仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第四話感想『戦う理由』

それが、俺とガンダムの戦う理由だ(挨拶




…ついにきましたよ、ブシドォーウ、サムラァーイなあの男が!
しかし誰なんでしょうねほんとに(棒読み




・「だったら、私が名前をつけてあげる」
以前も書いた内容として、デザインベイビーのソーマと拉致られて調整を受けたアレルヤと、この二人にどういう接点があるのか疑問だったのですが、冒頭シーンで疑問は氷解。
ソーマが自分をデザインベイビーと申告したのは事実。超兵機関の目的はあくまでも遺伝子改良からの超兵作製。アレルヤが「話相手」だったというのは機関に仕組まれただけであって、脳量子波を使用しての意思疎通とか、実践によるデータ採取が目的でしかない。超兵機関の「同胞」の大半は、アレルヤと同様使い捨てのモルモットと。データを取って、ソーマにフィードバック。この繰り返しだったのでしょう。
そりゃ全ての事情を知っていた(であろう)ハレルヤがあれだけ人革に嫌悪感をあらわにするのも理解できます。


…そう考えるとソーマの肩書き「超兵一号」の名前の響きが途端に重々しく。


アレルヤの名前ってマリー(ソーマ)の命名だったのかー。とするとハレルヤは?


「感謝…何に感謝するの?」「決まっているじゃない、生きていることによ」
こんな素敵な言葉を指一本動かせない子供が発し、それをマジックミラー越しに確認する顔色を無くした科学者。同じ人間だろうに。

人間ってやつぁ…




・「それは文字通り、僕にとっての洗礼だった」
名前を付けられた途端世界に色が満ちるってのは、実に美しい。
アレルヤがソレスタ内でもコードネームでなく本名を名乗っていた理由が、なんとなく分かります。




・「アザディスタンに戻ります」
四年でアザディスタンがどうなったかが、ジャージ姫から語られました。


ぶっちゃけ

きっともうダメだった


連邦には参加せず、燃料は枯渇。
太陽光発電の恩恵は得られず。



ダメ押しはラサー、マスード・ラフマディの死去。

普通に考えて、建て直しは無理だろう…と言うのは酷か。




ましてやこのお姫様、保安局からは脱獄犯なわけで。ダメ押しのダメ押し。

泣きっ面に蜂というか、アザディスタンを見ると世界の流れに完全に乗り遅れた感があります。
でもその原因の片棒を担いでいるのは、やっぱり刹那たちの武力介入なわけで。


マリナの覚悟は分かるんですが、人の良心だけではどうにもならないところまで来てますな。奇跡的に暴動が鎮圧されて国が持ち直したとしても、では産業は?国家の収益は?貿易は?何もカードがない。
どうする姫様。




・「分かった。トレミーの進路をアザディスタンに向ける」
方法は別として、戦い続ける者には肝要な刹那。
しかし、せっさんがトレミーの進路を決めている…名実共にリーダーや!
まあ周囲の監視がおろそかなリーダーなので、あっさり包囲網にかかったりしますが。




・「つかぬ事を聞くです、二人は恋人なのですか?」
  「違う」「違います」
とりあえずで全否定するなお前らw
間髪いれずに即答ですか!ちょっともたじろぎませんか!頬も染めませんか!


まてまて、好意的に考えるんだ。
…コレだけ息が合っていると言うことは、つまり恋人を通り越して夫婦の関係だと暗に仄めかしたい訳ですね?(えー




で、ここで止めときゃいいのに、余計な一言。
・「乙女の勘が外れたデス」



取ってえ!このモヤモヤしたものをおお!そりゃ一秒前の爆笑も凍りつくさ!!




・「制服の袖に腕を通す気はまだないようだな」
着ない理由は、酒太りで二の腕辺りが大変なことにな




・命中率78%「兄さんのようにはいかないな」
いやお兄さんより凄いと思うのですよライルさん。
シミュレーションの相手がヘリオンやリアルドとかならともかく、ジンクスリー相手にこの命中率は兄を越えているような気もしますが。
しかも外した射撃は牽制目的も混ざっているので、純粋に敵機を捕捉しようと意識してのスナイプではないから勘定に加えるのはどうかと。
兄貴の輝かしい戦跡、特にハムの人やひろしの人との戦闘データは、ティエリア辺りが闇に葬った(のかもしれない)
弟って…やはり兄貴を過大評価するもんなんですかね。




