『アーネンエルベの一日』を聞いて そのに
めくりに次ぐめくりの嵐（挨拶
昨日に引き続き。もう完全に自分が楽しむだけのＣＤレビュー。
ディスク２から逝ってみます。ネタバレ注意。
１２：００〜
・なんかようやくマトモな店員と店長
以前の店舗関係者をフルボッコ→犯人が次の店員に、という斬新なシフト制を導入しているアーネンエルベ。
まあ凛と桜がずっと居座っていられるわけもなく。
ここで接客のプロ登場。姉や主人を差し置いて翡翠惨状、じゃない参上。
・メインヒロインの休日の過ごし方
普通ならドキドキものの展開のはずが三人が三人ともインドアを通り越してひきこもり。
駄目だこの食っちゃ寝・無職・自由人orz
ライダーのほうが現代社会に馴染んでる…。
・翡翠がクラブサンドを…。
梅サンドは毒手と同レベルですか。そして犠牲者はマキジですか。
免疫力とか毒なら裏返るとか、その抜き差しならない友情が大好き。
人が！メニューが！人が！メニューが！予見していた（筈はないか）丸ごとの柑橘系を注文していたアルクと式はニュータイプか。
・壁か？書き割りか？スタチューか？
イライラ観光客がビッグな地雷を踏みまして。ライダー切れた！！
んでもってライダーが退散した時点で次の来訪者が絞り込めるワケでｗ
１２：３０〜
・ランチタイムの裏で事件発生
まあそれはいいとして（いいのか
翡翠が「凛様」って呼ぶのが妙にツボにはまる。クロスオーバーで新たな呼称が楽しめるのもこのＣＤの魅力。
・遠坂姉妹vs代行者
単純に戦闘力を比較すればヤムチャとサイヤ人くらい桁が違う。ガンドを肩こり程度って…ええい、月姫の登場人物はバケモノか！
…ってその通りだった。
「破綻者の多い代行者ですから…」あ、気にしてたんだシエル。
ポジション的にはどちらもサブ中のスーパーサブ。不毛な喧嘩には違いない。
・「大丈夫、我慢して」
TYPE-MOON社内における最大級の激励がこんな喫茶店の片隅で聞けるとは。
・「待ちなさいこの特攻ギャンブル声優！じゃなくて魔術師！」
腹抱えて笑ったｗ役満三回てｗそれ運使い切ってマイナスになってるよ植田…もとい凛。
・事件のあらまし。シエルと凛の目的
何やら今回のCDドラマにおいて別になくても困らないストーリーの核心部分に触れだした…
のはやはり説明役のナンバー２ども。ああ、このポジションが恨めしい。
仲間意識全開のシエルと妹にイロモノポジを押し付ける姉とキレてバックドロップかます妹と…
だめだ、不憫で見てられない。
でもへそから持っていかれる時の凛が一番輝いていたのは秘密だ。
・ロッカーからモップです。
洗脳ワードと共に復活の七夜ごろん。直後に止めを刺そうとするこの翡翠、容赦せん！
月姫での関連性を匂わせるエロカッコいい展開炸裂。これで冒頭の駄目七夜っちさえなければ…。
１３：３０〜
・女神降臨
エウリュアレとステンノ来店。そして同じテーブルへ。やはり好みは姉妹そろって同じ。
ライダーと上・下姉様はLVにして50の差があるとかなんとか。ミスター逃げてー。
・「誰かといる時の方が偉才を感じるのですが」
あー、確かに。でもライナーノーツで観光客の正体には触れちゃらめえ、といわれているのでノーコメント。
ただ、セイバーだけは彼の正体に気づいてもよさそうなもんだが。
・次なるお題。理想とするシナリオ展開。
自分がヒロインである物語を想像せよ、とのネタフリ。式が一番食いついた！
で、書かれたシナリオですが。
