仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第七話感想『再開と離別と』

ありがとう、生きていてくれて。ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて(挨拶


続いてガンダム感想いきます。
録画しておいたのを観てみたら、特定の二人だけ最終回を迎えたようで。
荒熊さん…あなたは、父だった。




・「先行し過ぎだ!准尉、距離を取る!!」
え、あれ?普通にかっこいいよ荒熊ジュニア?先週のストーキングが実を結んだか(えー
でもルイスにフラグの気配すらないところがやはりというかw



・「撃てなかったか…いいさ、それで」
よくはない。
とは思ってしまうけれど、予想出来た結果ではある。
おやっさんの言葉を聞くに、沙慈を試す意味もあったんだろうな、と。そんな悠長なねぇw
事の顛末としては、沙慈は撃たない、味方には損失なし、ルイスも機体へのダメージのみ、トレミーへの攻撃失敗。
双方事なきを得るという結果ですが、今までの「覚悟」という言葉への回答としては最も甘い結末と言えます。
このツケはどこかで回ってくるんでしょうなぁ。
シナリオ甘いよ!と文句を言うだけだと、自分の中で観る楽しみが半減してしまうので、きっとここで引っ張っておいて沙慈には更なる究極の選択・決断を迫られる場面が用意されているものと期待します。ネガティヴだけでしか観れなくなるならつまらないので観るの止めますしね。バランスってことで。
黒田洋介なら…黒田洋介ならきっと何とかしてくれる…!



・「歯ごたえが無い、手を抜くか、それとも私を侮辱するか!」
決して刹那も手を抜いているわけではないんでしょうが。
ダブルオーの基本性能を以ってしてもアドバンテージを得られないブシドーアヘッド。
擬似太陽炉って活動限界時間がネックではあるのですが、後方に母艦が控えている状態で補給やメンテがしっかりしているのであれば、むしろ機体の数が少ない(手数が少ない)純正太陽炉持ちのソレスタの方が不利な面は多々ありますね。一期のようなスタンドアローンでの武力介入をするわけではないので。
母艦であるトレミーの位置がわれている展開での戦闘が殆どであるので、正面きっての作戦行動であればソレスタの優位性は乏しい。
機体性能や攻撃能力に大きな違いはなくなってしまったので。


まあ、それはそれとして。
それにしてもこのミスター、ノリノリである



・「そうだ…これとやりたかった!」
ブシドーさんにとってはトランザムの存在は知っていたが、これが初見となりますね。いや昔のことはしりませんよ?
ダブルオーのトランザムエクシアと同じスピードアップと攻撃力アップ。背後に回られてもギリギリのところでアヘッドが反応できているのは中の人が凄いのか、まだダブルオーのツインドライヴが完全ではないからか。
しかし、ブシドーさんの台詞を聞いてスクライド最終回の伝説的ガチバトルを思い出した自分は少数派とみた「こっから先は初めてだろうがあああぁぁぁ!!!!」



・「もう離さない、マリー…!!」
この台詞を言ってホントにモビルスーツでくんずほぐれつするアレルヤはちょっと恐いw



・「オーバーロード…!?」
だからいわんこっちゃない。年長者の言うことは聞きましょう。
でも「使ってはいけない」力を使わずに済まないのもまたお約束。
トランザムって粒子放出量を底上げするだけではなくて、エンジン自体にも負担がかかる機構のようで。何故煙がw



・「なんと…機体が完全ではないとは。ならば、斬る価値もなし!」
と言って本気で帰りやがったw
自由だよミスター!ストライクフリーダムだよミスター!
でも一期ではガンダムをフクロにして、散々疲弊したところに追い討ちとか納得いかない作戦もあったので、その意趣返しともいえなくはない。
いやいや、だから僕は一期のミスターのことは知りませんよ?デュナメスに抱きついたりとか、そんなことはちっとも!


アレルヤだけだとさっき書きましたが、ダブルオー世界ではモビルスーツでハグするのはそんなに突飛な行為でもないのか…?



・「刹那、大丈夫か!」
あれ、なんか耳の調子が
ティエリアが刹那を気遣う台詞が聞こえるぞ…。



・「ここにきて戦術を変えた…?」
スメラギさん復帰。と同時に撤退。
ケルディムの三連バルカンは初お披露目かな。



・「ミスターブシドー、いくらなんでも勝手が過ぎる!」「聞く耳持たぬ」
なぜなら免許があるから!
ジニン大尉にしてみれば、ライセンス持ちの意向を尊重する(というより変人のとばっちりを避けるw)ためにわざわざダブルオーと一対一で戦えるよう部隊を展開させていたのに、ほったらかして帰るとかw
まあブシドーアヘッドも損傷してるから言い訳はたつのですが…ジニンの周りには言うこと聞かない人間ばかりで心労のタネは尽きない。
中間管理職の悲哀を感じます。胃薬をあげたい。



・「アレ…ルヤ…?」
結構サクサクと記憶+人格が戻るもんだなぁ。こういう二重人格ものでドロドロしすぎるのは個人的には好きではないのでありかなーと。
アレルヤの一念、岩をも通す。あれだけ呼んでりゃねw



