ボークス A3 第25弾 YF-23 ブラックウィドウ2 PAV-1“スパイダー”

腹部のマーキングが一号機の証（挨拶

昨日のYF-22に続きまして、今回は悲運の超高性能戦術機
YF-23 ブラックウィドウ2の一号機、スパイダーの紹介です。
もはや語るまい！さっそく以下写真〜。

YF-23 ブラックウィドウ2 PAV-1『スパイダー』
YF-23は米国陸軍のATSF(先進戦術歩行戦闘機)計画において、ノースロック社がマクダエル・ドグラム社の協力を得て開発した試作次世代戦術歩行戦闘機である。
比較試験の結果、近接格闘戦能力とステルス性に於いてはライバル機であるYF-22を上回っていたが、調達コストと性能維持に不可欠な整備性、何よりもその性能が米軍の戦略ドクトリンと合致しないと判断され、不採用となった。
計画終了後、機密保持のためにエドワーズ空軍基地に一定期間屋外係留されていたが、最終的には1号機2号機共に、米国各地の航空博物館の展示機となった。
YF-22と同じく、搭載エンジンの違う2機が試作されており、「ジネラルエレクトロニクス・YF120-GE-100」を積んだ1号機には「スパイダー」、「プラッツ&ウィットニー・YF119-PW100」を積んだ2号機には「グレイゴースト」の愛称が与えられている。

まずは前後から。
相変わらず攻撃的というか多分に趣味の混じったデザインです。（えー
光沢抑え目のダークグレーの配色が実に渋い。アンチヒーローっぽいですｗ

品質面に特に問題なし。若干頭部や肩部のグリーンのラインが曲がってますか…。

先行限定発売のグレイゴーストと比較。
形状の差異はなし。肩や腕の形式番号やマーキングも同じタンポ印刷。
肩のナンバーが異なるのと、スパイダーのみ腹部に赤いマーキングが施されています。
可動範囲や付属品などの詳細は
ボークス A3 2008 LIMITED No.04 YF-23 ブラックウィドウ2 PAV-2“グレイゴースト” - 仏の顔も3℃までを御確認頂けたらと〜。
最近横着してばかりだなorz

…と、カラーリングとマーキングの違いだけかと思ったら。
動かしてみるとちょっとした改良点に気づきました。

どちらも首がボールジョイントになっているのですが、スパイダーは首周りのクリアランスに改良が加えられており、グレイゴーストよりも自由度が高いです。
首をより上方に向けられたり、顎を上げなくても横を向けたり。
あと、緩めだった胴の接続が強化されているようにも感じます。
細かな点ですが、こうした不満点を一つ一つ見直していくところは流石。単なるリペイントで終わりません。