・「フェルトっていったよな、君の視線よく感じるんだけど…なんで?」
だからそっちの命中率もお兄さんより凄いと思うのですよライルさん。




・「フェルト、ロックオンガスキ!フェルト、ロックオンガスキ!」
そしてハロさん、命中率100%




・「その気があるなら、後で部屋(ry」

結果がこうなると分かりきった上でキスをかますあたり、ライルの根っこは兄貴に近いようで。




・「フラレタ!フラレタ!」
 「気づかせてやったんだ、比較されたらたまらんだろう…!」
といいつつ、一番兄貴と比較しているのが他ならぬ自分というワナ。
こりゃトレミー内でもうひと波乱ありそうです。主にメガネあたりと。




・「一杯付き合ってもらえませんか?」
最初に酒の苦味を知ったから、今回は喉越しよくワインをチョイス。
一期との対比がいい感じ。思い返せばアレルヤとスメラギの二人酒は超兵がらみの話ともリンク。




・「アロウズのやり方というものを教えて差し上げますよ、大佐?」
アーバ・リント登場。中の人のハリボテキャラの芝居が大好物な自分だったりします。こういうメッキが直ぐ落ちそうなのがいいんですよ。
まあ実際一話ももたずにメッキが剥がれましたが。
ティターンズで言うところのジャマイカンみたいな感じ?




・「ガンダムパイロットには中東出身者がいると聞いておりますが」
意外に有名人だぞせっさん。情報源はリボンズか?
あるいはサーシェスが四年前の掃討作戦でポロっと話している可能性も考えられ。




・「うら若き姫君の為、白馬に乗ったナイトを気取るか」
えーとジャージ姫の年齢は、四年たったわけだから…と、モ、モニターに謎の文字が!!






            貴方は 知りすぎた














…何故か直前の記憶がぽっかり抜け落ちたような。次。


・「今のソレスタルビーイングは、私情で動いていると私は推測します」
なんと的確な。
刹那に代表されますが、二期になってからのソレスタは個人の感情に主軸を置いて行動してます。イオリアの計画から解き放たれてそれぞれのキャラクターがしっかり見えてきた感じ。一期の消化不良な部分がここに来て一気に開放されていく描写が物語にスピード感を与えるというか。
観やすいですよねぇ二期。やはり一期あってこその二期、せっちゃんあってのせっさんですよ(ぇ
仲間救出なんで、一期じゃ考えもしなかったからなぁ…。




・「本作戦には彼も参加を願いたいのですが」
 ミスターブシドー…」
と言ってロロノア・ゾロを連想した自分はアウト。
ついに出て来た仮面の男。陣羽織の男。そして名前!名前www
扱いに苦慮しているアーサーの気持ちが台詞に現れているぜ!!だから誰なんだこの人は!!全く思い当たる人物がいないぜ!!




・「大胆さと繊細さを併せ持つこの戦術、どこかで…」
ソレスタの指揮官に興味を持ち出したカティ大佐。つーか、過去に繋がりがあるとか?
「事故」とやらのあった演習場所にカティも居合わせているとか。




・「物好きな者がいる」
いち財閥家系の遺産程度でモビルアーマーまで開発できるとは思えないのですが、ハレヴィ家の財産ってどんだけー。
でもルイスは自分がパトロンであると言うことは伏せているようで。
そして金にモノを言わせて開発した太陽炉搭載型モビルアーマー、トリロバイト。
頭部の形状を見るに、開発はユニオンの技術者主導っぽい。オートマトンといい、人型でない機体はユニオンの独壇場かw
今回は意外にあっさりと倒されましたが、これからもちょくちょく数を増して出てくるような。太陽炉搭載って事は空中戦も空間戦闘もこなせるでしょうし。




・「この国を立て直すだけでは駄目なのよ」
シーリンがマリナに三行半を突きつけた回想シーン。
なんだかんだでマリナ大好きだよな、このメガネ。




・「破壊の中から生み出せるものはある」
つまり世界に対して整体士になると(えー 
悪しき歪みを揉み解せ!!
しかし、刹那一人を連れて行っても意味ないと思いますが、マリナ…。




