目茶目茶興味深いコメントを頂いたので

昨日の今日で返信してみます（挨拶

タイトルの通り、前回のダブルオー五話の感想に対してコメントを寄せて頂いたので、紹介＆返信をさせて頂きます。

＞はじめまして旗泉子と申します。
フラッグ大好きで検索したらこちらが引っかかり、それ以来楽しく読ませていただいています。

初対面の書き込みで失礼ながら突っ込みをさせていただきますが、アレルヤが燃やした大麻畑は犯罪組織の資金源ですよね。麻薬捜査官たちが麻薬を扱う犯罪組織を壊滅させた場合、取引先を喪った麻薬畑を耕している彼らは飢えるかもしれませんが、麻薬捜査官たちは罪の意識を感じるのでしょうか。

罪の意識を感じるかもしれません。しかし少なくとも犯罪組織の資金源を断つことは社会を維持するうえで必要なことに代わりはありません。アロウズの殺戮も社会的には必要かもしれませんが、少なくとも前者には救いの道があります。土地があれば食べ物を耕すことも出来ますし、歩いて街に職を求める選択権もあります。手足を奪われ、思考能力を失っているわけではないのですから、その人次第で生きることは出来ます。

対して、殺戮はその生きて取りうる未来を根こそぎ奪う行為です。同列に扱うのは麻薬捜査官の方達に失礼ではないでしょうか。

長々と失礼しました。

旗泉子さん、コメント有難う御座います。
まず、自分の文章に配慮が足りなかった点をお詫びします。申し訳ないです。

自分の書きたかった事が正確に伝えられていなかったようで、ここで少しアレルヤの台詞に対する感想にさらに解説を加えてみたいと思います。うむ、素晴らしく言い訳臭いｗ
まず、自分は大麻畑を無力化させる事と殺戮行為を同列に扱ったわけではありません…ここは確かに文章があまりに言葉足らずでした。
どちらの行為でも結果として人が死ぬ可能性がある、行為が間接的に人の死に結びつく、という点で共通する部分はありますが、決して麻薬捜査官の方達の行為を貶める意図はありません。
伝えたかったのは「直接トリガーを引くのではなく、間接的に自分の行為が人の死に繋がった時にその当事者が何を感じるのか、罪の意識をもつのか」を戦場でツッコむアレルヤは論点がずれているんじゃないの？ということです。

失礼ながら自分は、旗泉子さんのコメントにあるような麻薬捜査官の行為が結果として人々の貧困に繋がった時、彼らは罪の意識を持つと思います。
罪の意識という言い方より、やりきれなさという言葉に置き換えたほうがいいでしょうか。
それは大麻畑を爆撃したアレルヤも同様で、後でその大麻畑で生計を立てていた人が生活できなくなって死んだとしたら、それは間接的にアレルヤが殺した事になります。社会にとって必要な行為だとしても、苦い気持ちは残るでしょう。
そういった意識を持ったとしても、それでも成すべき事がある、社会の為にと受け止める、行為に責任を持つ強さを有するかどうかは人それぞれです。
麻薬捜査官の方々の中には、自分達の行為によって結果的に飢えて死ぬ人々が出た時に、その命に対して悔いる気持ちを持つかも知れませんし、大麻栽培に手を染めなければ生活できない、好き好んでやっているわけではないが、他の職は見つからない土地でそのようにしか生きられない…そうした人々を悼み、そんな世界に憤りを感じて、自分の職務の原動力に変える人もいるでしょう。
引き金を引くかどうか、罪の意識を持つかどうかを論点に据えるのではなく、もっとシンプルに、旗泉子さんのご指摘どおり生きて取りうる未来を根こそぎ奪う行為を平然と選択するアロウズに憤るべきではないのか？と書きたかったんですが…じゃ初めからそう書けよ、とセルフツッコミしてみますorz
ましてやこの文でも正確に意図を伝えているのかどうか、自分で自分が信用ならねー。

しかし…。
ツッコミを受けても仕方ない文章でしたね…反省です。
安易に「同じ」という言葉を使った点は配慮不足でした。
御気分を害されたのでなければ、これからも当サイトを覗いて頂けたら幸いです。

そんなこんなで〜。