仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第24話感想『BEYOND』

この時を待ってたよ(挨拶




最終話ではしっかり最終話をやらなければいかんので、ハイパーまとめタイム発動です!!
でも死亡フラグ自体を消し去るトンデモトランザムで、血生臭いラストにはならなさそう。
たまにはそういう展開もね…。


以下、いつもの如く台詞ごとにダラダラと。




・「僕達は分かりあう事で、未来を築くんだ!そうだろう、ルイス!」
  「その未来を奪ったのはソレスタルビーイングだ!!」

前回のラストから続き。
沙慈が至った答え、信念は確かに立派ですが、じゃあそれがルイスにすんなり伝わるかといえばそんなこともなく。
今回の24話ラストでティエリアから語られるイオリア計画の目的が「分かり合う事」
だとすると、ソレスタルビーイングの活動の第一段階「武力介入」が残す結果はあまりにも代償が大きすぎる。本来の目的を損なう程に。
沙慈のような対話を決して止めない者が現れる事を期待しないと、こんな計画は実行に移せません。
つくづくロマンチストだなイオリア爺さん。


しかしまあレグナントの大きいこと大きいこと。

MS形態に変形するとよりサイズ差が顕著に。でも頭部のデザインとか見るとリボンズの趣味だなーとw
こんなデカブツを商品化決定してしまうバンダイは色々おかしいと思う(褒めてます
余談ですが、超合金でビッグオーとか本気ですか!



・「沙慈とかいう男!貴様がいる所為で准尉は…!」
いやー、今のルイスがああなっているのは確かに沙慈とリボンズの責任なんですが、君も大概だと思うぞアンドレイ。
いい加減しぶといなー、と思っていたら、ようやくダブルオーの射撃に掴まりました。
一撃目でシールド大破、ニ撃目でトドメ。でもルイスのレグナントに電撃攻撃・エグナーウィップを使わせたんだから、連携が取れていると言えなくはない。
しかし電撃の命中率が100%な気がするんですが。マトモに回避しているのってOPの画ぐらいしか思い浮かばないw
ガガ部隊には効果があるのか無いのか微妙なニセトランザムなんぞより電撃ムチ搭載していれば、ソレスタ崩壊は必至だったと思ったり。



・「もう逃げられないぞ、ガンダム!」
   「やめるんだ!このままじゃルイスも」「それがどうした!!」「!!」
      「貴様達を倒すためなら…!!」「…だめだぁぁぁぁっっっ!!!!」

ルイスの中の人の芝居が神がかっている件。前回も今回もこの後も。
沙慈がマトモにトリガーを引いたのって、これが最初で最後?
相手が有人機か確証は無いけれど、ルイスの為に…ってところでしょうか。
痛恨の一機打ち洩らしですが、ガガの特攻の威力を知っていれば放置していても無問題だった気もする。
現に…ねぇ?



・「僕達は、イノベイターの出現を促すために人為的に生み出された存在、イノベイドだ!」
最後の最後で「僕らイノベイターじゃありませんでした」と訂正が!遅いよ!
つまり純粋種=イノベイター 作り物=イノベイドってことで。量産型置鮎の呼称じゃなかったのか。


ただ気になるのは「イノベイターじゃなくてイノベイドだよ」という訂正そのものじゃなくて、なぜティエリアがその事実を知っているのか、という点。まだヴェーダとは完全リンクしていない状態なのに…。
考えられるのは、前回リジェネが撃たれた時点でリジェネとティエリアの間で脳量子通信が行なわれ、ある程度の情報統合がされていた可能性。
リジェネ自身も、肉体を喪失しヴェーダに近い位置に意識を置いたことで知った情報かもしれませんが(リボンズの話した、本体がヴェーダと直結しているという言葉に仕返しのヒントを得たのか、最初からヴェーダ乗っ取りを計画していたのかは不明)



・「そのイノベイドが、進化を果たしていたとしたら?」
 「僕はイノベイドを超え、真のイノベイターすら凌ぐ存在となった」「世迷言を!」

発言するたびに器がちっちゃくなっていきますリボンズさん。余裕がなくてよ!
真のイノベイターすら、とか言っちゃうあたり、純粋種に対する劣等感(のようなもの)は持ち合わせている様子。
だから今までイノベイドじゃなくて自称イノベイターだったのかーとか、イノベイターを超えた創造主とか連呼していたのかーと妙に納得。
使命や役割を超えて個人の欲を持ち出したのは、はたして進化か否か。



