仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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ボークス A3 2009 LIMITED 01&02 日本帝国斯衛軍 82式戦術歩行戦闘機 F-4J改 瑞鶴 Type-82F&Type-82R

許せ、京都よ…我らはそれでもなお、民を護らねばならぬのだ(挨拶




今回は
TOPページ | A3公式サイト | 株式会社ボークスより、
二月のトレジャーフェスタ及びボークスALL THAT'S HOBBY 11にて限定販売された
82式戦術歩行戦闘機 F-4J改 瑞鶴の限定カラーを紹介。
舞台やら仕事やらでドタバタしていた間にすっかり入手の機会を逃しゲンナリしていたところに、当ブログ閲覧者の方から有難いご提案があり、こうして目出度く入手となりました。
ご厚意に感謝を捧げつつ、以下写真です。





LIMITED 01 瑞鶴 Type-82F。渋いグロス塗装です。





LIMITED 02 瑞鶴 Type-82R。高級感漂うメタリック塗装。
それぞれ前後から。


『82式戦術歩行戦闘機 瑞鶴(ずいかく)』
77式戦術歩行戦闘機 撃震(F-4ファントムのライセンス生産機)の改造機。将軍家の守護を主任務とする斯衛軍専用の機体として運動性の強化と軽量化を主眼に開発された。機体色は武御雷と同様6種存在する。
F-4の改造型としては、最も後期に開発された機体。武御雷と同様、整備性や生産性を犠牲にした性能の向上が図られている。
撃震よりも日本製パーツの割合が増しており、日本独自のレーザー警戒装置により、光線属種からの初期照射レーザー感知能力が向上している。機体出力も向上しているが、その分稼働時間がやや低下している。
1978年、帝国軍城内省は、麾下の斯衛軍に配備する専用戦術機の開発を光菱/河崎/富嶽の三社に命じた。だが、F-4J撃震のライセンス生産を開始したばかりの日本軍需産業にとって、独力での戦術機開発は不可能であり、純国産開発を望む城内省に対し、三社はF-4Jをベースとした改修機を提案。紛糾の末、城内省は撃震を上回る格闘性能の実現を絶対条件としてF-4改修案に渋々ながらも同意した。光菱/河崎/富嶽の三社は、欧州戦線で得られたあらゆるデータから衛士の戦訓までを徹底的に収集・解析し、装甲の軽量化と各部モジュールの再設計によって機体総重量を20%軽減、運動性・機動性の向上を図る改修案をまとめ、79年より開発が開始された。81年に完成した試作機は各種トライアルにて良好な成績を残し、翌年、82式の正式番号と「瑞鶴」の愛称を与えられ、部隊の引渡しが開始された。(以上、ホビージャパンより抜粋)
赤いType-82Fは、五摂家に近しい武家出身者に与えられる。主な衛士(搭乗者)は五摂家に最も近しい有力武家月詠家より「月詠 真耶」中尉。(マブラヴ ALTERED FABLE内「かがやく時空が消えぬ間に」で登場していたヒト。オルタに登場していた月詠さんは「月詠 真那」で両者は従姉妹。「まや」と「まな」)
青いType-82Rは、五摂家の出身者や将軍縁者に与えられる特別仕様機。主な衛士は、五摂家がひとつ「斑鳩(いかるが)」家の当主。(オルタ本編、甲21号作戦にて青い武御雷に搭乗していた第16斯衛大隊指揮官と同一人物かは不明。おそらくは同じヒト?)

先に発売されているF-4J 撃震の改造機ということで、分類としては第一世代戦術機に相当。
比較対象としてボークス A3 第21弾 日本帝国軍 77式戦術歩行戦闘機 F-4J 撃震 - 仏の顔も3℃までを参照いただけたらと〜。
第二世代機以降のスリムな外見と異なり非常に重々しい印象です。が、この後開発される武御雷のベース機とも言うべき機体で、頭部の形状などに繋がりが。頭のトサカは飾りじゃありません、外国の偉い人にはそれが分からんのです。
品質はよくも悪くもいつものA3クオリティ。





付属品一覧〜。赤・青同様です。
跳躍(ジャンプ)ユニット×1組
74式近接戦闘長刀×2
65式近接戦闘短刀×2
87式突撃砲×2
92式多目的追加装甲×1
ブレードマウント×1組
ブレードマウント(空)×1組
握り手×2


近接戦に偏った武装にニヤリ。
そして、また盾か。でも似合うのはこの瑞鶴か撃震くらいだしなぁ。うーむ。





可動範囲。
頭部は首でボールジョイント。左右へのロールと、若干上下に可動します。
肩は撃震からさらに改良が加えられており、上の写真のように肩装甲前面と後面のパネルがスライドします。
それにより、肩の前後可動の際に干渉が抑えられ、大きく動かせるように。
パネルの間のグレーの装甲板も上下に可動。肩と胴体の接続にA-LOCK使用。肩関節と肩装甲がボール。

腕部と肩の接続もA-LOCK。上腕でロール、肘は曲げられて90度強。手首は軸可動。
腰にもA-LOCKが使用され前後可動と左右ロール。今回は撃震と異なり、関節カバーで腰のA-LOCKが覆われています。見た目もいい感じ。




膝裏のアレ、いつもは外すことで可動範囲が拡大しますが、今回からついに可動式に。素晴らしい!