セイバー…村を救え七人の騎士達。敵は１０億人。武器は火炎瓶までならオーケー。 …色々混ざっておるのう。
アルクェイド…喫茶店を爆破。車を爆破。船を爆破。警察署を爆破。ホワイトハウス変形。地球真っ二つ。映画を構成するギミックはそれだけで十分とのたまうアルク。その歪んだ（ある種正しい）映画観はごろ寝テレビ鑑賞で培われたか。
式…殴殺が血生臭くない日常ってどんなんだ式ｗ「侍名探偵の妖刀が今宵もトリックもろとも容疑者を一刀両断」切るなー！！！！
…す、すげえ。どこにもヒロイン要素がねえ。この後もトンデモミステリー小説のプロットが次々展開。
駄目だ、ツッコミが追いつかない。考えてみると型月世界の突っ込み役って男連中に集中してるから誰もブレーキにならないぞこのＣＤ。
もうヤダこんな怪獣無法地帯。
・真打登場。
白レンとネロ・カオス教授来店。ついに今回のＣＤにおける最終兵器が現れましたぜお客さん。
しかしこの凸凹コンビを捕まえて妖怪人間とのたまう桜が凄い。
「３３３のアシスタント」あれ？半分じゃね？と思ったらこれが伏線とは。
・「あら、最近のアイドルはロボットくらいは乗りこなすようだけど」
ゼノグ●シアのことかーーー。
・「コートの下、裸だし」「やっぱり虫より動物です、アニモーです、動物系、カッコイイ」
これだけオフィシャルに弄られる教授も前例がないなあ。
・炸裂、白レンのツンデレ
ううむ…分かっていても…こいつぁ、キくぜ…！まるでツンデレの教科書。七夜本領発揮！
ここで登場人物を使って現代と過去のツンデレ講義に。那須さん、勉強になります（ぇ
あしたのジョーのお嬢がラスボスのスーパーツンデレ大戦…か。
・文字通り身を削ったメニューを振舞う教授
後にも先にも太古の生物を料理した恐竜大紀行なメニュー名を読まされる台本はこのＣＤくらいなものだと思った。
「食べ物を粗末にするな！」いや、噛み付く部分違うから。
・「その中キック、ケンの！」
逆ギレに次ぐ逆ギレでどんどんちっさくなる観光客が不憫ｗ
確かにこの瞬間だけ脳内で格闘ゲームの映像が浮かびましたとも。
…これも一つの姉妹愛の形か。愛されてるなメドゥーサ。
１４：３０〜
・グレートキャッツビレッジ突入
…の前に。ほんとご馳走様ですツンデレ。
・「なッ、まさかアレが」
知っているのか雷電。
・ネコ２７キャット！！！
はい、水橋かおり嬢マジ吹き入りましたー。
・「あと２４席くらい空いているからにゃー」
２７キャット少な！！そして勧誘されるな教授。揺らぐな教授。
馬鹿じゃないの、ねえ馬鹿じゃないの。
・「バージョンＢでプレイヤーキャラに成り下がった白レンなど！」
ボスから最弱キャラへ。まあ事実なんだけど…そこは触れないほうが身の為だったぞネコ。
やっぱなー対空がなー。あと無敵時間？
余談だがPCラスボス仕様の白レンはインチキだと思います、いやマジで。
・空気読めず、我慢も利かずシエル乱入
白レンとネロが来るまで何してたんだこのカレー。そして黒鍵が教授直撃。
この場合ノーコンのシエルを責めるべきか、黒鍵程度で簡単にくたばる「いいネロ」をツッコむべきか。
・チャンス！俺のターン！
ノンストップで笑かしておいて最後に遊戯王ネタ喰らって昇天ｗたまんねえ。ずっとネコのターン！
というわけでここまでがディスク２〜。
やはり白レンの独壇場だな。
そのままなだれ込むようにディスク３！
１５：３０〜
・強制転移くらったカレーとツンデレ
