バンダイ S.H.フィギュアーツ ワイルドタイガー
ワイルドに咆えるぜ!(挨拶
どうにか入手に成功…。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2011/09/23
- メディア: おもちゃ&ホビー
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「ヒーローは希望がある限り、命を見捨てるわけにはいかねぇんだよッ!」
アポロンメディア所属ヒーロー『ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)』
「NEXT」と呼ばれる突然変異者の存在が確認されてから45年の時が経過した世界。
大都市・シュテルンビルトでは、特殊能力を要する「ヒーロー」が企業と契約。彼らを題材としたTV番組「HERO TV」においてその勇姿を視聴者にアピールし、スポンサーロゴを身に付け活躍していた。
年俸制のいわばサラリーマンと同様の立場であるヒーローの一人、鏑木・T・虎徹は「ワイルドタイガー」としてデビュー10年を迎えるベテランではあるが、“峠”を過ぎた感がある…と世間で噂されている。
「ヒーローにとって何より大切なのは市民を守ること」を信条とする熱血漢だが、その結果として街を必要以上に破壊して賠償金がかさんだり、計算より感情が先立つ豪快な戦いぶりがヒーローの評価点となる「ポイント」に結びつかなかったり…といったこともしばしば。ロートル・前時代的・残念な中年・ポイント0点男といった中傷を受ける事も。
“業務”成績も人気も低迷する中、所属していた企業・Top Magのヒーロー事業部廃止により、大企業・アポロンメディアへ移籍。
事務所の方針(と言えば聞こえはいいが実際は引き立て役として)新人ヒーローであるバーナビー・ブルックスJr.とコンビを組むことになる。
ポイントを重視するルーキーと、ビジネスよりも義理人情を優先するベテランとの間で衝突が絶えなかったが、虎徹の実直な生き様、ヒーローとしての矜持は揺らぐ事無く、次第にバーナビーを初めとした周囲の人間を惹き付けて行く。
NEXTとしての能力は、全身体能力が五分間だけ通常の100倍になる「ハンドレッドパワー」
能力発動後は一時間経過すると再使用可能。また発動する事により自身が負った傷への治癒能力も高まる。
アポロンメディア移籍後は、それまで使用していた(クソ)スーツに代わって天才技術者・斎藤さんが開発した新スーツを着用。
従来のスーツよりも耐火性・伸縮性に優れ、両腕にはワイヤーガン「ワイルドシュート」を内蔵。
また、バーナビーとコンビを組んだ後に新ギミック「GOOD LUCK」モードも追加。右腕が変形・大型化しいかにも「必殺技」な外見となるが、変わったのは豪華な見た目だけで実際のパンチの威力はそのまま、とは斎藤さんの談。
留まる事を知らない人気の「TIGER&BUNNY」から、主役であるおじさん・ワイルドタイガーがフィギュアーツで登場。
予約は瞬殺、販売しても瞬殺、再販も…と非常に入手し辛いアイテムですが、今回ちょっとしたご縁で手に取ることが叶いました。
良好な造形、フィギュアーツ準拠の可動で中年ヒーローの活躍ぶりをこれでもかと堪能!(ぇ
アーツおじさんを前後から。
若干ですがイメージよりも脚が長めで胴が細め。フィギュアーツならではの体形アレンジ、といったところ。
近場からぐるっと。
各部の造形は非常に細やか、かつシャープです。腕部のクリア素材の手甲なんて後部が指に刺さるほど。
頭部の再現率が高いと感じました。タイガーというよりは…ウサギとカメ?
