仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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バンダイ ROBOT魂 [SIDE MASHIN] 龍王丸

ワタルの悪にくじけぬ勇気が、私に新しい命を与えてくれたのだ!(挨拶





待ちました…待ちましたとも!

ROBOT魂 [SIDE MASHIN] 龍王丸

ROBOT魂 [SIDE MASHIN] 龍王丸

ROBOT魂にて登場!『魔神英雄伝ワタル』より、龍王丸を紹介!





創界山・第四界層での激しい戦いの中で一度は傷つき倒れるも、復活の聖水によって新たな命を得た龍神丸に、空神丸の魂が融合する事で誕生する魔神。
敵魔神との戦闘中、ワタルが正義のパワーを全開にし変身を遂げる。
白を基調とした神々しい姿には、龍神丸を超える強大なパワーが秘められている。
龍牙拳、炎龍拳、龍雷拳、飛龍拳といった龍神丸の技は引き続き使用可能。
鞘楯(シース・シールド)から抜き放つ必殺の「鳳龍剣」で悪を断つ。
ワタルの「変化、鳳凰!」の掛け声と共に、飛行形態「鳳凰丸」へ変形可能。龍神丸では不可能だった単独での飛行能力を獲得した。
鳳凰丸形態では鳳牙弾、鳳雷波を使用可能。


ワタルと共に決戦の舞台となる第七界層まで駆け抜けたが、最後の敵「ドアクダー」に渾身の鳳龍剣フルパワーを放ち力尽きる。
石化した龍王丸から飛び立った龍神丸の本体・神部七龍神「金龍」とワタルは、龍王の剣を抜き七龍神の力を開放、ついにドアクダーを打倒する。







ああ〜懐かしい!
ロボ魂 [SIDE MASHIN]のシリーズ第一弾アイテムとして龍神丸が発売されてからかなりの期間が経過し「今後、魔神の展開はあるのか…」と新商品イベントでの参考展示にやきもきしておりましたが…ついに!ついに龍王丸が登場!
(贔屓目ありまくりですが)待ち続けた時間を帳消しにするかのような、ロボ魂屈指のハイクオリティトイに仕上がっています。










前後から。
このずんぐりむっくりとしたデフォルメ体型こそ魔神、これこそ龍王丸。












近場からぐるっと。
硬質素材を使用した外装は、実にシャープな造形。
加えてほぼ全塗装という拘り。パールホワイトやメタリックの仕上げが美しいです。
肩にある龍の浮彫も目を惹きます。
ただ、今回の龍王丸の真価は見栄えだけに留まらない…!







既発売のロボ魂・龍神丸と並べてみます。
一目でパワーアップ後の姿と分かるボリュームアップ。サイズ差が顕著です。
加えて、より劇中のイメージに近づく、造形の方向性の違いも確認できます。



参考レビューとして、
バンダイ ROBOT魂 龍神丸 - 仏の顔も3℃まで
龍神丸のレビューもご確認頂けたら幸い。









続いて、思わず唸ってしまった可動ギミックについて紹介。


首は引き出し式の関節+ボールジョイント+前後スイングの三点。







胴体と肩の飛龍拳ブロックが引き出し式関節で繋がれています。
龍の文様が付いた肩との接続部で大きく上下にスイング+ボール接続。
上腕で横方向スイング+ロール。肩外側の白い装甲が上下にスイング。
肘にも引き出し式の二重関節。曲げられて90度強。手首で縦方向スイング+ボールジョイント。






胴体でボール+軸可動二点の引き出し可動。
過去のワタル関連のトイでは想像も出来なかった腰ロール、前屈といった表情付けが可能に。









股関節で横方向スイング。腿ロール。
加えて股関節ブロックが横方向に引出可能。可動域に融通が利きます。
鳳凰への可変ギミックに直結している箇所なので、開脚の幅は恐ろしく優秀。
膝で一軸可動。足首は軸可動二点+ボールジョイント。つま先部分で前後スイング。
踵のウイングは上下に展開するので脚部可動への干渉を避けることが出来ます。






背部アンテナが独立して上下に可動。




全身に引き出し式の関節パーツを多量に内蔵。
素立ちの際の体型バランスを崩すことなく、大胆なポージングが可能となっています。
特に肩周りの可動域が素晴らしいです。後述しますが、鳳龍剣両手持ちをこの体型で実現するとは…。











付属品一覧〜。
交換手首(握り手、平手二種、剣保持手)
鳳龍剣、鳳龍剣(エフェクトパーツ付き)、龍雷拳エフェクトパーツ
鞘盾(シース・シールド)、鳳凰丸脚部ディテールアップパーツ
魂STAGE用ジョイントパーツ









龍雷拳エフェクトは手首パーツの代わりに腕部に装着。
…可変機構の関係でジョイント部がスルスルと上下に逃げてしまい、手首交換にはちょっとクセがある印象。








鳳龍剣。メタリックブルーとゴールドの塗装が美しいです。
エフェクトパーツは過去のスパロボ超合金・スラッシュエフェクトと同様に刀身に被せるタイプ。
それなりに重量がありますが、片手での保持も可能。






