仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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ボークス NEXT デモンベイン

憎悪の空より来りて 正しき怒りを胸に 我らは魔を断つ剣を執る
汝、無垢なる刃―デモンベイン!!(挨拶





今回は、ボークスの完成品アクションフィギュア「NEXT」シリーズより、デモンベインを紹介です!
…厳密にはA3と同じカテゴリで括るモノではないのですが、ラインバレルも同じ様にレビューしたので今回も…。
早速以下写真。





前後から〜。
大きく張り出した肩、そして脚部のシールド!これぞデモンベインです。
腰周りが細めですが、細すぎと言うほどでもなく。プロポーション的にはいいバランスだと思います。
各パーツの情報量が凄すぎる。塗装も頑張ってますが、やはりサイズ的に限界があるのか、若干塗りムラがあったりフェイス部分にズレがあったり。


付属品として装甲各所の魔術文様を再現するためのマーキングシールが同梱されてます…が。
横着して透明な余剰部分を残しまくっていたら非常に貼り跡が見苦しい事に。失敗したーorz






可動範囲。頭部から。
ボールジョイント接続ですが、やはりデザイン的に上下の可動は苦しいですね。
ほぼ左右ロールのみ。




肩関節。
胴体と肩ブロックの接続は、A3戦術機によく見られるA-LOCKを逆L字にして繋いであります。
最もテンションのかかる部分なので、今は大丈夫ですがガシガシ動かしていると関節強度がやや不安。
ちなみに肩A-LOCKの可動は、頭部と巨大な肩が干渉しまくるのでそこまで大きくは動かせず。


肩ブロックと上腕の接続がボールジョイント。前述の肩可動と合わせて、ほぼ真横まで腕を上げられます。上腕ロールも可。
また肩ブロック前面の薄い装甲パーツもボール接続。腕を曲げるとどうしてもぶつかるパーツなので、独立可動は嬉しいです。




肘はA-LOCK二重関節。かなり深く曲がります。
手首は交換式。軸接続。




腰は左右に大きくロール。前後には動きません。





股関節の可動。大型のA-LOCK接続です。
デザイン上、本来はサイドアーマーが脚部の可動に影響しまくりなのですが、今回はアーマーの取り付け位置を脚部側面に変更。
またアーマー自体も90度近く角度変更が可能なので…




写真のように大きく開脚が可能です。
あまり脚を開きすぎるとアーマーの位置が不恰好になるのと、サイドアーマーと脚部が短い軸接続なのでポロリしやすいのが泣き所。


また接地性も素晴らしいです。秘密は…。


足首がA-LOCK接続なので上下左右に大きく足を動かせるのと、足首側面の装甲とセンサー?の緑色のパーツがそれぞれ独立可動するので、足裏をぴったり地面にあわせることが出来ます。
サイドアーマーに続き、足首側面の装甲もポロリしやすいですね。
膝は大型のA-LOCK二重関節ですが脚部装甲に埋まっているので、曲げられて90度強といったところ。





デモンベインのトレードマークとなる「光髪」も勿論別パーツで付属。
クリアパーツを使っているのかと思いきや、全塗装済みでした。グラデーションが綺麗です。
平手の他に、左右握り拳が付属しています。




ここでA3戦術機とサイズ比較。不知火と。
アクションフィギュアとしてはほぼ同じサイズですね。それでこの造形、情報量…無茶しやがって…。




ここからは適当に動かしてみます。

空間転移してアーカムシティに降り立つだけで、もう廻りは大混乱w





デモンベイン!奴をぶちのめして、奥歯ガタガタ言わせてやれぇ!!




脚部が重過ぎるのでスタンド使用しますが、どうにか片足立ちでキック!




キック後から!




断鎖術式解放! ティマイオス! クリティアス!




アトランティス・ストライク!!




続いて武装を紹介!




バルザイの偃月刀を装備。右手首と一体になっています。
軽めの素材を使用していますがいかんせんボリュームがありすぎるので、片手で保持するには肩ボールジョイントの負担が大きいかと…。




二丁拳銃いきます。





フォマルハウトより来たれ。右手には極限熱量を放つ自動拳銃「クトゥグァ」





風に乗りて奔れ。左手からは絶対零度の超光速射撃、回転式拳銃「イタクァ」





イタクァ!クトゥグァ!神獣形態!!




デモンベインと言えばこの二丁拳銃、という方も多いのでは。






今度は必殺技!



ラニプラ・システム、アクセス!
ナアカルコード、承認!




光射す世界に、汝ら暗黒、棲まう場所無し!




渇かず、飢えず、無に還れ!!




レムリア・インパクトォォォォォーーーーーー!!!!!





…昇華!!






腕組みポーズで〆。


というわけで。
レムリア・インパクト用に、通常の平手とは角度の違う手首が付属しています。






トドメに、禁断の窮極呪法兵葬を…。





シャイニング・トラペゾヘドロン!!とんでも長いです!
偃月刀と同様に、右手首と一体成型。





荒ぶる螺旋に刻まれた 神々の原罪の果ての地で 
血塗れて 磨り減り 朽ち果てた聖者の路の果ての地で 
我等は今、聖約を果たす




其れはまるで 御伽噺のやうに 眠りをゆるりと蝕む淡き夢
夜明けと共に消ゆる儚き夢
されどその玩具のやうな宝の輝きを 我等は信仰し聖約を護る




我は光 夜道を這う旅人に灯す 命の煌き
我は闇 重き枷となりて路を奪う 死の漆黒
我は光 眸を灼く 己を灼く 世界を灼く 熾列と憎悪
我は闇 染まらぬ 揺らがぬ 迷わぬ 不変と愛




愛は苦く 烈しく 我を苛む
憎しみは甘く 重く 我を蝕む




其れは善
其れは悪
其れは享受
其れは拒絶
其れは純潔な 醜悪な 交配の儀式 
結ばれるまま 融け合うままに産み落とす
堕胎される 出来損ないの世界の





その深き昏き怨讐を胸に
その切実なる命の叫びを胸に



埋葬の華に誓って
祝福の華に誓って







―我は世界を紡ぐ者なり




と、知っている人は知っているあの長い口上にのせてトラペゾヘドロンを。
これをやってみたかった!いやもう演舞とか完全に適当ですけどね!!  








以上!

NEXT・デモンベインでした!!
よくもまあこの複雑なデザイン&カラーリングの巨大ロボを立体化、かつブーンドドゥに耐えうる可動性能と両立させたもんだー、と感動しました。
随所にA3戦術機で培われた(であろう)可動ギミックや関節配置が見られるので、A3ファンとしては動かしているとついニヤニヤしてしまいます(えー
魔法陣とかトラペゾヘドロンのエフェクトとか画像加工で再現…したかったけど挑戦したら色々タイヘンな事になりそうだったので、控えめというか無難な編集で落ち着いてしまいました。


今後、別のデウス・マキナの立体化はあるんでしょうかね。真っ赤なボデーのアナザーブラッドは発売決定のようですが…。
あとシャンタクはどうなるか!ラインバレルのオーバーライド&エグゼキューターみたいに、新たに立ち上がった企画の「NEXT-GK」で組み立て式でリリースとか…。




やはりリベル・レギスやアイオーンは欲しいところですが。
ドクター・ウェストの破壊ロボットの立体化に思いを馳せつつ(馳せるな
そんなこんなで〜。