開脚は大体写真の程度。この腿のボリュームで良くぞここまで、というくらい開きます。
足首の可動範囲が非常に広く、接地性も確か。




膝は可動範囲が広がっても90度弱。



総じて撃震の可動範囲を更に発展、突き詰めていった印象です。
クセもなく、今までのA3でも(この体格で)かなり動く部類に入るのではないでしょうか。


しかし問題なのは、撃震と同様にやはり関節強度。特に股関節。
可動部のヘタリが早く、撮影が終わる頃にはプラプラになってしまいました。肩装甲の接続もかなりゆるいです。
重量のある機体だからある程度は仕方ないとは思いますが、これは改良の余地ありかと…。
動くようになったが故の、新たな悩みといったところでしょうか。





跳躍ユニット。形状は撃震と同様かな?この無骨さがたまりません。
基部がA-LOCK接続で可動は問題なし。しかし、やはりと言うか外れやすいです…orz



続いて武装をそれぞれ紹介。82Fを使用。





65式近接戦闘短刀。







87式突撃砲











74式近接戦闘長刀。
同じメタボ(失言)な機体の撃震と比べると、重いはずなのに軽快な印象の写真にw
手首の接続軸の角度が影響して、長刀を構えるポーズは結構難しいですね…。



ここから82Rに選手交替し、装備仕様の組み合わせを。こってこての前衛装備です。


突撃前衛(ストーム・バンガード)






追加装甲が馴染んで良かったw






強襲前衛(ストライク・バンガード)





写真では分かりにくいですが(というより殆ど分かりませんが)
青い瑞鶴は頭部のメインセンサー(目の部分ですね)の形状が本来は82F(赤いほう)と異なるとの事。
ちらほらその辺の事情を聞くに、やはり完全再現って難しいようですね…でも自分のようなヌルユーザー(そのくせ欲しがり)にしてみれば、限定品だとしても発売されること自体が「凄い!」と思うようなアイテムなので。それに不知火・壱型丙の時の関節改修の例もあるので、希望があれば拾ってくれるのがA3シリーズ、いずれ何らかの形で改修だったり措置が取られるんじゃないかなーとか期待します。
今回は発売を素直に喜ぶってことで。カラバリ上等!俺の財布、トランザム!!(えー





それぞれのカラーで武御雷と比較。
御雷と瑞鶴の色合いとではかなり違いがあります。青と群青、みたいな。
設定上違うのでしょうかねー。模型としては、ここは統一してくれても良かったような。武器の使いまわし的にw


…しかし、なんかこの二機全然違うんですけど(苦笑  頑張ったんですねぇ日本メーカー各社!
久方ぶりに改造なしのたけみーを触ると、A3シリーズの進化をひしひしと感じます。全然触った印象違うなぁ…動くようになったなぁ(遠い目





色合い(形状もかな)が違うのは前述の通りですが、「一刀両断キャンペーン」にて入手した、赤御雷用の近接長刀両手持ちを試してみます。
可動範囲の向上で武御雷よりも自然にポーズが決まります…複雑な気分w




月詠、そなたの意見に変わりはないな?」
「ございません、閣下。斯衛は帝国の守護者、瑞鶴は全ての民の刃にございます。
     民に生き恥を晒して尚、我らは生きて戦い続けねばなりません」




「然り。我ら摂家の不始末にて迷惑を掛ける、この罪はいずれ問われよう」




「皆の者、これが最後の攻撃ぞ!殿を務める我らの戦いぶり、この千年の都に刻み込んでゆけ!」




というわけで。
82式戦術歩行戦闘機 F-4J改 瑞鶴 Type-82F&Type-82Rでした。
A3だとついつい写真の量が多くなってしまいます。
先にも述べたとおり、関節の可動はさらに練られたものになりました。が、強度がどうにも…。
それをクリアできればさらに素晴らしいアイテムになっていたのですが。


今後は通常配備の瑞鶴が発売予定ですが、そちらも…手に入れないとなぁ。
そうして気づくと全色がリリースされたりして。
ちゃんと集めていたりして。




最後に。
限定品であるにも関わらず快く相談に応じてくださったサイト閲覧者posさんに、最大級の感謝を。
貴方の迅速な対応で、今回の写真を紹介することが出来ました。
本当に、本当に有難うございます。



そんなこんなで。