塗装も、メインとなる白の配色がパール仕上げ。各部のクリアパーツと相まって高級感があります。
が、今回のワイルドタイガーは塗装の粗さが気になりますね…あちこちに塗りムラや塗装剥がれがあって、それをカバーするために上から塗料を塗り被せている箇所がとにかく雑で目立ちます。
それでも自分が手に入れた個体はかなり状態が良い物のようで、そもそもラインが塗られてなかったりパーツの付け忘れがあったり…せっかく手に入れたのに残念な状態の物も多い、といった話を聞きます。
人気・品薄・若干割高…なアイテムなのですから、品質面は何とかしてもらいたかったところですね…。
付属品一覧〜。
交換手首三種(握り手・平手・ワイルドシュート保持手)
ワイルドシュート×2
GOOD LUCKモード用右腕
可動箇所・範囲の紹介。
頭部は首部分でボール可動二点。襟が詰まっているので横方向への可動に影響しています。
肩アーマーが独立して上下スイング。肩と胴体でボール接続。
上腕でロール、肘二重関節、手首で球体関節+ボールジョイント。
股関節で上下にスイング+ボール接続。ボール部分が堅く、動かすとギチギチと嫌な音が…ねじ切れそうで不安でしたのでリップクリームを少しかませて滑りを良くしてみました。
腿でロール、膝二重関節。足首で横ロール+ボールジョイント接続。爪先が若干独立可動。
フィギュアーツとしては標準的な可動箇所となっていますが、腕部や腰、足首の可動域はやや物足さを感じるかも…。
ワイルドシュートは手甲パーツの裏側に接続し、専用保持手で固定。
右腕、肘から下を丸ごと差し替えてGOOD LUCKモードを再現。
接続部分がかなり堅いので、交換時に力を加えすぎて肩アーマーとかの破損が心配…。
ただ、こちらも本体と同様に細かく作りこまれています。
見栄えには大満足♪
ここからはひたすら動かしてみます。ヒーローって奴を見せてやる!
かっこいいポージングだけでなく…。
おじさんダッシュ。
「ぼくはバニーじゃない、バーナビーですぅ」「そんな言い方はしていない!」
ブルジョワ直火焼き耐火実験。
ジェイク戦でのGOOD LUCK発動時のポーズがやたらカッコよく印象に残ってます。
アーツ版だと流石に腕が重すぎますが…orz
おまけ。
何かマシンに乗せてあげたいと思ったのですが、例の「トラ」な乗り物は結局スルーしてしまったので…。
さらにおまけ。
ガトリングガンをコトブキヤ・ウェポンユニットから拝借。
で、先日このような拍手コメントを頂きまして…。
>>人類バカ代表か、お風呂で歯を磨く方
figmaまどか「・・・・・・・チッ」 「アイツら(のレビュー)消せるなら、してもいいかな契約」
QB「マジすか(汗)」
というのは冗談で、おじさんにfigma kos-mosのハンドバルカン持たせるとカッコイイですよ。
えーと、何だろう背中に薄ら寒いものが…。
バルカンは別の物で代用してしまったので。
なんかfigmaまど神さまから名状しがたいプレッシャーを感じを是非撮影したくなりましたので一枚。
クラスの皆と実家の娘にはナイショだよ(えー
さらにさらにおまけ。ラッキーキックとGOOD LUCK
攻撃対象は…もはや語るまい。
というわけで。
以上!S.H.フィギュアーツ ワイルドタイガーでした!
やはり放送から間もないキャラクターのアクションフィギュアは動かしていて楽しいです。
特に今回のワイルドタイガーは「中の人」の魅力にも後押しされている部分がありますねw
普段ならカッコいいヒーロー然としたポーズばかりになるはずが、コミカルな姿にしても画になるのがもう最高です♪
難を言えば、やはり品質。せっかくのアーツおじさんの魅力を損ねかねない塗装の粗さはどうしたものやら…。
また、個人的には交換手首の種類がもう少しあれば、と感じました。
グワッと開いた平手とか、逆に指を揃えて伸ばしたものとか…結構「手」の芝居が多かったワイルドタイガーのスーツなだけに、少し物足りなさもあったり。
で、最後に入手難度。人気キャラなのは分かりますが、これほどまでの品薄、転売屋が横行している現状…以前にアーツのライダーを紹介した時も何度か(ネチネチと)書いた事がありますが、この状態を売り手の側からはどう見ているんでしょうね。
ちょっと…いやかなりどうにかして欲しいです。
今回こてっさんで遊んでいて思い知らされたのは「やはり隣にバニーちゃんがいないと!」
二人揃って楽しさ100倍って事で。手にはいるのかなしかし…orz
Power to the future…そんなこんなで。