仏の顔も3℃まで

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Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ

侮るなよ、征服王!(挨拶






待ちわびた至高の品がついに…。


Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

今回は、グッドスマイルカンパニーより『Fate/Zero』にて登場したセイバー・モータード・キュイラッシェを紹介!







新たな輝鋼の外装を纏ったV-MAXの形態は異形にして壮麗。
その怪物的馬力に屈することのない屈強な車体を手に入れたことで
機械仕掛けの獅子は今度こそ正真正銘の魔獣と化して、エグゾーストの咆吼を高らかに轟かす。




セイバー・モータード・キュイラッシェ
第四次聖杯戦争において、メルセデス・ベンツに代わり、マスターである衛宮切嗣よりセイバーに用意された新たな「騎馬」
ベースマシンとなる「YAMAHA V-MAX」の1200ccエンジンをV型四気筒1400ccにボアアップ。
吸気系やツインターボチャージャー、それに伴う駆動系の強化を全面的に施し、最終的に出力140馬力から250馬力を上回る、二輪車としての構造を度外視した異形の怪物である。
V-MAXならではのエンジン構造・Vブースト機構も伴い、物理的に御し得ない膨大なトルクを持て余すマシンを、セイバーは自身の戦闘スキル「魔力放出」と卓越した騎術によって強引に制御するが、材質と構造の強度限界は如何ともし難く、条理を逸脱した疾走はマシンの崩壊・分解という結果を招くかと思われた。
セイバーは、自身が戦闘中に纏う魔力で紡がれた甲冑を、バイクの車体構造に重ね合わせる様に想像し構成、具現化させる事でこれに対処。
加えて聖剣「エクスカリバー」を覆う「風王結界」を車体正面に向け展開。圧縮された気圧の傘によって完全な空力特性を得る。
物理法則を超える猛追は、ついに騎兵の英霊=征服王イスカンダルの戦車に肉薄。
その刹那、未来予知に等しいセイバーの戦闘直感は、秘中の秘、ニトロチャージャーのスイッチを押下する…。






Fate/Zero』で鮮烈な印象を残したバイクシーンを再現した、セイバーとその愛馬が1/8スケールフィギュアでついに登場!
小説第四巻の挿絵で見せた疾走をベースに、バイクは装甲を纏った「モータード・キュイラッシェ」として立体化。
商品化発表、サンプルに大興奮、予約開始と同時に飛びつき、首を長くして待ちに待った…その甲斐があったというものです。
何処をとっても文句なしのクオリティ!まだ半年残っているのに、個人的に今年のベストアイテムになりそう。




(今回、画像サイズをいつもより大きめに編集してあります。
  それぞれの画像をクリックした先のフォトライフでオリジナルのサイズを表示できます。
  操作が手間かとは思いますが、宜しければ見てやってください…)
















ぐるっと全体を見回してみます。
この重厚感、存在感…圧倒されます。























近場から各部を。
どこもかしこも恐ろしい情報量…。
造形に一切の破綻がなく、塗装の精度は鳥肌もの。
スーツの黒とバイクの銀のコントラスト、また素材毎の質感の違い…惹き込まれます。







セイバーさんマジ男前。凛々しくも美しい。
風になびく髪の表現も滅茶苦茶丁寧です。







スーツの皺、立体感も物凄いことに。
バイクに隠れがちな部分も抜かりなし。右手はボールジョイントで接続されています。
シャツは光沢あるダークパープル。
腰からお尻、脚にかけてのフィット感がもうね…(満足げ







エクスカリバー。柄を一度はずして手に通す仕様。
バイクやセイバー本体に隠れがちですがこちらも一切妥協のない仕上がり。
神々しいぜ…。









バイク単体で飾ることも可能です。









ケーブルやメッシュ調のプレート、スプリング、マフラー…実際のバイクを思わせるパーツやディテールへのこだわりが凄い。
かと思えば、各部のクリアパーツやフロントのマーキングなど「セイバーの騎馬」としての記号もきっちり再現。
シートはセイバー騎乗時の見栄えを考慮しているのか、軟質素材が使用されています。
カウル部分はシルバー塗装。部位によって微妙に銀の色合いが異なり、淡くスモークが吹かれていたりと金属的な質感の再現に一役買っています。
これが完全な実車であれば、汚し塗装のリアルさにいかに拘るか…という部分も見どころになるかも、とは思うのですが、今回のキュイラッシェに関してはそちらは控えめ。
「魔力で構築された外装」という設定を大事にしているのでは、と感じました。
疾走の荒々しさは後述する台座の側で表現されていて、その対比にもニヤリとさせられます。







なんとステアリングが左右に切れたりします。
…他に乗り手を見繕ってこようかしら。









アスファルトの質感をリアルに再現した台座。
コンクリや白線へのダメージ表現が秀逸。






以下、適当に何点か。



















というわけで。

以上!Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェでした!



小説での描写に感動してから「映像や立体物で見てみたい!」と焦がれていたトンデモバイクが、予想を遥かに上回るクオリティで飛び込んできました。
ボリュームにただ圧倒されるばかりですが、細部に至るまで気合の入った作り込みにも驚かされます。
スケールフィギュアにおける造形、素材のチョイス、塗装といった表現方法のあらゆる要素がこのアイテムに凝縮されているのでは、と思えるほど。
撮影中、照明の位置をムダに移動させて、バイクの外装が光を反射する向きを色々楽しんでましたw


バイクだけでも単独の商品としてお釣りが出るくらいのクオリティですが、騎乗しているセイバーの出来栄えも最高。
スーツやローファーの質感。暗めの配色の中で文字通り輝きを放つ金髪、凛とした表情。
躍動感あるポーズの中に垣間見える女性的なライン…見どころを探し出すとキリがありません。


セイバーとバイク。この満足感は、どちらが欠けても成り立たないです。
製作に関わった方々の本気、熱意にこれ以上ない賛辞、感謝を。
スケールフィギュアに明るくない自分のような人間でも、セイバーの立体物・Fateの立体物を代表する傑作だと断言できます。
全身これ見どころ。ホントに、とんでもないフィギュアに巡り会いました。



そんなこんなで!