そのままトラップカード発動！強制店長＆店員の刑！ここで「カレーは飲み物」の名言が飛び出すわけか。
まさかとは思うがこの水なのにカレーの味というふざけた液体は、某読本のカリー・ド・マルシェの特殊能力…！
なわけないか。
・ダメヒロインの親近感
ここまで欠損部分が大きいと近親憎悪なんてかわいい感情も抱かなくなる哀しい性。
そしてちゃっかりウェイターに復活の七夜っちかと思いきや、何やら気配を察知して速攻で敵前逃亡。父さん凄い妖気です。
・遅れてきたエース
最“恐”の存在と最“凶”の存在（しかし字面にするとすげえ迫力だ）げっちゃ以来の再来店。
ふむ、両義と遠野の人間が顔を合わせるってのも色々重てぇー。
しかし「兄さん探知機」はどうよ。ネーミングとか用途とか。「携帯電話みたいなもんでしょ？」「随分とシークレットな携帯電話ですね…」
ＣＤドラマにおいても琥珀さんの立ち位置は微塵も揺るがず。元祖泥棒猫…なるほど確かに。
「貴方はどっちの味方なの！」「それはもちろん志貴さんの味方です」秋葉いじめ絶好調。姉さんを、真っ黒です。
・今回の七夜さんは微妙に芸風が違いますね
確かにねー。琥珀の言うキャラの方がしっくりくるよねー。と言う訳でおしおきだべ〜。
あっさり嘘でおびき出されて初期アクトカデンツァの鬼性能秋葉と対峙するバックダッシュ封印七夜。顔じゃなくてボディですか！
これにて七夜っち退場。乙。
・事の真相明らかに
いやまあ、確かに発端は猫たちのヒロイン摩り替わり計画なんだけど…
ラストの殴りこみはとばっちりというか降って湧いて居座ったハリケーンというか個人的思惑混ざりまくりというか。
掛け声が式だけ揃わないのは協調性のなせる業。
・ネコがライヴで大ピンチ
やあこれは見事な蹂躙ですね。コイツは消し炭だぜ。
ブチが七・三毛が三…トップネタか。
必死な猫たち＆必殺技大安売りの後でネコカオスとか何やら喋ってますがよく聞き取れず。
式は侍名探偵で一刀両断。…気に入ってたのか。
１８：００〜
・戦い済んで日が暮れて
後始末もメインヒロイン三人で〆。
琥珀がちと気になる発言を残して帰っていったけど、アレは生身で？それともカレイドなルビーで参戦するってことか？
で、黒幕カレン来店。
結局事件の真相としては『教会から代行者に与えられたネコ２７キャッツ壊滅指令をカレンが横取り40萬。裏でそのネコ共と結託。ヒロイン摩り替わり計画発動。次いでジョージ店長に取り付いたネロの３３３の悪性アニモーたち（これもカレンが何らかの形で関与？）を志貴にメッタ切らせて反転のお膳立て、なし崩し的に他のヒロインたちを巻き込ませ、壊滅の手駒とする』と。き、汚ねぇーーー。
・観光客さんが占めた
あー、ＣＧの人の名前言っちゃいたいがそれは堪えて。
彼が本当にこのＣＤドラマに出演できる結末を迎えられるかどうかは●●●次第。きっと何とかしてくれる…！
カーテンコール
・やらなきゃよかったボーナストラック
誰が、とは語るまい。
しかしこんだけ次を期待する気持ちが湧かないヒキも珍しい…。
というわけでディスク三枚、内容ぎっしりのオールアラウンド。
聞いていない人には何のことやら、聞いた人にもだからどうしたな落書きでした。楽しかった…！
で、総括。こんな楽しい祭りに
なぜシオンとさっちんは出演していないのかっ！！！！
路地裏同盟に愛を！
あ、イリヤも出て欲しいがもれなくセットで虎がついてきてしまうのでその抱き合わせ商法は却下で。
以上。
