遥かな宇宙（そら）さまよえる光だって この時代（みち）を走り続ける（挨拶
ガンダム、その進化の果てに…。
HG 1/144 ガンダムAGE-FX (機動戦士ガンダムAGE)
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2012/08/25
- メディア: おもちゃ＆ホビー
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「ガンダム…僕に力を貸してくれるよね」
AGE-FX ガンダムAGE-FX
火星圏での『ガンダムAGE-3』の戦闘データを基にAGEシステムが導き出した進化の究極形。
「FX」は「Follow X-Rounder（Xラウンダーに追従する）」の略で、実質的なXラウンダー専用機と言える。
大破したAGE-3を母体としつつ新設計のフレームを採用。徹底した軽量化とスラスター増設による圧倒的な機動性を獲得している。
コアファイターシステムを採用しているが、これはデータ回収への配慮に加え、希少な存在であるXラウンダーの生存率を高める意味合いも持つ。
主兵装となる「スタングルライフル」は、バレル部分を展開することで高出力形態・チャージモードに変形可能。
加えてオプションの大型バレルユニットを装着することで、最大出力形態「ダイダルバズーカ」となる。
他に、腕部にビームサーベルを内蔵。
全身に装備された新兵装「C-ファンネル」は、ヴェイガン製の新型機『ガンダムレギルス』とAGE-3との交戦記録を元にAGEシステムが開発したものであり、ヴェイガン製のXラウンダー専用装備「ビット」の有用性を認めた結果、及びその対応措置とも言える無線誘導兵器である。
優れた切断性を持つCファンネルは、それ自体が強力な刀剣型オールレンジ攻撃兵器になるのと同時に、強度を活かしたシールドとしても機能する。
複数のファンネルを密集して防御面積を広げたり、自機を中心に高速回転することで攻防一体のバリアフィールドを展開することも可能。
「和解の道を探し、敵パイロットを殺さずに機体だけを破壊する」キオ・アスノの願いに応え、ガンダムAGE-FXとCファンネルは宇宙を駆ける。
AGE-3に替わる新たなガンダム、AGE-FXが1/144スケールHGキットにて登場。
高クオリティの造形と可動に加え、専用武器Cファンネルの展開を楽しめるスタンドも付属し、非常にプレイバリューの高い内容となっています。
…なんだかんだで大好きです、ファンネル使い。
前後から。
近場からぐるっと。
やはり全身に装備されたCファンネルが目を惹きます。伝統のトリコロールから赤を除いた配色の本体に、ファンネルのクリアグリーンが透過光としてうっすら映り込んで、最終形態に相応しい雰囲気を演出しています。
また、全身通して非常にシャープな造形。
今までのガンダムタイプにはあまり見られない、マスク部分のモールドも…見慣れてくると…あれ？かなりカッコいい？
今回も部分塗装とスミ入れ、つや消しを吹いてお手軽仕上げ。
自分で色を足したのは、首元・手首・足首・足裏にグレー、リアアーマー裏側・バックパックにファントムグレー、腹部の「Ａ」やセンサー類にメタリックブルー、後述するコアファイターのキャノピーをメタリックグリーンで裏打ち。
いずれもガンダムマーカーを使用してます。
可動箇所・範囲については過去のガンダムAGEプラキットとほぼ同様。非常によく動きます。
肩アーマーやバックパックなど、Ｃファンネルの接続位置にもスイング機構が盛り込まれていて、想像よりも各部の干渉は気になりませんでした。
参考レビューとして。
バンダイ HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル - 仏の顔も3℃まで
バンダイ HG 1/144 AGE-2 ガンダムAGE-2 ノーマル - 仏の顔も3℃まで
バンダイ HG 1/144 AGE-3 ガンダムAGE-3 ノーマル - 仏の顔も3℃まで
こちらも宜しければご覧くださいませ。
ここからは付属品・ギミックを紹介。
手持ち火器のスタングルライフル。
バレル部分が展開しチャージモードへ変形可能。
またサイドグリップも展開します。
チャージバレルの展開部分が非常に脆い印象。何度か動かしていると保持力が弱まって…（汗
ライフルの上下にユニットを追加し、ダイダルバズーカへ換装。
かなりの大型武器！大迫力ですがFXの腕部サイズ＆保持力ではやや持て余し気味。
コアファイターは設定どおり分離・変形可能。
何気に、コアファイター側に設けられている3mm系のスタンド接続穴が、ガンダムの状態でも効果的に使えたりします（両足を揃えたポージングで、股下のジョイントが使いにくい時とか…）
攻防兼ね備えた万能ウェポン、Ｃファンネル。
大型×6、小型×8、計14基のファンネルを全身に装備しています。
近場から見るとこんな感じ。
大型ファンネルのみ片面だけ色分けあり、もう片面と小型ファンネルの両面は付属シールで補っています。
専用スタンド。
先ほど一部が写っていましたが、クリア素材のファンネル用ジョイントパーツも付属。
ファンネルを展開状態で飾る事が出来ます。
支柱部分で角度調整も可能。
ファンネルを全て外すとこんな感じ。
正面から見るとシンプルな形状なんですが、リアアーマー・脛アーマーにボリュームがあるので、機体の前後で受ける印象が全く変わってきます。
落ち着いた配色が素敵。
さて。ここからはひたすら動かしてみます！
ビームサーベルが付属していなかったので他のAGEシリーズから拝借…と思ったら差込口のサイズが合わないワナ。
サーベル側のダボを若干太らせて対応しました。
Ｃ-ファンネル、展開！
ガンダム本体と展開したファンネルとを同時に飾れるスタンドは確かに有り難いのですが、劇中ポーズ再現など色々遊びたい時には、本体とファンネルとでスタンドを分けた方が融通が利くかと…。
ちなみに、時折映っている右手の平手パーツはAGE-1スパローから拝借してます。
設定画通りの接続箇所以外にも、あちこちにハードポイントが設けられているので組み換えが楽しいです。
縦横無尽に飛び回るだけじゃなくて、機体の各所に装着することでその部位の性能を向上させる…とか、そんなトンデモ機能があっても驚かない（えー
妖怪首おいてけ、参上！
おまけ。
他のプラキットからパーツを借りてきて、最終決戦仕様…みたいなイメージで組んでみました。
使用しているのはAGE-FX本体にAGE-2、AGE-3、電撃ホビー付録のアルティメス、ダブルオークアンタ。
AGEのプラキットはホントに拡張性高いですな。
改造後も元の機体にそれぞれ組み直せるように、加工や接着の類は一切行ってません。
久々のてんこ盛り（控え目ですがｗ）
…何か良いネーミングがありましたら、お知恵を拝借したいところｗ
と言うわけで。
以上！HG 1/144 ガンダムAGE-FXでした！
まさにガンダムAGEプラキットの集大成！といった内容です。
良好なプロポーションと色分け、バレル可変やユニット追加などギミックを備えたライフル、
専用台座で展開状態を楽しんだり、機体の各所に取り付けたりと自由度の高さが光るファンネル…いくらでも遊べます。
（バックパックなど一部例外もありますが）ファンネル装備系の機体にありがちなポロリも抑え目で、丁寧な作りが光りますね。
まあ、不満点を挙げるとするならライフルのバレル展開部分の強度と…接続穴のサイズが合うビームサーベルを付属して欲しかったですね、やはり…。
とは言え、コレは作って損なし。おススメの好キットです。
ところで、Cファンネルの「C」って何なんだ…そんなこんなで。
