仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

RGゼータガンダムやロボ魂邪虎丸、BEACH QUEENSセイバーZeroなどミニレビュー集

宇宙を駆けたりソードビットがカッコよくてたまらなかったり誰かの傷ついた心が孤独な宇宙で燃え上がったり新しいStepで素直になればよかったりその恰好はこの時代の往来に馴染む!馴染むぞッ!と力説したりするミニレビュー集です(挨拶






挨拶でもなんでもない挨拶が恒例となった(なってしまった)ごった煮レビュー定食。
色々作ったり撮影してみました。
11月末から12月あたまにかけて、管理人の好みに直撃するキャラクターが勢揃い。
画像を数点づつ、また簡単なコメントと共にご紹介〜。






まずはこちら。

RG 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)

RG 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)

1/144 リアルグレードシリーズ初の可変MS、ゼータガンダムです。





半組み立て済みの内部フレームに外装を被せていくことで完成するRG。
コンセプトは踏襲しつつ、今回は1/144スケールでの完全変形実現の為、さらに緻密、複雑化した内部構造を持ち合わせています。
組み上げるにも一苦労…かと思いきや、細かなパーツの取り扱いに気を付ければ意外にサクサクと進みました。
(唯一、背中の青い装甲のはめ込みには難儀しましたが…)
変形によってプロポーションが犠牲になる事もなし。重厚なHGUCゼータと比較して非常にスリムな体型。
パーツの段階で色分けは完璧。自分ではスミ入れを施しただけです。
付属のリアリスティックデカールの量が膨大だったので、目立つ箇所だけ貼り付けしトップコートで仕上げ。
それでも各部のマーキングが煩く見えますね…ちょっと失敗。








可変ギミックを備えているとは思えない程良く動きます。腰が不自由なくロールするってどういう事なんだ…。
とは言え内部フレームの可動箇所はかなり固い&脆い為、力を加える方向を間違えたり無理に動かそうとすると簡単に破損してしまいそう。
怖くてアクションポーズを取らせるのを躊躇う程です…ランナーからフレームを切り出した段階で軽く動かして馴染ませておくとか、動く方向のチェックとか、作製の段階で相当慎重に取り扱った方が良いかと。


メイン兵装となるライフル・シールド・サーベルに加え、ロングビームサーベルや腕部グレネード、劇場版で見せたシールド裏のグレネードランチャーなど付属品も充実。
別売りのアクションベースに接続するためのジョイントも付属していますが、保持力はイマイチ。これまた取扱い注意。








そして本商品の目玉となる可変機構。ホントに1/144で完全変形しちゃったよ。
フライングアーマーからウイングを引き出した後の隙間にぴったりフロントアーマーが収まったり、小スケールなのに胴体側にきちっと頭部が押し込まれたり(アンテナの折りたたみまで再現!)ほとんど立体パズルです。
この纏まり具合、一体感には恐れ入りました。各部のロックもしっかりしていてグラつく箇所もなし。







惜しむらくはハイパーメガランチャーが付いていなかった点。
HGUCゼータから拝借し、使わなかったデカールをそれらしく貼り付けして持たせてみました。









女達のところに戻るんだッ!!
劇場版ラストで動きまくっていたゼータをイメージして。







ゆっくり人型に戻っていってね!で〆。
(TV版と異なる台詞に違和感は残りますが、劇場版ラストの新解釈とこの変形描写は好きだったりします)


組み立ての前後、どちらの扱いにも非常に気を遣うプラキットですが、完璧な変形、MS・WR両形態で破綻していない造形には感動。
ガンプラ技術の進化は留まる事を知りませんね。
また、久々に「作る工程を楽しむ」という感覚を強く感じた一品でした。









続いてはこちら。

1/1 ダンボール戦機W(ダブル) LBX 036 アキレスD9

1/1 ダンボール戦機W(ダブル) LBX 036 アキレスD9

レビューに取り上げるのはかなり久々のダンボール戦機から、アキレスD9を。






例によってアニメ本編は視聴していないのですが、模型誌で目にしたサンプルに一目惚れ。
RGゼータの後に物凄〜く気楽に作製(ぇ
シールと成型職で本体のカラーリングはほぼ再現できてますが、細かな部分はやはり色を足す必要があります。
また特徴的な二振りの剣の色分けは完全にシール頼み。シール使用面積が広すぎたので、ガンダムマーカーのゴールドで塗り分けました。
上の画像では、買っておいて手つかずのイカロス・フォースに付属していた角度付き手首パーツを使用し、剣戟ポーズにちょっと変化を付けています。
ちなみに二振りの剣の元ネタですが、いずれも叙事詩ローランの歌』に由来します。
右手のオートクレールは聖騎士オリヴィエ、左手のデュランダルは物語の主人公であるローランの愛剣となっています。