・「有史以来、人々が求め続けた理想郷が実現しようとしているというのに!」
 「未来は、私達で作り出さないと意味が無いわ」

完全なる自由はモラルの放棄。
限定された自由を満喫するべき。
檻の中で守られた方が居心地がいい。
これって実は正論。その限定された自由すら、全ての人々に与えられるものかは別問題としても。


スメラギは「過去の過ちを自分達で払拭しなければ意味が無い」と否定。
これまた正論。ただしこちらは自分で払拭できる術・力を手繰り寄せられる者、またはそうしなければならないと過去の記憶から学んだ者の論理。


お互いの論理を肯定するも否定するも、個人の感情ひとつなのが悩ましい。
現にアロウズ支配でも限定された範囲では平和と自由を得ていた人々はいるし。
その影で苦しむ人々もいるし。
スメラギとビリーの問答は、ソレスタルビーイングアロウズ、そしてイノベイターの存在意義に関わる作品の根っことも言うべき話。


なのですが。
その正論が単なる絶望ビリー建前と腹いせだったりするのが泣けるでえ!!(台無しだ
話の趣旨ずらしただけで一生懸命ヨリ戻そうとしてるだけじゃないっすかビリーさん!



・「しぶてぇんだよ、ソレスタルなんたら!!」「クソッタレが!」
なんか通路が急に広くなった気がします…。
移動、そう、前回から場所を変えたんだ!
結局敵対組織の名前を覚えないサーシェスが素晴らしい。



・「マリーぐああああ!!!」
名前すら満足に呼ばせてもらえないアレルヤ不憫。
ちょこちょこアリオスが被弾しているのですが、ガガには自爆以外にGNバルカンも装備されているんでしょうか。


…で。
あのー、一瞬ですけどね?
GNアーチャーに激突する直前のガガをアリオスが狙撃しようとして、
実はアチャ子に命中しているように見えた自分がいます(えー



・「粒子残量が! …ッ、体もかよ…!!」
エネルギーゲージの表示がまんまRX-78な点について。ツッコミ待ちのガンダムでした。
ホントに砲台の扱いで終了ですかOガンダム



・「彼女を連れて安全な場所へ行け!敵が来る!」
案の定ガガのダメージがショボすぎたorz 外装ちょっと引っかいたくらいじゃないか!
ひょっとして沙慈の射撃って、やらなくても良かったんじゃあ…。
ええい、情けないぞガガ!!

偉大なる先達を少しは見習ってだな!(えー


そしてコクピットを綺麗にぶち抜くせっさん&ダブルオー。アニューの時もこれが出来れば…。
ルイスをハンマーヘル&ハンマーヘブンでぶっこ抜いたら、あとは右手のゴルディオンライザーソードで光になれえぇぇぇぇ!!!(作品違う


てっきり沙慈に逃げるよう指示したからオーライザーなしで戦うのか!と驚いてしまったのですが、
普通に放置プレイでした(えー
フェルトの要塞内部スキャンが間に合ってて良かった…。



・「ヴェーダは渡さない。そうさ、人類を導くのはこの僕だ」
生身でもMSでもティエリア先生の射撃は大抵邪魔されます。早撃ちリボンズの勝利。
いくらなんでも油断しすぎだろう…。
ただ、前述したリジェネとの脳量子通信が本当だと仮定すれば、肉体から開放されてヴェーダとリンクするためのブラフだったとも考えられます。
この時点で既に狙ってた?



・「ソレスタルビーイング…パパとママの仇…死ね、死ねェェ…!」「ル…イス…」
憎しみと洗脳と愛情がごったミックス。
直前のリボンズの目が発光していることからも、ルイスに対する抑制はアニューの時と同様抜け目なく。
文字通り戦場全体に目を光らせているリボンズさん。って誰が上手いことを言えと。
しかし、ルイスの左手はサイバネアームなので、ヘタすると窒息の前に

コキャッと逝きかねない(ぇ



・「ヒリング、トランザムアタックをかける」「…オッケー!」
真似した技術に技名つけたー!

