ!リョウカイ!」
四枚のビットをそれぞれ一枚一辺にして、四面の筒を形成するようにビットを配置するアサルトモード。しかしまあバリエーションの豊富な武装だこと。
四門のビーム砲を同時発射しているのか、それともビットの中心部で、νガンダムのフィンファンネルみたいに粒子を加速させて打ち出すのか。
いずれにせよジンクスやアヘッド程度ならシールドもろとも撃墜できるくらいの高出力ビームに化ける様子。



・「お前らをぶちのめせば、アニューが何処の誰だろうが!」
ライルはやはりアニュースパイ疑惑を捨てていない様子。それでも構わないってんで出撃前の告白があったわけですが。
もちろんアニュー=イノベイターの結論まではたどり着いていないでしょう。
スパイだってクライアントがいなくなれば自由だ、程度の発想でしょうか。



・「ダブルオーが出撃している…?いいさ、君に任すよ、ヒリング」
すでにこの時点でダブルオー強奪計画は動き出している模様。リヴァイヴ捕獲はわざとっぽい。



・「ヴェーダの予測では彼の細胞異常は致死レベルに達しているはず…
  ツインドライヴが関係している…? まさか。
  変革を始めたというのか、刹那・F・セイエイ
 
せっさん、どうやら相当物騒な銃で撃たれていたようでw
放っておいてもどうせ擬似粒子の影響で刹那は死亡するとリボンズは予測していたので、MS戦での決着を望むサーシェスがクルジスでわざと急所を外したのを黙認したってことでしょうか。ところが結果は…。
やはり刹那の変化は「ダブルオーに搭乗すること」自体が影響しているようですね。



・「借りは返させてもらうよ!ブリングとディヴァインの分もね!」
台詞の端々のに漂う小物臭…。これがヒリングクオリティ。まずい、愛してしまいそうだ(えー
まあガデッサよりも性格的にはガラッゾが合ってますね。



・「戦闘中に余所見なんてぇっ!! …うそっ!どこに!?」
   『どけっ!!!』 「っ!脳量子波!」

この脳量子波、というのがトランザムライザーによる脳内会話ダダ漏れモードを指すのか、
それとも刹那自身がダブルオー搭乗による「変革」で脳量子波を使えるようになったのか。
前回のアニュー通信を刹那が生身で察知しているところを見るに、後者の可能性が高いかも。


そして一瞬で落とされるガラッゾに俺の中の全米が泣いた
バインダーとソードでの高出力砲撃二門でさっくり撃墜。砲撃じゃなくてライザーソードの分割、これも斬撃でしたー、とかだったらアツい。



・「!!ルイスを探す…?」
  「この加速粒子!俺らの脳量子波にびんびんくるぜえ!!!
     そうだろぉ、アレルヤああぁぁああぁぁぁぁぁぁあぁ!!!!」

ハレルヤさんテンションMAXで復活!!まあトランザムライザー中の限定復活ですが。
やはりこのキチガイ兄さんにこそクローは似合うwww


マリーにも刹那の想いが正確に伝わっているようです。
刹那自身が脳量子波を飛ばしているのでしょうか…。



・「隕石からMSが出てきたです!」「そんな手、二度は食わない!ラッセ!!」
  「了解、ミサイル、一斉発射…」
   『やめろおおぉぉぉっっっ!!!』

 「何!?」「声!?」「今のは…」「刹那、沙慈…」
今回マッパになるのは刹那と沙慈限定www
このときアニューには台詞がありませんでしたが、刹那たちの声が届いていたのかは興味があります。



・「あの光は…」「また幻聴が!」「まさか…」
  『ずっと待ってた…会いたかった…!』
   「兵器ではなく…破壊者でもなく…!俺とガンダムは変わる!!」

さあ、スーパー告白タイムです!!(えー
前回はトランザムライザーの力に翻弄されるだけだった(だから正確に意思疎通が出来ずルイスの誤解を招いた)のですが、今回は逆にトランザム通信を最大活用。
沙慈とルイスの「対話」が成功したのは、ひょっとすると刹那の脳量子波も影響しているのかも。人の恋路をナイスアシストだぜせっさん!!
面白いのは、刹那も沙慈も、このトンデモ通信をある意味「理解して」使っているところ。
で。
さりげなくアンドレイがトランザムライザーにひき逃げ喰らってた



