仏の顔も3℃まで

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ボークス A3 第21弾 日本帝国軍 77式戦術歩行戦闘機 F-4J 撃震

「盾」の戦術機(挨拶



A3のシリーズが始まった当初は、まさかこの機体に立体化の機会が与えられるとは思いもしませんでした。
シリーズ展開が続くといっても主役級の機体だけ発売して終わりかなー、と。期待半分諦め半分。
ところが、目出度くもシリーズが4thシーズンまで突入!満を持して撃震が登場です!
今までのA3の技術の蓄積から可動範囲も研究されており、待った甲斐はあるアイテムとなっています。
以下写真。調子に乗っていつもより写真の数が多くなってしまいました…やや重たいかも。





前後から。この太目のデザインこそ撃震。カッコいい!

『F-4J 撃震』
人類初の戦術機F-4「ファントム」の帝国軍仕様機。分類としては第一世代戦術機にあたる。
旧式化して久しいが、運用性や信頼性は新型機より格段に安定している為、長きにわたって人類戦力の中核を担っている。
2001年時点では主に拠点防衛などの任務に使用。
最新型のブロック214では、装甲の軽量化(第二・第三世代機の技術のフィードバック)、各パーツ及びアビオニクス類の刷新、対レーザー蒸散塗膜加工の導入など近代化改修を経て、第二世代機水準の性能に引き上げられている。
第一世代戦術機の設計思想は「重装甲による防御」であり、本機もそれを体現した無骨なスタイルが特徴である。しかしながら、光線級BETAの脅威、また圧倒的な物量を誇るBETAの攻勢に対し、足を止めて守備に徹するという戦術機運用に現場で限界を感じる声が上がり、第二世代以降の戦術機開発においては、装甲よりも運動性・回避性能が重視されていくこととなる。


プロポーションに関しては文句なし。
商品では帝国戦術機の証、右肩の日の丸も再現。手首を初め各部にメタリック塗装がされていて質感が素晴らしいです。
膝横のフィンは硬質素材となっていて薄く成型されています。見た目はバッチリ、ですが強度面が不安なので脚部を動かす時は注意が必要かと。





付属品一覧。
跳躍(ジャンプ)ユニット×1組
74式近接戦闘長刀×1
65式近接戦闘短刀×2
87式突撃砲×2
92式多目的追加装甲×1
ブレードマウント×1
ブレードマウント(空)×1
ガンマウント×1組
ガンマウント(空)×1組


突撃砲を両手に、長刀は右手だけ、という配分がスタンダードになりつつありますね。




可動範囲〜。
頭部はボールジョイント。上下には結構動きますが、襟に干渉しまくるので左右には殆ど可動せず。これはデザイン上仕方の無いことでしょうか。
で、肩関節が今回も素晴らしいです。
まず、肩の前面装甲だけが独立可動となっており、写真のように大きく引き上げられます。
中を覗いてみると、肩アーマーと上腕の接続にA-LOCKを一個使用。写真では少々分かりづらいかもしれませんが、このA-LOCKの向きを自由に変えられるので、肩アーマー自体を動かさなくても腕を上げられたり、左右に大きく開いたりが可能に(玩具っぽい可動を避けるための処置とかなんとか)

実際に左右でジョイントの角度を変えて動かしてみるとこんな感じ。
勿論胴体と肩の接続もA-LOCKを使用。




肘は二重関節。
写真の左腕のように下腕部がロール可動。ロールさせると更に深く肘を曲げることが可能に。手首は軸接続。




肩の接続にかなり遊びがあるので、いかり肩にしたり写真のように腕組みっぽく動かせたり。
専用関節の使用箇所は多いですが、思った以上に素直に動いてくれます。
A3シリーズの上半身可動範囲については、そろそろ注文をつけるところがなくなってきたかも…勿論機体のデザインにもよりますが。





今回初の試みとして、胴体と腰の接続にもA-LOCKを使用。胸をそらしたり屈んだりと大きな動きが可能に。左右ロールも問題なし。
チェルミのようなボールジョイント接続でもいいのですが、こちらの方が安定感はあります。撃震に必要か?と問われると微妙w




続いて下半身の可動を。
いつものように「膝裏のアレ」を外して可動範囲を広げるわけですが、今回は「膝裏のアレ」の形状や接続方法がかなり特殊。
外し方にコツがいるので、詳細については
http://blog.livedoor.jp/volks_takao/様にて解説がされております。ご確認を。




外してみまして、まずは左右に開脚。 …写真で限界です。
撃震という機体のデザイン上、逆にこれだけ動かせる方が凄いと思う。
腿部分で若干可動し、脚部から爪先にかけてを外に開くことが可能。