・「そうさ、ワシらは犯罪者だ。罰は受ける、戦争をなくした後でな」
同じセリフを、一期でロックオン(ニール)も話していました。
外伝も併せて読んでからこの台詞を聞くと、おやっさんの戦争根絶への決意と仲間を失い続けたことへの失意が見えてきます。
ひとつ気になるのは、おやっさんの台詞で「最前線で〜」のくだりに重なるスメラギ。
元ユニオンの戦術予報士って肩書きのあるスメラギですが、払拭したかった過去ってのはこの最前線での作戦指揮に関係してそうですな。
スメラギが洩らした「エミリオ」の名前もここに繋がるでしょう。


と、ちょっとマトモな事を書いてから。
沙慈がおやっさんの弟子にならないかとヒヤヒヤ。メカニックが弟子を取るって、それコテコテの死亡フラグですよ旦那!
しかし、えらく適当に謹慎解除だな、沙慈。




・「貴方には戦う理由が出来たのね」
 「貴女がここにいる理由はあると、僕は思います」

今回タイトルにもなっているように、何人もの口から出てくる「戦う理由」という言葉。
理由を純粋に「原動力」とするか「言い訳」とするかは人それぞれ。スメラギの場合は「理由が見つからない、理由が無ければ動けない」と無限ループさせて引き篭もっている状態。
アレルヤが言いたいのは、向き合うのは過去だけではなくて、ソレスタに参加してからの時間も大切にして欲しい。今の仲間はスメラギにとって戦う理由にならないのか?ってことで。
勿論スメラギもそれは分かっているのですが…。




・「ハレルヤが逝き、脳量子波が使えないとしても」
脳量子波ってアレルヤの操縦にどう影響していたんだろう、と首をかしげる
ニュータイプみたいに周囲に意識を広げて認識力を拡大させるとか、先読みの凄いバージョンとか、そんな感じ?




・「戦う理由か、昔なら否定していただろうな」
否定が即バーストモードだったのはやりすぎの感が否めませんが。
万死に値杉だろw




・掃討戦に定評
というよりは掃討戦しか能がないようにも見えるリントさん。
そんな相手にまんまと網を張られるトレミーもトレミーなんですが。スメラギの予報やヴェーダの情報があったころは、こういう凡ミスはなかったなぁ、と。
まあ初期の頃はGN粒子という最強の引き篭もりツールがあったので索敵の網にもかかりにくかったんですけどね。


通常の潜水艦や艦船相手なら、まず第一弾の重化合物弾頭で牽制。脚を止めてケミカルボムで兵装を封印。また砲撃。
こんなところでしょうか。
今回はGNフィールドを展開できるトレミーが相手なので、虎の子のケミカルボムをトリロバイトに装備させて至近距離で発射、しかも新兵器のフィールド貫通弾頭での攻撃。動きを止めた後のとどめはそのままモビルアーマーに。
一見隙が無いようですが、後詰めとして水上に機動戦力を配備していなかった点と、ガンダムの格納箇所を予測していなかった点が命取り。




・「落ち着いて、手はあるわよ」「ラッキーね、私達は」 
初めて見た!こんな無駄に頼れるスメラギさんは!!


ぶっちゃけると今回取り立てて何もしていないのですが、敵の戦術を分析、読みきってクルーに安心感を与えるという点では効果絶大。
ほら、気が短いマイスターが多いので、敵が浸水速度を上げていると知らなかったら内側から格納庫蹴破って被害を拡大させるような展開も…ちょっと見たいな、それ(えー




・「切り札はある!!」
プチトランザム祭り。背中の形相も輝くぜ!


でも裏を返すと、切り札を使わなければ敵モビルアーマーに対抗できないって事でして。
水中戦ってハンデを差し引いたとしても、ガンダムの優位性が崩れたという事実を暗に突きつけられた気分。


それと、色々な事情が重なってトランザム発動は一期からお預け状態の狙い撃つ人。




・「ダブルオー、目標を…目標を、駆逐する!!」
正直なところ、刹那がマリナの誘いをここまで引きずるとは思わなかった。
戦いを止めたがっている自分…と四年前に意識した刹那でしたが、まだその気持ちが残ってる?