・「あれが、ツインドライヴの」「ダブルオーの光…」
  「聞こえたわ刹那。貴方の声が。貴方の想いが…」

刹那の想い→「…ガンダム こうですね分かります(マテ
しかしまあトランザム通信って感情ダダ漏れですねww滅多なこと考えられないっすwww
ところで「粒子放出量が通常の七倍」ってどんだけー。まず「通常」の定義が微妙すぎる。



・「僕は、知ってるんだ」
「ただ巻き込まれてあそこに」とか今更かお前はーーー!!!と突っ込んでしまいそうになりましたが、沙慈は「自分の戦いをする」というスタンスを決して曲げてはいけないので、ソレスタのメンバーだとは言えない、言わない気持ちは分かります。
でも言い訳っぽいですね…。


何が君を変えた?
自分で変わった。自分の意思で。
…それは嘘だ。


優しい女の子だって事。
宇宙に行くために勉強した事。
我侭を言って相手の気を引こうとする不器用なところ。
本当は寂しがりやだって事。
僕は、全て知っている。


ようやく言えたか、といった感じですね。このまま説得成功かと思いきや…。



・「奇怪な幻術で、准尉を惑わして!」

↑奇怪な幻術の図。今時幻術ってwww
しかし空気の読めない男。違いのわからねえ男。それがアンドレイ。
恋路を邪魔するのってお前かよ!



・「その機体…やはり接近戦が得意ではないらしい…!」
  「君の機体ほどじゃないさ。火力ばかり優先して…!」
    「それはどうかな…トランザム!」

要約すると目くそ鼻くそを笑うってことでww双方言い分のレベルが低すぎるwww
しかしあんなゼロ距離でチャージ済みの高出力砲撃ぶつけ合ったら、機体も無事ではすまないのでは?とは突っ込んではいけないらしい。燃える展開だからよし!
どうでもいいけど、セラヴィーの破損頻度(武装含む)って四機のガンダムの中でダントツのような気が。絶望した!
まあそれも出番があればこそか。出番がなければ壊れもしませんからねぇアレルヤさん…。


そして阿修羅六本サーベルキター!プラキットで再現したばかりだったので、これは嬉しい。



・「逃がさん!セラフィム!!」
  「君には聞きたいことがある。応えて貰うぞ、イノベイター!」

ガデッサ撃墜の瞬間、リヴァイヴが脳量子波を受信してました。これはヒリングからでしょうか。
「わざと捕まって、片割れと協力してダブルオーパクッてきなさい」みたいな指示が飛んだとか。



・「何故だ!何故大佐を殺した!」「ピーリス中尉!何故生きて…」「答えろ!!」

マジギレモードのソーマさん。いっそあのままアンドレイを落としてしまっても…いや、それ以上は言うまい。
GNビームライフルはサイドアーマーにマウント可能な様子。ビームサーベルって何処に収納されているんでしょう。



・「あなたも…裏切り者か!!」「貴様が言うセリフかぁ!!」
ですよねー!
↑僕には脳量子波は使えませんが、ソーマに同意する全国の視聴者の声が聞こえた気がする
アンドレイの凄いところは、自分の勘違いを信じて疑わない点。経緯や理由など関係なく、敵に廻ればそいつが裏切り者、悪者という単純明快な思考回路。
なんつーか、詐欺にかかりやすいタイプですね(えー
トランザムライザー終了の為、地味にハレルヤさんがアレルヤさんに逆戻り。



・「私は、大佐の仇を!!」「やめろおおおぉぉぉっっっ!!!!」
「もうやめてくれ…何も変わらない…仇を討っても…誰も生き返ったりしない…!
    悲しみが増えるだけだ…こんな事してたら皆どんどんおかしくなって
     どこにも、いけなくなる…前にすら進めずに…!」

トランザムライザーの影響で、戦場に広がる「負の感情」のようなものを沙慈は察知したのかもしれません。それは巡り巡って今のルイスを縛り付けている復讐の念と重なるわけで。
普段大人しい奴がキレてます。みんなとりあえず黙っとけ。


ただこの沙慈の叫び、想いが、自分の身内の仇を前にしても言えるかは気になるところ。
姉を殺したのがサーシェスと知って、そのサーシェスと対峙した時にも同じことが言えて、初めて意味を持つ台詞。



・「とんだ茶番だ。あのような温い戦い…私の好敵手であることを拒むか、少年!
   ならば、私にも考えがある」

最初から戦力として勘定に入ってはいませんでしたが、本当に働かないでやんのww 
カタギリ呆然。先刻承知って言ったのに!!
某マスターアジアを彷彿とさせるマスラオの腕組みポーズに吹いた。プラキットでは再現可能にしてくださいバンダイさん。


以前も書きましたが、変わっていく男と変わらない男。二人の立ち居地が露骨に異なってきました。
しかし考えってなんですかブシドーさん。



・「マリナ…私は、カタロンは戦っているの」
「この先の小屋で待ってて」とか「銃を持てない貴方がいても足手まといなだけ」とか
ほとばしるほどの死亡フラグなんですが。ちょっと落ち着いてシーリンさん!!