膝と足首の可動。 …写真で限界です(かぶせ
膝は二重関節ですが、ジョイントが装甲に埋まっちゃってますねw あんまり曲がりません。立てひざは無理。
突撃級とかに突進喰らって転倒すると、起き上がる時どうしよう…。
足裏が四方に伸びたデザインも手伝って、接地性はなかなか。





続いて跳躍ユニットを装備。
いつもの如くポロリ連発。ユニット本体の大きさ・重さに対して、接続軸が短すぎます。またか、またなのかっ!
ですが瞬着や木工用ボンドで軸を太らせると十分対応できるレベルかと。




今回初の試みそのに。ユニット接続部にもA-LOCKを使用。グリグリ動きます。
可動範囲に目が行きがちですが、最大の恩恵は安定性の向上かと。



と、ここまで可動範囲を紹介してきました。総じて文句のない出来だと思いますが…。
問題があるとすれば、関節の強度です。
撃震という機体そのものが、何処のパーツをとっても装甲が分厚い=重いわけなんですが、その重さにA-LOCKの接続が完全に負けてます。
少し動かしただけでヘタってしまい、あっちへプラプラ、こっちへプラプラ。特に肩と股関節がひどい。
肩は単純に接続軸が短すぎて荷重に耐えられないだけなんですが、股関節は接続方法に問題があるかと。

今までの戦術機はA-LOCKの脚部への接続軸の向きが地面と垂直、ないしは下向きに接続されてました。なので開脚はロック機構任せで、腿のロールは接続軸を回転させている感じ。
対して撃震は腿の接続穴が地面と水平に開いていて、最も負担のかかる開脚を軸回転、ロールはロック機構を動かすことに。通常と逆になります。
撃震は非常に腿のボリュームがあるので、可動範囲を確保するための選択なのでしょうが、ちょっと裏目に出てしまってますね。
撮影中に何度も関節がダラーンとしてしまって、自立すら困難に。その度にボンドで関節部を補強して→またダラーンを繰り返し。ちょっと疲れましたorz 重量級の悲哀やでえ…次のヘビー級、瑞鶴が少々心配。改善されているといいなぁ…。



さて、続いては武装を。
武器に関してはいつも通りなので、ここからは写真をメインにテンポを上げていきます〜。







近接短刀。両手用付属。








近接長刀。右手用のみ。





あまり撃震って飛び回るイメージがありませんが、ブーストジャンプで体重をのせて、力任せに一閃!







突撃砲と追加装甲を。
今回ばかりは追加装甲がついていて良かったと思いますw やっぱりシールドは撃震だな!
他の機体に付属していたものと違い、少しラメが入っているような不思議な質感の塗装になってます。
突撃砲の両手持ちも問題なし。





強襲掃討(ガン・スイーパー)装備。







色々武装を入れ替えてアクション〜。



そして。
以前発売されていた「A3 第20弾 A3 WEAPON set 日本帝国軍戦術機」もせっかくなので装備。

74式可動兵装担架システム前方展開!




続いて後方展開!





長刀逆手持ち!!



短刀の順手とナイフシース、右手シールドは省略。
手首のカラーリングは全く異なるのでじっくり見てしまうと辛いものがありますが、マウントパーツのグレーは本体と比べてさほど違和感も無く。





日の丸代紋機体に背負い、誰が呼んだか
俺たち連邦帝国愚連隊!!


いやー、よくもこれだけ揃ったものです。感無量。




「こッ・・・斯衛部隊・・・!?」


「どうやら大事ないようだな。そなた、まだ戦えるか?」


「はッ・・・はいッ!!」


「そうか、では一度下がるがよいぞ」



伊澄あきら、九死に一生の巻。で「継承」に続きます。
ところが、いつもいつもきーやん(あってるが違う)が助けてくれるとは限らないわけで!




…結局こういう役回りさ。動く棺桶言うの禁止!
足首の接続がユルユルなので簡単に外せたぜ!(ヤケ






以上。
最後はエラい目にあってしまいましたが!
A3 撃震でした!
関節強度は泣く泣く補強を続けるとして(汗 出来に関してはほぼ満足。出してくれたことに最大級の感謝を、って感じです。
瑞鶴では「膝裏のアレ」を外さずに独立可動出来るように調整中との事なので、ラインナップの充実とかゆい所に手の届く改修を両立させていくシリーズ展開にまだまだ期待です。
さ、キャンペーン用のラベルを箱から切り取っておかなきゃ…(何とも気の早い



















「そういう時は『またね』と言うのだ」




人類は負けない。絶対に負けない。
そんなこんなで。