まあ出撃しちゃえば暴れん坊将軍なダブルオーなんですけどね!
唯一トランザム無しでも互角以上に敵機と渡り合い、容赦なく切り裂いていくってのはアツい。アルバトーレといい、スタッフは何かデカモノに恨みでもあるんじゃないかというくらいに気持ちよく細切れにされますww
問題は残りのガンダム三機。力技でのゴリ押しは出来なくなったわけですから、いかにして連携を取り、ダブルオーに止めを刺させるかが今後の課題。ダブルオーありきが基本戦術かと。
でもその場合、例えば左利きで、刀を持ってて、仮面をしてるスタンドプレー上等なヒトと機体が、一対一でダブルオーを押さえ込んだりしたら、途端にソレスタピンチですよねー。
まあそんな展開、滅多にないとは思いますけどね!!滅多に!!



・「勘を後退させろ!」「MS隊を」「もう遅い!!」「うええ〜!!」 
なんて情けない悲鳴を出すんだw
アレルヤトランザムを使用したのは、敵の予想を上回る速度での水上への脱出、及び奇襲を可能とするため。
だから事前に水上にモビルスーツを配備しておけば…。
しかし、今回のダブルオー+アリオスといい

デルタプラスに乗るユニコーンガンダムといい、可変メカのアシストを受けて飛行するシーンがツボ過ぎる!
あ、六巻は現在むさぼるように読んでます。




・「その剣捌き…間違いない!あの時の少年だ!
  何という僥倖、生き恥をさらした甲斐が、あったというもの!!」

味方のピンチに颯爽と現れるミスターブシドー!!
想い人(人?)に会えてテンションMAX!!仮面の奥で愛が覚醒するぜ!!


こんな風に(大間違い


ほんのわずかな剣戟で相手の素性を看破した!すげえ!
刹那と過去に戦ったことがある人のようですが、誰なんだ!気になってしょうがないぜ!!


…よし、そろそろこの惚けネタにも飽きた(えー
愛のくだりは、刹那の記憶から消去されているようですねw
生き恥ってのはつまりあれか、フラッグを棄ててそんな和風な機体に乗り込んでいることかっ!!!
 

ところで、ダブルオーがブリッジに特攻するまで、左手にソードを持って、右手のソードは左腰のハードポイントにマウントしていたのですが、ブシドーアヘッドにぶつかった途端剣の配置が逆になっていたような…?




・「機体の所為じゃない、僕の能力が!」
あとトランザム後の性能低下も勘定にいれませんと。
地味にソーマのアヘッドが高機動型として初登場。背中の可動式スラスターがアクセント。
武装は一般機と同様みたいです。




・「反政府組織が、私の道を阻むな!!」「手合わせを拒まれたか…」
前はダンスがどうとか言っていたのに、なにやら微妙なものが混ざって更に言動がカオスに。
いい傾向です(どこが
仮面の下に傷が見えますな…。




・いいえ私はさそり座の反政府組織の女
マリナとであった瞬間いつものツン状態に。
ダブルオー世界のメガネはいちいちめんどくさいなぁ、もおww




・「お世話になります、おじさん」「ここでは指令と呼びたまえ」
修羅の道に飛び込んだ絶望ビリー
新型機開発って事は、分かっているよねビリー!君の造る機体は、そぉう!フラッグだ!!
そして早く元親友を止めてあげてください。君の芸風はそっちじゃないよって。




・「サイズが合わないの、きつくて」
輝いてるぜスメラギさん!とりあえず着てみる、そして皆の前に姿を現す大胆な戦術予報に感服した!

このスメラギさんのお詫びの気持ち(間違い)を全力でスルーするマイスターどもめ!くそう!
「わしはそのままがいいなぁ」
ちっとはおやっさんを見習ってだな!!見習ってだな!!
…今後のスメラギさんの立体物のテーマは一点に集約されそうです「サイズが合わない」




・「九条…君はずっと前から僕の事を利用していたんだね…
          そして踏みにじったんだ、僕の気持ちを…!」

…一期の二人のやり取りは、どこを切り取ってもフラれる為の前フリにしか見えなかったのですが…。


まあ確かに、飲んだくれ同棲生活については怒ってもいいような気はしますが、
自分からユニオンの機密を洩らしていた点については自業自得と勘違いのような…男ってやつぁ…。





以上っす。
次回はいよいよあの男が!
そう、コーラ(じゃないと思う



そしてそして

HG 1/144 GN-006 ケルディムガンダム (機動戦士ガンダム00)

HG 1/144 GN-006 ケルディムガンダム (機動戦士ガンダム00)

こいつが店頭に並んでいたのでゲット。
なるほど、腰の装甲はそういうことか…!明日辺りサクッと組めたらいいなぁ、と。




そんなこんなで〜。