そしてクリアパーツで再現されたソードビット。背面のバインダーを展開して間にビットを挟み込みます。
シルエットが大きく変わりますね。ソードビットで形成されたウイングがメチャクチャカッコいい!







可動域も概ね良好。






ソードビット射出!
ビット裏面の肉抜き穴に3mm系ジョイント軸を差し込む事で、射出状態でのディスプレイも可能です。





ダンボール戦機侮るなかれ。
デザインのカッコよさに惹かれて組んでみましたが、プレイバリューの面でも実に楽しめました。
クリアパーツのビットは迫力満点。他キットへも流用が利きそうです。









お次は!

figmaにて漸くリリースとなったテッカマンブレードを!
テックセッターーー!!!




テッカマン、ブレード!!
延期に次ぐ延期で「まさか出ないまま…」と不安になっていたブレードですが、ようやく登場と相成りました。
劇中よりもOPカットを彷彿とさせるメリハリの利いたプロポーション。ちょっとバリってますね。
胴体や肩部の滑らかな曲線と、末端部のシャープなデザインとの対比が映えます。爪先とか刺さりそうな程に鋭い!
この辺の造形はさすがfigmaといったところ。





…なのですが、頭部においてはその限りではなく(汗
バイザー内部の表情が造形された交換頭部が付属しているのは面白い試みなのですが、作りは通常頭部、交換頭部どちらもダルめ。
頭部の仕上がりの甘さが全体の印象を損ねているように思います。
細かな塗装の飛び、はみ出しが意外な程目立ったのもマイナス。もちろん個体差はあると思いますが…。













残念ながら、可動もさほど拘りが感じられません…。
膝が深く曲がらず、大型の肩アーマーが影響して腕周りの自由度も控えめ。
とはいえ、動かすと何だかんだで画になってくれるブレードさんが悩ましい。
テックランサーは分離・連結それぞれの状態が再現出来るようグリップ部分が交換式になっています。





ボルテッカアアァァァッッ!!!
肩部ボルテッカは差し換え無しで展開可能。
内部レンズのメタリック塗装が美しいです。






仮面の下の涙を拭え。
現行ではもっとも気軽に動かす事の出来るブレードのアクションフィギュアではありますが、延期が続いたにしては、全体的に作りの甘い印象。
あまり練り込まれている感覚が伝わってこなかったのは残念です。造形は文句なしなのですが。
待たされた反動もありますし、大好きなキャラクターなのでつい辛口に…。
今後控えているテッカマンエビルはよりトゲトゲした部位が多いわけですが、造形・可動ともどうなるか。杞憂に終わる事を願います。









まだまだいきます。

ROBOT魂 [SIDE MASHIN] 邪虎丸

ROBOT魂 [SIDE MASHIN] 邪虎丸

ROBOT魂から、邪虎丸登場!これまた懐かしいアイテムですねえ!





龍神丸からかなり間を置いて発売された龍王丸が凄まじい出来栄えで、ライバル魔神である邪虎丸も…と、かなり楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない仕上がりに感動。
ボディの光沢ある黒と成型色で再現された黄色が見栄えよし。
角や目にメタリック塗装が施されていたりと、全身艶々テカテカです。
タイガーソードやシールドは全塗装。総じて、龍王丸に劣らずかっちりとした造形が素敵です。
色合いのせいか、ロボ魂版を眺めていたらTV放送時に販売されていたガムのおまけのミニプラ邪虎丸を思い出しました。
ラクションより小さめなんですがやたら出来が良かった記憶があります。







過去の玩具では可変機構が可動の妨げになっていた(そこまで可動性が重視されていなかった、というのもありすが)邪虎丸ですが、ロボ魂版では、お馴染みとなってきた引き出し式関節の多用により可動と可変ギミックが喧嘩しない作りに。
龍王丸同様、見た目からは想像できない程によく動きます。
肩や腰の入ったポージングが可能。ウイングの中折れなど、細かい箇所の可動にもしっかり対応しています。
反面、保持力はちょっと心許ないかも。ウイング基部が外れやすい点も若干気になります。
動きすぎるのも考えものか。






