仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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機動戦士ガンダム00 第七話感想『報われぬ魂』

ミンナナカヨク、ミンナナカヨク(挨拶


アレルヤの過去から暫くキャラの内面にスポットあてまくりのダブルオー。
まあなんだ、この四人はギスギスしているわけではなくて単純に中が悪かっただけ、と。ロックオン兄さんの兄貴分設定に微妙な表情を浮かべる俺ガイル。
今後は離反者出没で完全ガチンコになるか、今は壮大なツン期と判断してその後に目を覆うようなデレになだれ込むか、二つに一つ。とか想像する自分が末期で泣ける。



・刹那とサージェスの出会いについて。
またクルジス共和国か。西暦2299年って事で刹那八歳くらい?
二人の関係としては少年兵を率いるサージェスとそのうちの一人の刹那。だがサージェスの口ぶりや今とのギャップwからするに、サージェスが言葉巧みに少年兵を集め兵隊に仕立て上げたってところっぽい。
「お前の神はなんだ」と心で問いかける刹那ですが、結局サージェスによって紛争に巻き込まれた過去がマイスターになった今でもトラウマとして、それと刹那自身のマイスターの存在意義として心にこびりついている様子。
神に選ばれた→過酷な戦場。神などいない→ガンダムに出会った→ならば自分も神に等しい力をふるって自分の生まれた証を…みたいな。少年兵となったいきさつを見てしまうと第一話OPの刹那の台詞がようやく刺さってくる。
覚悟完了の際に射殺していたのは親…だろうな。ソランと呼ばれていたがあれが刹那の本名か。
「お前の神は」やっぱ金だったんだよ刹那。



・アバンよりは長持ちしましたイナクト戦
そして力技でまたも決着しましたー。が、今回の力技は今までとちと意味合いが違う。
太陽炉はどうもパイロットの精神高揚、気合の入り方で撒布濃度が変わるらしい。それなんてスパロボ
サージェスイナクトのリニアガンには振動ブレードらしきものが追加されており、次から次へとエクシアのサーベルを叩き落してましたが、その切断力を上回ってブレードも真っ二つ。凄いぜGNブレイド
ただ誰でも同様に太陽炉が呼応して出力が上がるのか…と問われると疑問が残る。マイスターの資質ってのがどういう基準なのかは分からないが、キレると強いメカとキャラはもうお腹いっぱい。
他のエース達と違ってエクシアの攻撃を完全に封じたり狙撃を素敵機動で避けたり、一味違うぜサージェス。
「動きが見えるんだよ!」サーベルを叩き落していたのは昔自分が少年兵達に仕込んだ動きをトレースしていたから、ってのもあるんでしょうが。


ハッチを開けた刹那の行為はおそらく無意識。トラウマスイッチが入って生身の相手に銃を撃って覚悟を示して…と体に染み付いた記憶をなぞっただけっぽい。自分の信じていた対象が敵になって現れて、その本性を見て…少年成長の王道として超えるべき壁が出てきたー。



・武力介入というより
今回は単なる弱いものいじめ。ヴァーチェの鬼っぷりに燃えた。こいつが四機いれば万事オールオッケーのような…。
大抵の高防御・大火器・高出力系の機体って、活動時間の限界をついたりバリアの死角を突いたりして撃退するもんなんだが、GNバリアに穴はなさそうだし、半永久機関ですよ太陽炉。出会っちゃったAEUとモラリアが不憫。
しかしこれだけズタボロにされておいて、吸収する価値があるのか甚だ疑問なモラリア。AEUにしてみれば「最悪のパターン」と想定だけはしていたようなのでこれでも介入した甲斐はあるみたいだけど。まあ隠匿してた戦力を展開してもお咎めはなくなるわな。


ヴァーチェを敗れるのはおんなじガンダムしか考えにくいなぁ。とここで今回の日記冒頭の仲間割れが脳裏をよぎる。
「僕以外はマイスターに相応しくない」とかいってティエリア離反。エクシアと一騎打ち→刹那キレてブレイドがバリアを貫通!→「やったか!?」と思ったら絶対にやってない法則が発動して中から細身のヴァーチェの本体がキャストオフ!今までの高出力を全て機動性に転用、大破に追い込まれるエクシア→ここで主役機交代ですよ!とか想像してたら日が暮れるのでこのへんで。



ガンダムが敵機全滅までにかかる所要時間
この短時間で●●機も、てのを言い出すといつ「バケモノか」というコンスコン台詞が飛び出すかヤキモキしていたがそんなこともなく。ガンダムを落とせ!ユニオンが見てるのだぞ! …考えすぎか。いや、視聴者の大半は思ったに違いない…。