もうこのコンビが微笑ましくてしょうがないwですがトランザムガデッサガラッゾの実力は本物。
ダブルオーがノーマル状態とはいえ被弾する姿はちょっと想像つかなかったので。
ガラッゾのスピードがまるで初登場時のようだ!(えー
ガデッサも遠距離から攻めるだけでなく、ガラッゾと時間差でケリ入れて追い討ちメガランチャーとか、いい動きしてます。



・「(どうしたんだよ、ルイス!)」「この声は!?」
たまらず刹那もトランザム発動…ですが今度は色々電波受信しだして気が散りだすというワナ。



・左手の指輪、そして…
写真は全件削除したけど、指輪はちゃんとはめていた…捨てていなかった。
それだけでも哀しいのに、失った左手の代わりに補った偽りの手、その指に贈られた指輪をはめるルイスの事を想うと…しんどい…。
トランザムライザーの影響があったのか、それともルイスの意思がリボンズの支配を打ち破ったのか分かりませんが、その代償は…。



・「皆の命が、消えていく…そんなこと、させるかああぁぁぁぁっっっ!!!」
トランザムバースト発動!
発動の直前に刹那の網膜パターンをスキャンしていましたが、最初からパイロット認証機能にそんな隠し玉をしこんでいたのでしょうか。おやっさんもよくわからないままツインドライヴの理論に従って、ダブルオーを設計していたのでしょうか。
恐いぞそんなブラックボックスまみれの機体wまあそれを言ったら動力源自体がトンデモメカか。


しかし…なんですね。
ホントにメビウスの宇宙を越えて、あまつさえ月光蝶である!!みたいな展開になるとは!すごいよ、御大将のターンXとガチでケンカできそうだよ!
ただ、あまりにもまんまな演出はさすがにゲンナリ。GN粒子の光の帯とかね。面白いんですけど。



・「この光はきっと、刹那の戦いの光。命の輝き…」

何と聞かれたので、姫の解説入りました。知っているのマリナ?うむ!
今だ、そこで歌うんだ元姫!きっと銀河のはちぇまれ届くぞー!!(落ち着け



「脳量子波が乱れる!」
  「あのガンダムだ、あのガンダムさえあれば僕達だって」
  「それだけじゃない」「リジェネ・レジェッタ!?」
  「純粋なるイノベイターの脳量子波が、ツインドライヴと連動し、
   純度を増したGN粒子が、人々の意識を拡張させる」

 「完全なる進化を遂げたか、刹那・F・セイエイ
    君こそが、真のイノベイターだ」

トランザムの封印が解かれて。
ツインドライヴが起動し。
トランザムライザーで変革が始まって。
トランザムバーストで完全なる進化を。


面白いのは、この結末は「刹那がガンダムに乗る」事がなければ起きえなかったという点。
リボンズの気まぐれと増徴も、度重なる戦闘でのトランザムライザーの発動も、リジェネの反発も、全てトランザムバーストと真のイノベイターを生み出すための布石。


何もかもがイオリアの掌の上、という印象がより強くなりました。リボンズやリジェネの演出すらもシナリオの一部分。
全てが200年前からのお膳立てによるものではなく、各々の意思と希望が重なった結果だとは思いたいのですが…。
「分かり合う」為の最後の一手が、戦闘の中からしか生まれないっていうのは、痛烈な皮肉。


そして、さり気無く全否定くらったリヴァイヴとヒリングが不憫。



・「なんだ…この気もちワリィ感じは」
分かりあう気ゼロのサーシェスにしてみればさぞかし居心地が悪かろう。



・「てめぇ、あの男の弟か!?」「それがどうした!」
  「殺しがいがあるぜぇ!!」「!?…なんなんだ貴様は!」
    「俺は、俺だぁ!!!」「ぶっ潰す!」

分かり合おう、変わろうとする刹那達に対して、空気を読まないかのような俺様宣言wさすがだ!
この人は最初から最後まで揺るがないなぁ。良いか悪いかは別にしても。


以前のweb拍手返信で書いた不満を蒸し返してしまって申し訳ありませんがw
この変化しないスタンスが、二期におけるサーシェスの出番を奪っていったのかもしれません。
討つべき「敵」としてもっとスケールの大きな相手が用意されてしまったので。
サーシェスはあくまでも戦争屋。
クライアントであるリボンズが刹那たちに干渉すればするほど、サーシェスの立ち居地は意味を成さなくなってくる。
ダブルオーのテーマが「戦争根絶」だけで留まらなかった弊害を受けているのがサーシェスだったり。