エフェクトパーツが無い代わりに、プラクションに付属していた槍や十字手裏剣といった武装をチョイスしている点にニヤリ。






虎王フィギュアも付属。
龍神丸龍王丸にそれぞれ付属していたワタルから、また一段階造形と彩色のレベルが上がった感じです。





チェンジタイガー!
シンプルなギミックかと思いきや、アニメでの猛虎形態の体型を再現しようと思うと部位ごとの緻密な位置調整が必要となります。
ロボ魂版ではこのバランス取りも絶妙。変に寸詰まりにならず、抜群のスタイルを実現。






可動性能も必要十分。
猛虎の口は開閉可能。口内にはミサイル砲門が。





OPカットから。
唄のラストの構図をこうして再現出来るなんて…懐かしい。


外見・可動・変形と、あらゆる要素が高いレベルでまとまっているアイテムでした。
こうして高いクオリティの魔神を立て続けに手に取ることが出来ると、さらなるラインナップの充実を期待してしまいます。
魂ネイションの展示では龍星丸らしきシルエットが確認出来ましたが…。







トリを務めるのはこちら。

Fate/Zero セイバー【Fate/ZeroVer.】 (1/10スケール PVC塗装済み完成品)

Fate/Zero セイバー【Fate/ZeroVer.】 (1/10スケール PVC塗装済み完成品)

BEACH QUEENSシリーズより、セイバー Fate/Zero ver.です。





武内崇氏描きおろしの水着セイバーを立体化。エクストラセイバーさんに続いての登場ですね。
発売される事を拍手コメントで教えて頂いてから、デコマスをチェックしその可愛さにノックアウト。
何とか予約できないものかと奔走しました…が、駄目ッ…!完全に出遅れてネットではどこも全滅。
どうにか確保に成功しましたが、今回はホントに焦った…。





プールで泳いだ後、髪を拭きつつアイリスフィールに声をかけている…といったシチュエーションでしょうか。
濡れた髪、少しへたっているアホ毛、ぴったりとした水着によって強調される体のライン。
普段の張りつめた雰囲気とは異なる、自然な仕草とアンニュイな雰囲気が魅力的ですね。麗しいぜ騎士王…!
デコマスと比べてチークが濃い印象。見る角度によってはほんのり照れているようにも見えます。




あーしまったー、ペットボトルの造形が凄く丁寧だったから紹介しようと思ったのに気づいたらヒップラインがクローズアップされてたわー。
っべーわこれは予想外だわマジっべーわー(棒読み
元のイラストもお尻の破壊力が強烈でしたが、これはもう眼福としか…。
個人的には背中のラインも艶めかしくて素敵だと思うわけですよ。
タオルは別パーツとなっているので着脱自由。頭部と髪の結び目でそれぞれボール可動するので、微妙な表情、視線の変化が楽しめます。






(色んな意味で)暴君と並んでみたり、頭部差し替えを楽しんだり。



いやはや、入手した甲斐があった一品でした。
振り向く動作によって強調されるボディラインには何処にも破綻がなく、何とも言えないリアリティ、説得力を感じます。
何より表情が素晴らしい!エクストラセイバーではフェイス部分がもう一歩、元のイラストに近づいていたら…という感想を持ちましたが、今回のZeroセイバーについてはその点も文句なし。
…ほんの少し、ここに掲載していない画像差分もあるのですが、それは前回同様拍手画面で…卑劣だ。我ながら卑劣だ。






と言うわけで。以上!ミニレビュー集でした。
…明らかに最後だけ力の入れようが違う。こうなったのは全て私こと変態の責任だ。だが私は謝らない(えー
今回紹介しなかったもの以外にも、先月は豊作でした…妖怪首おいてけとか、原作知らないのでオービタルフレームにしか見えない黒雪姫とか普通の魔法使いとか。
いくつかは、もっとじっくり遊んで詳細レビューをしたいところなんですが、如何せん年の瀬…時間が確保できるかどうか。
あとはイカ…じゃないデルタカイも作りたいですしね。



楽しみは尽きません。幸せ。
そんなこんなで!