バンダイ 1/144 HG ガンダムヴァーチェ

中の人などいない！　…かどうかは自信が無い（挨拶

というわけで、明日その本性が明らかになる（ハズ

HG 1/144 GN-005 ガンダムヴァーチェ (機動戦士ガンダム00)

ガンダム四機のトリを飾るガンダムヴァーチェを紹介。HG版には中の人はいませんでした…が、気になる点も少々。後述します。

装備品無しで前後。
プロポーションに関してはほぼ完璧かと。少し首が長いようにも見えますが。
色分けもキュリオスと比べるとｺﾚｽｹﾞｰ　GNドライヴの白と各武装のイエロー及びグレーのみ塗ってます。
脇の赤いパーツは…キュリオスでも出来たんじゃないかなぁ。強度的にも問題ないし。シールにしたのはなぁ…と過去の話を蒸し返してみる女々しい俺。

可動範囲〜。
長めに見える首と書きましたが、その分二重関節＋ボールジョイントでかなり自由に動きます。横方向もなかなか。
一番太いくせに何気に頭部周りの自由度は四機中最も高いと感じるヴァーチェ。
また、襟のアンテナは例によって収納可能。
そして胸部ビー玉（間違い　GNドライヴをカバーしている装甲は上下とも展開可能。バズーカ連結用らしいのですが…中の人など…いるかも…。

続いて上半身。
腕は横方向に上げると写真の右腕が限界。胸部ブロック内に例によって上方向可動の接続軸あり…が、へたりが心配。
上腕にロール。肘は９０度強曲げられます。手首はポリキャップを使用してボールジョイント。
デュナメスやキュリオスと同様肘を覆うようにリボンケーブルが付いていますが、ヴァーチェの場合は腕の可動に一切干渉しない為に軟質素材ではなくプラパーツ＋シールでケーブルを再現してます。

他の三機と同様、胸部ブロックごと前方向にスライド可能。

下半身。
腰は左右にロール。干渉する部分が無いのでよく回ります。
股関節は三連ボールジョイントではなくなりましたが、おなじみの鉄アレイ型＋中央ロール式で左右の股関節の位置を調整可能。
開脚は写真で開いている程度。重量級の機体でこれだけ動けば及第点ですが、問題は足首。ぶっとい装甲が干渉するので接地に制限がかかります。

膝は二重関節。まあご覧の通り余分なおニクが邪魔をしてますｗ
ところで、キットのインストを読むとヴァーチェはティエレンと同様重量級の機体ではあるが、全備重量はティエレンの半分程度。これはなぜ？と言う話が載っていました。
どうやらヴァーチェは、常時展開しているGN粒子の重力制御作用のおかげで常に機体重量を軽減しているとか。

つまりあれか、体重を誤魔化しているわけか。
でもその理屈でいくと、同じく重量軽減をしている残りの三機とのウェイトバランスがおかしいんじゃね？と下種の勘繰りをしてみる。

そこんところじっくり話そうぜブラザー。文字通り腹とか装甲とか割って。

話を戻して。武装を紹介。

劇中でも猛威を振るう無双兵器、GNバズーカ。
ギミック満載の為結構な重量があります。手首の耐久度が不安。

グリップ部分がフレキシブルに可動するので角度を変えて肩にも担げます。

またグリップは横にも展開するため片手持ちだけでなく色々と射撃ポーズがつけられたり。

そして毎度おなじみのアレ。下部に接続されていたグリップを両サイドに装着、胸部のGNドライヴと連結（くっつけるだけ）して砲身を展開すれば…

ヴァーチェの代名詞、敵機を原子の塵へと変えるバーストモード。目標を排除する。
でもインストに書いてあるような左右グリップのスライドギミックは別に使わんでもこのポーズが出来たりする。

肩と脚部の装甲を展開することで、これまたおなじみの無敵バリア、GNフィールド展開モードへ。
またバズーカ左手用のグリップも、もちろん下部に装着可能。左手だけで保持できます。

続いて。
なんじゃそりゃー、でコーラサワーの出オチ要員としての地位を不動のものとした、GNキャノン。
砲身がスライドして射撃形態に移行します。

GNキャノンにはグリップも付いているので直接手に持たせることも。
ただ、バズーカやキャノンの保持の為にいちいち手首パーツと手の甲の白い装甲部分を着脱しなければいけないので、あっという間にへたってしまいました…orz　

それでもついつい差し替えて、全砲門一斉射撃。コイツは消し炭だぜ。

GNビームサーベル。ようやくクリアパーツが付属したよ！！しかもよりにもよってヴァーチェにかよ！接近戦しねえよ！！
…この辺のガンプラの売り方って昔から変わらないっすね。流用します。

というわけで。

ガンダムヴァーチェでした。
重量級ならではのボリュームとギミック豊富な武装の数々で、非常にプレイバリューの高いキットになりました。太っちょに抵抗なければかなりおススメ。
もし発売中の四機でランキングをつけるなら、ヴァーチェ＞エクシア＞キュリオス＞デュナメスってところでしょうか。
今後はグラハムフラッグなどライバル達のバリエーション機が待っているので、まだまだ楽しみは続きますな。

おまけ。

四機揃ったので記念撮影〜。

おまけそのに。

バックパックを外すと中からおなじみのドリルだかコーンが出てくるし…。

腕部には「見えない細部のディテールまでこだわりました」…のようでいて、どうもそれだけじゃなさそうな細い腕の意匠が隠されていたり…。

結局どうなんだ。
中の人はいるのかいないのか？

明日のダブルオーが待ち遠しくてなりません。

そんなこんなで。

〜編集後追記〜
気になってフライングで調べたところ、やはり中の人はいる模様。
名前は「ガンダムナドレ」ナドレ！！？！？
興味ある方はこの名前でそのままググってください。嘘か真か、もの凄いデザインの機体が出てきます。
とりあえず…オーガンダムではなかったか…。アニメ誌買わないから情報が遅い遅い。
まあ後はあれだな、パージの際の掛け声つーか名前だな。
…キャストオフだったらどうしよう。