チャイナセレブとスメラギとの犠牲者数への感覚の違いは、ティエリアと他のマイスターとの意識の齟齬と共通しているように感じる。
以前の大麻畑爆撃もそうだが、どんな行為でもそれで生計をたてて生きる人間がいて経済を維持する国家がある以上、結局ソレスタルビーイングの現状の武力介入ってのがどうにも先の展望の読めない害悪でしかない。
で、それを良しとしない存在がまた武力を行使する矛盾のドミノ倒しが始まるわけで。これについては後述。



・やっぱり古谷さんキャスト参加してるやん。
少年キャラは珍しいと思うわけで。この金髪と長髪スーツもいまいち役どころがわからんなぁ。チャイナと同じでソレスタルビーイングのスポンサーみたいなものか?



・親父にもぶたれたことないのに
ロックオンは殴る。この辺は年長者としての役回り。ホント貧乏くじ。倒れこんだ刹那の体制&うつむき視線で女性視聴者はもう色々大変。「お仕置きが足りないか」とか言うな。連中の想像がもう凄いことになるから。BL自重。ラブコメ自重。
ただ理由くらい話せってのは正論どころか甘い。普通特殊部隊ならこの辺の情報漏洩に繋がる行為は銃殺されても文句なし。もしくは速攻軍法会議
そういう意味ではティエリアの行為は正解ではあるのだが、どうも彼の場合は個人的感情が先走って刹那排除に繋がってるのがにんともかんとも。


ヴェーダによって選ばれたからには理由がある、との事だけど、マイスターの資質云々に関してはまだ情報が少ないか。
刹那の「俺の存在そのものが理由。俺は生きている」という台詞は、暗に自分だけが紛争を生き抜いてきた、または生き抜いてしまったという感情から発した言葉か。少年兵は刹那除いて全滅っぽい。でサージェスは死んだと思わせといてばっくれていた、と。



・僕が言うのもなんだけど
まったくだ。今回アレルヤが和む。「ドンマイ」「そりゃこっちの台詞だ」



・もう一つの和み役
防水処理がされているのかいないのか微妙な反応を示す波にさらわれハロに萌えた。



・世界各国で同時テロ。標的は民間人
悪意ある世界はソレスタルビーイングと民間人に牙をむく。民間人を人質にソレスタルビーイングの活動を抑制しようという魂胆だが、これだけ各国で同時に破壊活動が行なえる大規模な組織ってどんなんだ。ソレスタルビーイングの目的はこのテロ組織を衆目にさらすこと…とかは無いな、流石に。
ラスボスの読めない作品だぜダブルオー。
何気にサジとルイスはこの辺の巻き込まれ要員として損な役回りを一手に引き受けてたり。頑張れ一般人担当。服とか服とか服を買うんだ。だがソレスタルビーイングの女性陣が結構お色直しが頻繁な中ワリを食って衣装がいつでも同じなルイス。合掌。


テロに対して敵意むき出しのロックオン「テロが憎くて悪いか!」どうも家族をテロで失っていて、それがガンダムマイスターへの志願動機らしい。
「世界から見れば我々も立派なテロリストだ」というティエリアの発言は至極ごもっとも。民間人は狙ってない、とロックオンやアレルヤ辺りからはツッコミが来そうだが、事実巻き添えで被害を受けている民間人はいたわけで。大麻畑も突き詰めれば同じこと。口をつぐんだロックオンはこうした感情と事実の齟齬をよく理解してるから。おっとなー。
そうしたソレスタルビーイングが生んだ矛盾から今回の大規模テロが起こったことを考えると、身から出た錆を取り除くためにまた錆が浮いて…とジレンマに陥るようにしか思えんのだが、さてはて。今回のガンダム乗りは報われない戦闘の連続でストレス溜まりすぎる。




火にニトロを注ぎ続けるソレスタルビーイング
今度はテロに武力介入するわけですが、どうやって姿の見えない敵と戦うのか。テロに武力介入…のくだりから急に意気投合しだした刹那とティエリアに吹いた。お前らーw
過去のトラウマ引きずったままの男とか理想優先型で一度折れると後が大変そうな男とか、自分が変わらないといけないマイスター達が世界を変えられるのん?と期待しつつ次回。









来週はついに刹那とマリナが出会う!
と思ったらそんな次回へのヒキを一瞬で塗り変えるTシャツと水着の破壊力!!!もうM姫なんざどーでもいいよ!!(最低だ


そんなこんなで。