・「大佐、何も自らお出にならなくても!」
正規軍の制服どころか、パイロットスーツも似合わないのか荒熊さん…。
やはりセルゲイには人革の無骨な服飾がいい。



・「アロウズとの戦闘は極力避けて」
ケルディムとセラヴィーを二機とも捜索に出してしまう判断には疑問が残ります。
戦闘空域から離脱できたとはいえ、敵艦がまだ近くにいる可能性もあるし、ミッションレコーダーからアリオスの状況を確認していたのであれば、敵機と接触したままロストしたことも分かっているはず。敵の捜索隊と鉢合わせする可能性は大。
まあ敵の被害状況から遭遇しても数の上での不利は避けられるとふんだのかもしれないし、リスクを犯してでもアレルヤを救出してすぐにカタロンの脱出のサポートとダブルオーのメンテの為に艦を移動させたかった、という考えもあるか。



・「どれもこれも、ガンダム…!」
ルイスの怒りが更なる天元突破。
でも今回の一件でソーマ=マリーがトレミーに乗ることになり、かつソーマであった頃の記憶を持ったままだと、沙慈との会話の中で
「ルイスはアロウズのMSパイロットだったんだよ!」

みたいな展開になるのだろうか。
冒頭で引き金を引かなかった以上、もう沙慈のエピソードはルイスと絡ませないことには進展しそうにない。



・「トランザムは使うなと言っただろうが」
そして怒られるせっさん。
しかし謝らないせっさん。
整備を急がせるだけなのは五年前から変わらないなwでも今回はアレルヤ捜索に加わりたいという焦りからくる台詞。
仲間思いになったもんだぜせっさん…。
ダブルオーは完全にシステムダウンしたわけではないようですが、今後暫くツインドライヴは通常稼働で精一杯の様子。
なかなか真価を発揮できずお預け状態が続きますね。オーライザー登場まで我慢かな。



・「カタロンの人たちが無事に逃げられるまでは、何でもやるよ」
やってないだろと総ツッコミが聞こえる…「ならばこれは、世界の声だ!!」
本人がそれを自覚しているので、何でもやるという言葉を口にする視線が泳ぐ泳ぐ。
沙慈の気持ちは分かるけど…。



・「何故君がソーマ・ピーリスだったのか」
別の人格を上書きして五感を復元…ってできるのか?
マリーの人格では脳量子波の能力が強すぎて五感が封じられるから、別人格を植えつけて脳量子波を抑えたとか?
あれだ!ドラゴンボール魔人ブウが大界王神を吸収してパワーと引き換えに知性を得たとか、そんな感じか(違う



・「マリー、ソーマ・ピーリスの時の記憶は…?」
しっかり残っていたようで。
こういう別人格モノとか記憶喪失モノって、とかく「記憶を失っていた間」の経験とか人格がうっちゃられてしまうことが多いです。
今回もそんな雰囲気が。
例えばですね、アレルヤ(ハレルヤ)が一期でミン中尉の「男の覚悟に水を指した」あの一件、マリーは赦してもソーマは赦しづらい。
そこもきっちり整理できているのか、とか。
まあないがしろにしているってワケではなくて、ソーマとマリー二つの人格が合わさったようなので。そうした過去の確執コミでアレルヤの辛さを受け止めたってことでしょうか。



・「あなたと同じで、ピーリスは私なの」
アレルヤが暗に五年前の戦いをソーマの人格に責任転嫁しているようで、そこは視野狭窄じゃないかなぁ、と。
アレルヤはハレルヤの人格とのせめぎあいから、とかく「自分が引き金を引くこと」「誰が直接手をかけたか」にこだわりを見せます。
ハレルヤも自分だから罪は自分の手にある、と自身の責任については立ち向かう意思を示しているのですが、はからずも同じような境遇となってしまったマリーについては「あれはソーマのせいだから」と庇おうとする。
このままならない不器用さがアレルヤの長所であり短所なんでしょうなぁ。でもマリーも根っこは同じのようで。二人揃って「超兵にできることは戦うことしかないから」と戦争を理由にしている辺りがもう。



・「いてくれるだけで嬉しいの」
傷を舐めあうというと辛辣な物言いですが…。
自分の中にもう一人自分がいて、それがどうにもならない苦しみとなっていて。
そんな時自分の外に、自分を理解してくれる人がいる。
戦う理由の先に、戦う以外の理由、生き甲斐を見出せたアレルヤとマリーにグッときました。


まあ、さらに涙するのはこの後なんですがね…。



・「中尉から離れろ、ソレスタルビーイング!」
おおっとここでお父さんが乱入だーーー!!!!
アロウズやソレスタの捜索よりも早く二人を発見するのは当然!むしろ必然!
尺の都合?違うな!お父様レーダーの性能を甘く見てはいけない!!(えー



・「もはやアザディスタン王国は存在しません」
ぎっちょんさんが派手に国を火の海にしたために、連邦政府の介入を赦し暫定政権を樹立。
つまり、マリナは名実共に無職。マジでこの人不幸すぎるだろう…。
アレだけうなだれていた理由は「これからどこでテレビを観ればいいの」という心からの悩み(違う


ところで前から気になっていたこと。クラウスとシーリンの二人に質問。
つかぬ事を聞くデス、お二人は恋人同士なのデスか?

