仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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機動戦士ガンダム00 第五話感想『限界離脱領域』

今回のエピソードは(逆襲のシャアサンダーバード)÷ラブコメって事でひとつ(挨拶



…まあなんです。ツッコむところは山とあるのですが、個人的には登場人物の内面に切り込んできてやっとこさドラマが面白くなりそうかなー、と非常に楽しめた内容でした。カウントダウンありのクライシスネタはやはり熱い。
それに今までは俯瞰視点オンリーで、世界観を伝えるだけでいっぱいいっぱいだった感もあるし。
とりあえずアレルヤは二重人格だって予想は大当たり。だが…。


気になったことを。
・王女様諸国漫遊
結局のところ太陽光発電目当てで御国建て直しの為にお出かけマリナ。あのうなじは反則と見たがどうか。
先週のタリビアアメリカの一件は最初からシナリオが仕組まれていた、と評するマリナだが、そこまでナシをつけてたかなぁタリビア大統領。
支持率はあの握手と作り笑顔で大暴落。
そろそろ刹那とマリナのファーストコンタクトがありそう。刹那の潜伏先は日本なんだけど…こればっかりはマリナ訪日の可能性次第か。
問題は太陽光発電の利用権について日本を組し易しとマリナが捉えるかどうかだな。今も昔も日本はアメリカの…なわけで。



・ラブコメで始まり…
保護者な姉さんとしては、サジにまとわりつく金髪は確かに頭痛の種だろうな…。既に尻にしかれてるし。
要所要所でコイツら全てをかっさらうな。
とりあえずハサウェイとクェスに置き換えて観てます。



・今回のミッションはまたも人革連がらみ
人革連の新型モビルスーツの視察及び場合によっては破壊。
今までのソレスタルビーイングの標的が三強のうち人革連に集中していたことと、タリビアへの武力介入の後にこれだけ規模の小さめな(他に介入するべき紛争は山とあるだろうに)ミッションが優先的に回ってくるということは、人革連内にソレスタルビーイングのエージェントがいて情報をリークしているのはほぼガチ。チャイナセレブの立ち居地が非常に気になるところだが。
しかし本当に毎週着替えてやがるw



・超兵研究機関、人道的なことをツッコむ前に
おにゃのこに別のアニメ番組で通用しそうなスーツを着せダバダバ走らせ、ピンク色のティエレンを与える
その趣味嗜好については何も思わんのかね。
「思いません」



・ほーら来たよ二重人格
しかも何か宇宙空間で認識力が増しているかのようなアレルヤとソーマのコンタクト。そんなところでガンダムらしさを出さんでも…。
前髪でどちらの目が隠れるかで人格の判別可能。
右目ならアレルヤ
左目ならハレルヤ。瞳の色もちと違う。
二人?の話しぶりから察するに肉体自体は本来ハレルヤのものみたい。ただフラッシュバックした「死にたくない!」の漂流事件。この時に人格が混在してしまったのだろうか。とするとホンモノのアレルヤは既に故人?まだわからんな。
またソーマと意識の混在のような現象が起こっていたことを鑑みるに、同様の事象がアレとハレの間で起こったとも推測できる(ソーマに「私の中に入ってこないで」みたいな台詞があったし)どちらにせよ、アレルヤは超兵研究と何らかの関連性があるとみた。
幼少時の体験から漂流に関しては思うところありのおっとりアレルヤ。反対にハレルヤは相当粗暴な性格。
この辺の理由はおいおい明らかになるだろう…多分。


しかし実験機のテスト時にトリガーコントロールを機体に依存するというのは色々問題があると思うが。暴走発砲止まりゃあしねえ。
「彼女は乙女だ」の台詞に吹いちゃった。すまんセルゲイ。



・なぜ宇宙はこうも無慈悲なのだ!
今回のエピソードでセルゲイの株が急上昇。軍人でありながら(特に人革連という非人道的な方針を平然と行なってのける集団にありながら)まず血の通った人間でありたい、という意志がソーマとの掛け合いや救助活動に現れています。
と、褒めたのもつかの間
モビルスーツでブロック押し出したーー!!!!
νガンダムかガオファイガーか。ここまで意識してオマージュしてもらうといっそ清々しい。スパロボ参戦時は格好のネタだな。
よかった、救助隊が間に合わなくって。
ワラワラ群がって「みんな離れろ!」とかセルゲイかアレルヤが言い出さなくて。



・急げキュリオス。上半身だけ変形
あの光はサイコフレームの共振(大間違い
GN粒子最大撒布で推力を確保。一気に重力ブロックを押し上げますがまだ力不足。


しかし逆襲のシャアネタはホントに多かった。
「今端末で計算してみたんだが」言っちゃった!言っちゃったよモブキャラの人!頑張りすぎだ!



ガンダムマイスターは一人じゃない
伊達じゃないとは言えなかった。
まさかまさかの地上からデュナメス狙撃。無駄なブロックを切り飛ばし!ってロックオンどんだけー。
超大型の高高度狙撃用カノン砲は本気で痺れた。「いや雲どかした程度じゃ狙えんべ、自転してる地球上からだしビームの減衰率とか拡散とか…」とか野暮な物理的ツッコミも問答無用で打ち抜く超兵器。気合で狙え、そうすりゃ当たる!
デュナメスの銃器、ミッションに応じて様々な種類が…という前設定が確かにあったがここまでトンデモ銃が登場するとは恐れ入った。
是非模型化を!


しかしこの大型銃器が地上のトレミーコンテナにあった+すぐにスタンバイできたってのは都合よすぎに見える。それとも新型モビルスーツの長距離狙撃でも検討していたのだろうか。


え?今週の主人公?腹筋してー雲切ってー。そんだけ。



・スメラギの采配。マイスターの資質
ソレスタルビーイングの行動理念を振り返るなら、今回の人命救助活動はマイナスでしかない。
狙撃砲の存在を世界に示してしまったし、アレルヤに至っては声をセルゲイに聞かれている(重力ブロック内の人間も聞いているがあれがガンダムパイロットの声かどうかまでは状況的に判別不能
アレルヤの命令無視はともかく、ロックオンの介入を促したのは当然スメラギ。
ティエリアはスメラギの戦術予報を情に絆された下策として批判しているわけで。


もちろんトレミーのクルーはソレスタルビーイングの行動理念に賛同してミッションに参加してるわけだけど、その意識レベルにはかなりの温度差が見えました。アレルヤの「ほんと…嫌だよね…」なんて台詞はその際たるもの。今後の内部分裂とか心配しちゃうのは先見しすぎか。
とりあえずチャイナとティエリアは戦争根絶の思想に半ば陶酔するほど依存している様子。他のメンバーは…な感じ。
今後「世界の敵」としてメンタル的に追い詰められていくであろう彼らにとって、この戦争根絶への理想と意思ってのもドラマの中心になってきそうです。



・「最後になんて言おうとしたの?」
「…教えない」
そしてラブコメで〆る、と。

なんだろう。なんだろうこのモヤモヤした気持ち。



・あれ、なんかエンディングが
耳に馴染んできましたよ?これはこれでありに思えてきたり。慣れていくのね、自分でもわかる…。

罠



というわけで五話でした。
さて、ついに!ついに!!
来週は第一話以来干されていた(そのまま消えていたらそれはそれで大いに笑えた)
あの!パトリック・コーラサワー様が帰ってきます。無精ひげを生やして!
…何があったよ入院生活。




そんなこんなで。