気を取り直して。
戦闘シーンだけ観れば、やはりアルケーとケルディムは動き回っていて素晴らしい。
前回は豆鉄砲だったGNピストルも、近距離射撃の恩恵かそれとも関節部の脆い箇所を狙い撃ちしたのか、アルケーの右腕をバスターソードごと吹き飛ばしたり、お返しにアルケーの爪先サーベルがケルディムの左腕を切り落としたり。
アルケーのこめかみに一撃とか、ライルさん攻撃が容赦ねぇw



・「余所見してんなよアレルヤァ!!」「ハレルヤ!?」
   「マリーだけ見てりゃいいんだよォ!!」

眠った人格を呼び覚ますのがトランザムライザーの効果。
しかし今回はアレルヤとハレルヤが入れ替わりませんでしたねー。期待していたのに…。
ハレルヤが遠慮したというか、自分が表層に出る必要なしと判断したんでしょうか。


そしてトランザムアリオス、スパロボ参戦の暁にはMAP兵器搭載決定。
あれ?ガンダム四機みんなMAP兵器もちか?



・「ずっと君のことが好きだったのに…」
ほらな!以上(えー


だけだとアレなので。
こうなった以上スメラギさんは責任をとりましょう(何
惚れた方が負け。惚れさせた方も負け。



「あいつは…あの男は何も言ってくれなかった!言い訳も!謝罪も!
  僕の気持ちなんて知ろうともしなかった!だから殺したんだ、この手で!」
 
  「きっと大佐は、貴方の事を想ってくれてたはずよ…」
  「言ってくれなきゃ、何も分からないじゃないかっ…!!」
言い方は悪いですが、ようやくメッキがはがれたな、という思いはあります。
アンドレイはアンドレイなりに、父親からの愛情を欲していたわけで。それが得られなかった、得られなかったと錯覚してセルゲイに反発していた…。
親の心子知らずといいますが、分かり合う方法を知らない不器用さが父親を殺してしまったんだなぁ、と。だったら最初からそう言えばいいのに。アンドレイこそ、言ってくれなければセルゲイには伝わらない。分からない。
親子そろって不器用だった故の結末。


でも、言ってくれなきゃ分からないってのは、ダブルオーの登場人物ほぼ全員に共通するツッコミ。
トランザムライザーのマッパ通信ですら、最初はルイスに誤解を与えるだけでしたし。どれだけ進化しても、優れたシステムがあっても、それは使い方次第というハナシ。
まずは宇宙人に会いに行こう!と計画を立てちゃったはた迷惑な爺さんに全力のツッコミをw



・「な、なんだ…体の痛みが…」
復活のラッセ!リタイアするであろうキャラの筆頭だったのに!



・「ねぇ、この暖かな光はなに…心が、溶けていきそうな…」
  「刹那だよ」「刹那?」
    「そうだよ、彼の心の光、未来を照らす光だ」

ルイスも復活!擬似粒子の毒の治療はおろか、禁断のザオリクまでかけるとは!(ぇ
もうGN粒子が万能すぎて留まるところを知りません。
ついでにコーラも復活させてくれ。いや、不要か?どうせ生きているからw



・「赤ハロ、機体をたのむ」「リョウカイ!リョウカイ!」
自分の進化と、その恩恵を知ってか知らずか、あっさりと機体を降りるせっさん。
というか、赤ハロって呼ぶんだwww



・「リボンズ、君の思い通りにはさせない、そうだろう、ティエリア?」
待っていたぜこの瞬間!
リボンズヴェーダのリンクが切り離されている隙に、ヴェーダを掌握する乗っ取り大作戦。


あらゆる面で、この辺りのリボンズの対応がまずい。
まず、刹那がダブルオーを降りたことでトランザムバーストの効果が途切れているんだから、早く状況を確認してヴェーダとのリンクを再構築すればよかったのに、対応が遅れた。
結果として、肉体を失ってヴェーダとの結びつきが強くなったティエリアとリジェネ二人に先を越されてしまった。
もっと言えば以前も脳量子波を遮断されているのだから、対策を講じる必要があるはず。実際ラストでトライアルフィールドの影響を受けない(ヴェーダとのリンクなしでも活動できる)機体を開発していたのに、ヴェーダそのものには何の処置もしていないって言うのが、どうにもこうにも。
…油断と慢心がデフォルトのラスボス、か。いましたねぇそんな金ぴかが。


