バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW(ダブル) サイクロンジョーカーエクストリーム
Nobody's Perfect(挨拶
今回は。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW(ダブル) サイクロンジョーカーエクストリーム
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2010/08/11
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 3人 クリック: 116回
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鳥型のガイアメモリ「エクストリームメモリ」によって、フィリップと翔太郎の心と体を一体化させ、究極の進化を遂げた状態。
地球という広大なデータベースと直結する事が可能で、敵能力の全てを閲覧し、常に一歩先手を取った戦闘が可能となる。
作品と登場人物のキャラクター設定上、最終パワーアップが能力的に「最強」とは断言できない、そんな面白い立ち位置のCJXが、本編放送期間中に目出度くフィギュアーツ化。
中央部のクリスタルサーバーや専用武器など、見どころ豊富なアイテムになっています。
ただ、商品の全ての部分が褒められる、というわけでもなく…後述。
近場からぐるっと。
関節部分や手首などの一部パーツについては通常のWと同様ですが、デザインの相違から外装はほぼ新規造形。
やはり目を惹くのは中央部分のクリスタルサーバー。
シルバー塗装の下地にクリアパーツをかぶせてあります。
劇中の様に、見る角度によって七色に…というわけにはいきませんが、モールドも細かくいい感じかと。
サイクロン側の外装はメタリック塗装。ジョーカー側は成型色の黒+一部つや消し仕上げ。
フォームチェンジに伴い、肩・手首・足首の装飾も変更。綺麗に作りこまれています。
CJXってやや太めなイメージがあるのですが、製品ではフィギュアーツ体形という事で結構細身。
やはりというか。
問題となるのは、頭部の造形と一部の塗装だと思います。
頭部造形はバランスがちぐはぐ。CJXの頭部は結構縦長の筈が、商品では見事な丸顔。
複眼のクリアパーツが横に幅広く造形されているのも、頭部のバランスの悪さを強調してしまっています。
横から見る分にはそんなに違和感ないかな…とは感じるのですが。
塗装について。
クリスタルサーバーの両端には、本来は黒いラインが惹かれているのですが(商品外箱のCJXの写真でも確認できます)
製品版ではラインの内側だけ塗装されていて、表面部分は省略。
これは流石にいただけない。
気になってしょうがなかったので、雑ではありますが自分でラインを黒く塗ってあります。
あと、細かい部分ですが、ファングジョーカーできちんと色分けされていた関節パーツが、また黒一色に戻ってしまったのが勿体無い。
サイクロンサイドの関節カラーを緑色で見たかったです。
付属品一覧〜。
プリズムビッカー(プリズムソード+ビッカーシールド)
エクストリームメモリ(非変形)
交換用手首(握り手・平手・武器保持手・ポージング用)
エクストリームメモリは着脱可能ですが、ダブルドライバー(CJのバックル部分)とは接続ダボの形状が異なるので、フォームチェンジ途中を再現した装着は出来なくなっています。別にダボの形状は統一しててもよかったのに…。
ノーマルのWと比較。
可動箇所は通常フォームとほぼ同様となります。
ここからはアクションポーズを何点か。
しかし、ビッカーと聞くと、昔懐かし日本版スパイダーマンの巨大メカ「レオパルドン」が思い出されるのは自分だけでしょうか。
メカの戦闘時間の尺の短さから、基本的にはマーベラー(戦艦形態)から変形→レオパルドン登場→ソードビッカーを投げつけると勝利、という秒殺の図式が成り立っていて、特撮史上最強ロボと囁かれたり。現れたら、そこで試合終了ですよ。
きのこ狩りとか「摩り替えておいたのさ!」とか、どうも微妙なところがクローズアップされる作品ですなぁ。
と、余談が過ぎました。
剣戟&鉄壁アクション。
最強フォームになると剣を装備、というのは今までの作品でも目にしてきましたが、剣+盾という組み合わせは新鮮ですね。
攻撃を防ぎつつ突進、という画をよく本編で目にします。
サイクロン!マキシマムドライヴ!
ヒート!マキシマムドライヴ!
ルナ!マキシマムドライヴ!
ジョーカー!マキシマムドライヴ!
プリズムビッカーのお陰で、キック技が目立たない最終フォーム。
テラー相手にダブルエクストリームを食らわしてましたが、あの時は照井さんの科学忍法火の鳥の方がインパクト大だったので(汗
で。
照井さんの話が出たところであのシーンを。
ライダー史上に残る、最高にかっこ悪いフォームチェンジでしたwwwww
がに股ジャンプがステキすぎる。
対ケツァルコアトル戦で披露した、超高空二枚卸しチャージブレイク。
というわけで。
以上!S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW(ダブル) サイクロンジョーカーエクストリームでした!
各フォームチェンジを全て商品化、おまけに本編の放送中に最終フォームまでリリース。
仮面ライダーWという作品の人気が伺えます。
今回のCJXも、安定した可動、及び付属品のお陰で、放送期間中リアルタイムで劇中アクションの再現を楽しむ事が出来ます。
クリスタルサーバーの仕上げも美しいです。
それだけに、頭部造形や一部塗装の省略という、目に付く不満点がより浮き彫りになってしまう結果となったのが実に勿体無い。
ましてや、パッケージに掲載されている商品写真では、該当のライン塗装は省略せずきちんと再現されているわけで。
「パッケージの写真と商品とは、多少異なりますのでご了承下さい」
この文言が通用するかどうかのボーダーラインを、甘く考えて欲しくは無いところですが。
今後おそらく通販などで、サイクロンジョーカーゴールドエクストリームや、
「シュラウドさんのイメージ映像です」でおなじみの(ぇ
サイクロンアクセルエクストリーム、といったカラバリ展開が予想されます。
もし実現する場合は、何とかライン塗装の徹底を期待したいところです。
しかし、アクセルといいCJXといい、どうもWの製品は頭部の出来に恵まれないなぁ。残念。
そんなこんなで!