・「戦うよ…ルイスを取り戻すために、僕は、僕の戦いをする…!」

沙慈、ついに覚悟完了。ここまで長かった…。



・「ピーリス中尉がソレスタルビーイングに…父は、どれほど前から軍を裏切っていたというのだ…」
(准尉…想いが断ち切れないのか。ならば私が果たそう。
   君が望むことを。君の願いを)

アンドレイ…ここまでくると…

ガチで話の通じない男になってきました。何が起きてもセルゲイの裏切りという勘違いに直結する素敵な思考回路。
まあ確かに、ピーリスの戦死報告についてはセルゲイの偽証という事にはなります。でもセルゲイがそう報告した理由をちょっとは考えてだな!
気に入らないのは、自分の勘違いにルイスを巻き込もうとしている点。
君の願いってそんなもんお前に頼んでねえー。
仮に願いがあるにしてもお前には頼まねえー。
身内殺しの正当性を語っておきながら、その肩代わりを買って出るような発言て…。
セルゲイの想いやら真相を知ってやり直して欲しいとは思いますが、このままあっさり落とされても全く問題ないキャラに昇華(転落?)してしまいましたなぁアンドレイは。
ハレルヤさん、次目覚めた時にこの七三分けをサクッと(ry



・「次の作戦は私達だけでやらせてもらうわ」
   「ほう、大きく出たな。では、戦果を期待させてもらおう」

グッドマンがいつ退場するかと思っているのですが、ドサクサに紛れて身内からって線もあるかも。
ヒリングはやりかねん…。



・「初めまして、ソレスタルビーイングの皆さん」
アニューと似ていることにはライルしか反応せず。
せめてティエリアには、瞳が脳量子通信モードになっているところをツッコんで欲しかったんだぜ!
通信相手は当然アニュー。



・「だって私は、イノベイターなんだから」
思いのほかあっさりとイノベイター暴露。
気になるのは特に操られている気配もなく、理路整然と自分の正体を明かしている点。
元々イノベイターとしてのアニューの人格や記憶が別にあって、今まではプロテクトがかかっていただけなのか。だとすると説得はかなり難しいぜライルさん。


・「ダブルオーガンダムは、この僕にこそ相応しい」
僕がガンダムを一番上手く(ry



・「君はやんちゃが過ぎる。今度勝手なマネをしたら…わかってるね?」
殴られたリジェネが相当驚いてますが、バレてないとでも考えていたのでしょうか。
とにかくこのメガネの片方は何がしたいのか分からんw
留美という共犯者があっさり脱落しましたが、手札ってもう尽きたのリジェネ?



・「何でも持ってるくせに…もっともっと欲しがって。そのくせ中身は空っぽ。
   私ね、そんなあんたが、ずうーっとキライだったの!!」

ハレルヤといいネーナといい、みんな一期の頃の台詞を繰り返すのが大好きw「死んじゃえばいいよ」とか。
リィアンから出てきたのはまんまスローネドライ。見た感じ外見上の差異はなさそう。中身は強化…されてないとにぃにぃズの仇討ちどころじゃないな。
景気よくステルスフィールドをばら撒いてますが、補給のアテはあるんですかね。ひょっとして仇討ちの為、敢えてサーシェスのいるイノベイター勢に取り入ったとか?



・「私は、私は世界の…」「留美!!」「変革を…」
ここでチャイナ退場?結局何がしたかったのかさっぱりな中華姫でした。
でも紅龍が庇ったりしているので、兄は死ぬけど妹は一人生き残って、でも全てを失って…とかそんな展開もあるかも。
貧乏になって再登場したら、とりあえず子供を集めて歌を歌えばいいと思います(えー




以上っす。
うーん、本気でアンドレイはどうにかしないとなぁ…。


次回は「アニュー・リターン」
ダブルオー強奪作戦とのことですが、さてはて。




舞台が終わったらもう一度じっくりと観よう…。
そんなこんなで。