で、トライアルフィールド発動!ってまんまトライアルシステムの効果範囲広げただけだったー!!
やっぱり無傷だったセラフィム。ツメが甘いぜヒリング!
ソレスタ側の機体が動けるのは、ヴェーダとのリンクをもともと切断されていたからなのか、それともセラフィムが敵味方の識別をしているのか。
結局赤い十字架の意味はなんだったんでしょう。OPではセラヴィーの状態で光っているのに…。



・「兄さんの事を責められねぇなぁ。こいつだけは、許せねぇ!」
どうした、動け、アルケー、何故動かん!(だから作品違う


結局トドメはロックオンがもっていきますか。
まあ広く観れば刹那がヴェーダへの道を開いて、ティエリアがトライアルを発動して、ロックオンがトドメ、と。
協力した上での勝利と考えるのは好意的に捉えすぎでしょうかw



 「アニュー、お前のお陰で、人と人が分かり合える世界も不可能じゃないって思えたんだ。
    だから、世界から疎まれても、咎めを受けようとも…俺は戦う。

  ソレスタルビーイングガンダムマイスターとして…!」
分かり合える世界はきっと来る。
だが、自分はその世界に居場所がなくとも構わない。世界を作る礎となる。
分かり合えない相手を、たとえ世界の輪から外れるとしても、世界の代わりに裁く。
傲慢と分かってはいる。それでも戦う。


仇討ちを果たして兄と同じ決意に至るっていうのは、寂しいことなのかもしれません。
ライルがようやくアニューとの別離に決着をつけた事は、喜ばしくもあり、同時に哀しくもあり。


サーシェスはなんともあっけない幕切れ。
振り返って反撃しなければ、ライルは撃たなかったに違いない。
でもこの人の場合分かり合っちゃ駄目でしょ(えー
ライルとは正反対の位置で、変わりつつある世界の礎になったって事でひとつ。



・「仇は討つ!」「勝手に殺してもらっては困るな」
このやり取りに妙に和んだw
ティエリアの肉体を前にして「何処にいる?」と聞く刹那にニヤリ。


自分は人間だ、と叫んで戦っていたティエリア
「僕は、イノベイター、いや、イノベイドでよかったと思う。この能力で君達を救うことが出来たのだから」
と誇らしげに話す事にグッときました。先生、あんた人間だよ、立派な人間だよ…!



・「今こそ話そう、イオリア計画の全貌を」
結局のところは、刹那が覚醒した時にグラハムに話したことで大体正解。
しかし「例え滅びようとも人類の意思を統一」とか、イオリアの爺さんはビアン・ゾルダーク博士と話が合うに違いないw
外宇宙からの来訪者なんてまんまだし。
またまたweb拍手返信の時の話になりますが、自分が引き合いに出したクロスボーンでは、木星帝国と宇宙海賊(+地球連邦)で戦っているんですよね。木星人は別の人類、と作中で語られていましたが、突き詰めれば同じ人間。
今までのガンダムが何処まで生活の範囲を広げても争っているのと間逆のことをダブルオーではやりたかったのかな、と今更ながら思います。
先に地球圏をなんとかしよーぜー、みたいな。ただそれにしては「来るべき対話」とか目標が抽象的に過ぎるのがにんともかんともw
だったら尚更戦争根絶をテーマに…いや、これ以上は言うまい。単なる話のむし返しになっちまいますw



・「感謝して欲しいな、君がその力を手に入れたのは
        僕のお陰なんだよ?刹那・F・セイエイ

ラスボス登場。その名はリボンズキャノン!!
きょだいなー、てきをー、うてよ うてよ うてよー!!
ってこれオフィシャルなんですか古谷…じゃない蒼月さん。


外見はガンキャノンスパロボのR-2みたい。貴方は赤い機体に乗っちゃだめでしょ!
まあ中の人的にキャストオフしたりしてガンダムが出てくるのかなーとか思ったり。頭部にV字アンテナあるし。
でも肩のパーツとかが非常に邪魔なところについていたりするんで、ひょっとしたら今回映っていた姿は背中で、ひっくり返してガンダムになったり。
腕の武装が左右で異なるのも気になります。





以上です。
次回、最終話『再生』
泣いても笑ってもラストです。
感想は色々ありますが、精一杯楽しんで最後まで観ていこうと。


主にハムさんの出番があるのかどうかに注目しつつ(そこかよ





そんなこんなで〜。