仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

ボークス A3 第22弾 XFJ-01a 不知火・弐型 デモンストレーターカラー

いつかオレも…あんた達のように―誰かを護るために戦う…!(挨拶




ようやくレビューとなりました。
A3第22弾、だけど4thシリーズのトリを飾る(汗 不知火・弐型フェイズ2・一号機です。
誌上通販・完全受注生産という販売方法が試みられたアイテム。
春の予約開始から、季節を跨いで夏。いや、待ち焦がれました!
以下写真〜。






前後から〜。相変わらず強化モジュールのボリュームが素敵。

XFJ-01a『不知火・弐型 デモンストレーターカラー』
「不知火・弐型」は、日米共同の新型戦術機開発計画「XFJ計画」で生まれた概念実証実験機である。純日本産第三世代戦術機「不知火・壱型丙」の欠点であった稼働時間の短さを解消すべく、同機をベースに多数の米国製パーツが組み込まれている。
「フェニックス構想」で開発された技術も惜しみなく投入され、索敵・目標捕捉能力、運動性・機動性の向上に加え、推進剤容量も増加しており、「不知火を米国技術で一から設計し直した機体」とまで呼ばれた。
腰部スラスターモジュールは噴射方向をパドルで制御するベクタースラスト方式を採用しており、空中機動中に頭部モジュールや前腕部ナイフシースの方向を変化させる事で、跳躍ユニットを動かすより格段に少ない電力消費で姿勢制御が可能になった。
これに関連し、ナイフシース副腕展開やブレード装備の所要時間も短縮されている。
二機が試作され、本機はジネラルエレクトロニクス製F-140エンジンを搭載した1号機である。形状・カラーリングは、フェイズ2において外装がボーニング社のMSIP(他段階改良計画)強化モジュールに換装され、ロールアウトした際のものである。


…初見で「ダンガイオー?」と思ってしまったのは当ブログの管理人だけ…と信じたい。


塗装はいつものA3クオリティ。白ベースだと塗りムラがちょっと目だったり…orz
頭部や肩部のタンポ印刷は綺麗です。
今回の写真では、フェイス部(口元のみ)にスミ入れをしてあります。


このカラーパターン、航空自衛隊の実験機に元ネタがあるとか。
…戦術機なのになんてヒロイックなカラーリングなんだ、いやいや戦術機はスーパーロボットだ!と誰か偉い人が言っていた、だからこれもアリなんだ…と誌面で写真を見ながら一人悶々としていたのもいい思い出です(何






付属品一覧〜。
交換用手首 
跳躍(ジャンプ)ユニット×1組
74式近接戦闘長刀×1
65式近接戦闘短刀×2
87式突撃砲×2
92式多目的追加装甲×1
ナイフシース展開パーツ×1
ブレードマウント×1
ブレードマウント(空)×1
ガンマウント×1組
ガンマウント(空)×1組



シールド付属…ですか。そういえば最近ご無沙汰だったなぁ。
タリサの2号機と比べると、どうしても寂しい印象が。
個人的に、ガンマウント展開パーツは目をつぶるにしても、左手用長刀は抑えておいて欲しかったですね…。






跳躍ユニット装備〜。





跳躍ユニットのタンポ印刷。
識別番号と開発に携わった企業の名称が確認できます。タリサ機と同様に綺麗な仕上がり。




可動範囲や仕様など、詳細については
ボークス A3 2009 LIMITED No.3 XFJ-01b 不知火・弐型(2号機) - 仏の顔も3℃まで
こちらを御確認下さい。動くんだけど…凄く動くんだけど…。
今回も激しくポロリするぜ跳躍ユニット!!下半身の安定性も…ウボァー





早速ですが、適当に動かしつつ武装を紹介していきます。





近接短刀〜。
ナイフシース展開パーツも抜かりなし。







武装しつつ、突撃砲&追加装甲。
若干手首側の接続軸が緩いのと、手首の上まで覆っている増加装甲が干渉するため、重さも手伝っていつも以上に追加装甲が持ちにくいと感じてしまいます…うーむ。






近接長刀〜。








いつもと同じ様にポージング・写真を撮っているつもりですが、なんか、こう…妙なケレン味を感じてしまいますw
色の与える影響って凄いと再認識。








強襲掃討(ガン・スイーパー)仕様で何点か。
本体が派手な分、銃器の色合いで引き締まる感じ。カッコいいです。





フェイズ1、およびタリサの二号機と並べてみます。
ここまでたどり着くまで、長かったなぁ…感慨もひとしおです。





背中を預ける仲間であり。





互いに競い、上を目指すライバルであり。








ここからはおまけ。
他の戦術機から使えそうな武器を見繕って、持たせてみました。

A3第17弾・白武御雷のウェポンセットより。
左手用近接長刀(逆手持ち)を装備。白い手首なのでいけるかなー、と。
左手がどうにも落ち着かなくて…でも白たけみーも左手の順手持ちは無かったりします。逆手持ちで代用。






一刀両断キャンペーンより、同じく白武御雷用の近接長刀両手持ち。
厳密には武御雷と不知火・弐型では手首(指先など)の配色が異なるのですが、雰囲気が伝わればと。






最後に、不知火・壱型丙より、XEML-99 試製99型電磁投射砲を装備!
実際にレールガンを弐型が装備する事は考えにくいので、ネタと言う事でひとつ。
追加モジュールのボリュームの為、肩部への固定アームが取り付けにくくなってしまっていますが、保持自体は問題なし。
最近では近接戦闘に開眼したユウヤですが、さすが射撃はお家芸。弐型に持たせても結構いい感じです。







というわけで。

不知火・弐型 デモンストレーターカラーでした!


他の戦術機とは一線を画するカラーリング。
新・主人公機。
ホビージャパンでの誌上通販。
A3ラインナップの中でもこれほど異色の存在も無いのでは。
超絶可動性能を堪能しつつ、今までの戦術機には無い色合いから醸し出されるヒロイックさwを堪能できる一品。



ただし、商品自体には苦言を呈したい面も。
タリサ機でも触れましたが、優秀な可動範囲を獲得した反面、関節強度・安定性といった部分が疎かになっている、と言わざるを得ません。


とにかく立たない。
初期のA3と比べて、どうもA-LOCK内部のクリック機構が緩い・脆い固体が増えた気がします(俗に言う「ハズレ」を引きやすくなったような)
関節軸の緩み程度なら自分で商品を暖めてA-LOCKを外し、ボンドや瞬着で太らせる…といった応急処置ができますが、内部となると…。
また、上半身のウェイト増加によって股関節にこれだけ負担がかかるのに、壱型と比べると関節ユニットの配置やサイズ変更など、その対策はされていないように感じます。
脚部にテンションがかかるのに、関節がユルユル…では、さすがに…。


「自立させる事が何より難しい」と言うのが感想であり、最大の問題点。




と、最後は文句になってしまいましたが、それでも憎めない不知火・弐型ですw
待ち続けてようやく手に入った喜びでカバーしてやりますとも!
スタンドを使って飛行ポーズをとらせる分には、何の不満も無いですしね。




愛情一本。
そんなこんなで。