できてるよな、あの二人。



・「マリーは貴方に渡せない」「テロリストの言う事を信じるほど私はおろかではない!」
つまりあれだ
「お父さん、娘さんを僕にください」「ええい黙れ!お前のような馬の骨に娘はやれん、出てけ!」と。
こうですね、分かります。



・「撃ってください」「承知した」
自分は死んでもいいからマリーを戦いの無い世界で暮らせるよう約束しろ、と。
これは完全に荒熊さんの婿試しですなwソーマ(マリー)の事情と気持ちを汲んだ上で、アレルヤを試している。
この人ホントにお父さんだわ…。


マリー自身が自分の人格のことを説明したのでセルゲイの理解も早いです。
というより、説明を聞いて半信半疑だとしても、自分の娘として傍に置いていれば超兵として利用される、しかも自分にそれを止める力はないとセルゲイ自身が痛感している(トドメとして、前回のカタロン支部での虐殺でソーマの心に傷を与えた責任を感じている)ので、ならばソレスタの人間の言葉にかけてみよう、という決心なのでしょう。



・「たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた」
マリーとして生きなさい…愛だぜ、親父!!
でも実の息子辺りがまた難癖つけてきそうだ「養子にと言っていた中尉を死なせたのは貴方だ」とかね。
セルゲイ自身でまた言い訳をしないもんだから「中尉が死んでも何とも思わないんですか!」みたいに深まる親子の溝。



・「そういえば、礼を言ってなかったな」
五年越しの御礼。
つーか声だけ知っていて、散々人革連での作戦行動で辛酸を舐めてきた羽つきのパイロットに、娘を嫁に出す荒熊さんの心境たるやいかほどのものか。
子供が出来たその日のうちに、嫁に取られちゃったYO!



・「その言い方…本当に私の知っている中尉ではないのだな」
さっきも書きましたが、この台詞を聞くと、マリーとアレルヤの説明の真偽はどちらでも良かったんだろうなぁ…。
自分が軍人であることを辞めるわけにはいかないが、軍人の娘として迎えるよりも他の幸せがあるのなら。
父であり、軍人であった大佐でありました!



・「私の中のソーマ・ピーリスがこう言っています…あなたの娘になりたかったと」
   「…そうか。その言葉だけで充分だ」

…涙腺開放。久々にアニメで泣けました。
ガンダム戦以外に登用しなかったってことはピーリスの殺害数ゼロって事になるのですが(ハレルヤは別として)今後アリオスにカップルで乗り込んで「二人で完全な超兵だ!」とかはっちゃけそうで恐い。台無しだー!



・「…ピーリス」
本人を前にして、階級でなく名前で呼ばなかったのは、セルゲイのケジメであり父親の意地。
お前は今泣いていい、泣いて、いいんだぁ…!!!



・「なんだぁ?散々探し回らせといて女連れかぁ? …やるじゃないの♪」
お父さんは許しませんよっ!!



・「君でも笑うんだ」「…嬉しいことがあれば、誰だって笑うさ」
嬉しいことというと、例えばガンダムバカと褒められた時ですよね刹那さん(ぇ
ホントセカンドシーズンに入ってから感情表現が豊かになりましたわせっさん。



・「戦う理由を失わずに済んだ」「おお〜なんか彼女さんと一緒みたいです」
     「かっ、彼女!!?」「どうして!?」「あの子ったらなにやってるのよ!!」

スメラギの台詞は「仲間イコール戦う理由」って意味なので、別にアレルヤ個人に何か思うところがあるわけではないのは分かるのですが…いやごめんそれでも笑えるわwww
これでスメラギさんの独り酒の量が倍増するわけですね!
ブリッジの反応が楽しい。ハブラレルヤは見えないところで愛されているのでしたとさ。



・「同類だから分かるのさ」
アレルヤのフラグ消化は今回で概ね終わってしまったので、次はティエリアのエピソード。
物語の根幹にも関係する部分なので要注目ですな。


捜索任務とはいえ、ヘルメットを脱いでいたのはティエリアにしては油断かも。





以上っす。
次回はリボンズの服装がエレガントだったり、緑色の新モビルスーツ(あれがガデッサ?)が登場したり、留美なのかティエリアの女装?なのかわからない謎の淑女が登場。
あの女性がティエリアとリジェネのDNAの元になった人物、とかね。とすると次回は過去バナ?
それと、アレルヤとマリーの新婚さんいらっしゃいが楽しみ。
スメラギさんの反応がもっと楽しみ。


儚くも永久のカナシ(期間生産限定盤)

儚くも永久のカナシ(期間生産限定盤)

儚くも永久のカナシ(初回生産限定盤)(DVD付)

儚くも永久のカナシ(初回生産限定盤)(DVD付)

ようやくOPが発売ですな。






更新が止まっている間も、web拍手にてコメントを頂いていたようで、本当に有難う御座います。
かなり期間がのびのびになってしまいましたが、明日辺り返信致します〜。





そんなこんなで。