エフェクトは取り外し可能なので、鳳龍剣は実質二振り付属。
エフェクトパーツ用の鳳龍剣(左手)は刀身の塗装がオミットされています。







シース・シールド。
背中のカバーを外すことで背面にマウント可能。









左腕のみカバーに隠された接続穴が設けられており、設定通りシールドを装備可能です。
鳳龍剣も収納できます。
腕部へ装備する際はシールド側面のプレートを外側に引き出しますが、肩への干渉が気になるところ。





フル装備。ああ、最高だ…。







パワーアップ時の鎧を纏ったワタルのミニチュアも付属しています。
小サイズながら細やかな塗り分けが施されています。




龍神丸に付属のワタルミニチュアと比較。
表情は龍神丸版の方が特徴を捉えているかも。







続いて、鳳凰丸への可変ギミックを〜。



手首パーツを外し、ジョイント部分を収納。
爪パーツを展開し、ディテールアップパーツを腕部の隙間に被せます。





本体をひっくり返して、腕部を持ち上げます。
頭部は大きく顎を引くようにして収納。アンテナの角度を調整。長短を重ねます。







つま先と踵をぴったり合わせ、ウイングを展開。
股関節ジョイントを引き出して、脚部を真横に開きます。




鳳凰丸の頭部を引き出してアンテナを持ち上げます。
口内には鳳雷波の砲口が確認できます。









シールドを取り付けて、鳳凰丸形態へ変化、完了!
腰部パーツを魂STAGE用ジョイントに差し替えることで、飛行状態でのディスプレイに対応します。
ほぼ完全変形。かつこの状態でも可動域はしっかり確保されていて、ウイングや脚部などの角度調整が可能です。









「パワー、全開!!」




「変身!龍王丸ーッ!!」





(空神丸の魂は心の目で見て頂けたら…)




















「おォーーーぅッ!!!」




というわけで、ここからはアクションポーズを!






やや安定性に欠けますが、背中のシールド装着部に魂STAGEを差し込んで展示も可能。







「龍雷けえええーーんッッ!!!」






龍王丸、剣だ!」「おゥ!!」









わりとどうでもいい思い出話。
子供のころ、タカラから発売されていた「可変構造 龍王丸」が宝物でした。
ラクションよりもはるかに大型の玩具で、オリジナルのディテールアップシールが格好良く、飽きることなく変形させまくって遊んでました。
付属していた鳳龍剣がかなりペラッペラの造形でw 刀身と柄が同じ幅・太さだったので、収納する向きをひっくり返してシールドに差し込んで、某ゴッド●イジンオーのゴッ●ライジンソードみたいなオリジナル武器を考えたり…ってこれ誰にも伝わらねえ!しかもなんか痛々しい!


まあ、つまるところ龍王丸は自分にとって特別なヒーローなわけで。
感慨深いですね…。と同時に、成長してないですねここの管理人…。









シバラク先生リスペクト!









(サンプル画像などで見られた、振りかぶった状態での保持だけでなく…。
 試しに肩関節の位置を調節してみたら、振り下ろした位置でも両手持ちが出来るとは)



















「変化、鳳凰!」





「今だ、ワタルッ!!」








「よし!変化、龍王!」








「ひっさああぁぁつ…!」



「鳳・龍・けえええええぇぇぇーーーんんッッ!!!!」












剣を収めるまでの一連の動きが素敵でした…。











というわけで。

以上!ROBOT魂 [SIDE MASHIN] 龍王丸でした!



ロボ魂ラインナップ屈指の造形、塗装の美しさに加え、引き出し式関節による可動域の確保にも成功。
魔神のポージングがこれ程バリエーション豊かなものになるとは思いもしませんでした。
[SIDE MASHIN]第一弾の龍神丸も可動の面では驚嘆に値する内容でしたが、その分プロポーションや各部の見栄えに影響が出ていた印象が強いです。
今回の龍王丸ではその物足りなさを見事に解消。加えて鳳凰丸への可変ギミックもしっかり再現して、付属品にも妥協無し。
強いて難点を挙げれば、可変時に龍王鳳凰、双方の顔が見切れていたり手首が交換し辛かったり、といったところでしょうか。
また、爪を着脱可能にして、リード線で鳳牙弾射出状態を再現!とかやってくれても…欲張りすぎですね。
ともあれ、アニメ視聴時から長い期間を超えて、現在の技術を最大限に駆使した、龍王丸の決定版トイと呼べるアイテムに巡り会えました。


[SIDE MASHIN]の展開がこれからも続いてくれるようで、嬉しいですね。
イベント展示されていたと言う邪虎丸の後にも、続々と魔神のリリースが続いてくれる事を期待します。
「腕を下におろせるドンゴロさん」とか「レフター・ライターが寸足らずじゃないガッタイダーさん」とか(汗





「私は常にお前の傍にいる。
   お前が空を見上げた時。雲の中、虹の中、星の中に、私はいる」


そんなこんなで。