仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

バンダイ HGUC 1/144 ロト ツインセット

作戦、場所を問わず(挨拶




本日は。

HGUC 1/144 D-50C ロト ツインセット (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 D-50C ロト ツインセット (機動戦士ガンダムUC)

機動戦士ガンダムUCより、連邦軍・マンハンター部隊の異名を持つエコーズの専用MS、ロトを紹介。



小型MSのHGUC化、規格外の二個セットでのリリースなど斬新な要素をたっぷり含んだキットになっています。




…例によって、いったん画像と簡易コメントだけ置いて一次更新とします。
文章は後日追記いたします。あぁ、本気で時間がなくなってきた…。

(3/17…文章追加しました)





前後から。
全長12.2mの小型ボディという設定にあわせて、今までの1/144プラキットからは想像も付かないミニモデルでのリリースです。バンダイ驚異のメカニズム。
それでいて各部のディテールやパーツの構成、規格自体は他のHGUCと同じ水準をキープしています。








近場からぐるっと。
…今回は工作がいつにも増してやっつけですorz 近くから見ると雑に作っているのがバレてしまいますね…愛が足りないぜっ。


やはりこの体形・デザインを見て真っ先に思い浮かぶのはガンダムF91に登場したガンダンクR44ですね。
変形ギミックも同様ですし、ロトの設計を煮詰めていったのがR44ということですかね。
この時代からサナリィは小型MS・小型熱核反応炉の開発に成功していたとは…こうした作品間の時間の流れ、時代の繋がりを体感できるのは嬉しいところです。


付属のシールは頭部ゴーグルと左上のカメラの二点。それと胸部の白い部分にのみ対応。
写真では首もとのダークグレー、肩の白、頭部と機銃のセンサー、後述するミサイルのオレンジをガンダムマーカーで塗ってあります。





スタークさんとサイズ比較。ロトちっさ!
考えてみると、どちらも若干のマイナーチェンジこそあれ、ジェガン、ロト(ガンタンク)共にF91の時代まで生き残っているわけで。
…まあガンタンクの方は博物館行きの骨董品だったから、現役で配備され続けているジェガンの方がよりパネェっす、ということw





可動箇所を紹介〜。
頭部はボールジョイント一点。
流石にデザイン上可動域は広くはありませんが、変形ギミックのお陰で首元に遊びがあるので、見た目よりは顎を引いた動きなど融通が利きます。




肩は本体との接続でボールジョイント。前後にも可動します。
肩ブロックで横方向にスイング。




肘は一軸関節。曲げられて90度前後。上腕でロール。



フロント・サイドアーマーは独立して可動。
サイドアーマーの接続が緩く、弄っているとポロリ頻発。




股関節でボールジョイント。開脚はそこそこ。
足首でボールジョイント可動。可動域はかなり頑張っていると思いますが…。
背中にウェイトが集中するため、スタンド無しでの自立はバランス取りが非常にシビアです。
(足裏面積の狭さも手伝ってますね…)





膝は二重関節ですが曲げられて90度強。
爪先で前後方向に若干可動。




可動についての総評。
小サイズキットに今までのHGキットの経験値をつぎ込んでいる印象。大きさからは考えられないほど良く動くと思います。
が、ポリキャップレスの可動はどうしても安定性に欠けます。テンションのかかる肩や膝の関節に保持力が足りないのが残念。
加えて、関節の破損も怖い…というか、自分は既にやらかしています。
画像に写っている二体のロトのうち、片方の膝関節がポッキリいってますorz 補修はしたけど…良く見るとバレると思います。






トランスフォーム!
フロントアーマーが逆L字の関節パーツで可動。写真の様に真横に開きます。




股関節の接続軸自体を前方に押し出して、膝を曲げつつ脚部を前に。爪先を足首装甲にぴったり合わせる様に収納。
腕はぴったり90度折り曲げて、肩関節を胴体側に押し込みます。


最後に背面のキャタピラを一回転させて設置。カバーを倒して…。







タンクモードへ変形。
単純な変形ながら、何気に差し替え無しの完全変形。





続いては武装を紹介。
右肩のマシンキャノンと左肩の投光機以外にも、劇中で使用した外付けタイプの武装が豊富に付属しています。





オプションを紹介。
ロングキャノンを二門装備。ますますR44ガンタンクっぽく。







メガマシンキャノン。
パラオ攻略戦やメガラニカでの決戦の際に装備していました。



どちらの大型火器も肩にボールジョイントで接続。
基部で上下にスイングします。
かっちりとした造形でいい感じなのですが、こちらも本体の可動と同じく保持力不足に泣かされます。





差し替えで展開となるビームバーナー。インダストリアル7侵入時に使用していました。
ある意味、エコーズにとっては最重要装備。







ミサイルコンテナ。こちらも差し替えです。
第一巻Bパートで、クシャトリヤをカタツムリの内壁に釘付けにしたシーンが印象的な武装
…まあロトが機体をさらして撃ち合いをするって時点で、既に緩やかな死亡フラグ





フルバースト!
メガマシンキャノンも二機分付属しているので、両肩にてんこ盛り。








二機を並べてみます。パラオ攻略戦での武装仕様とか。










おまけそのいち。
先日、ロトの作成中にこんなweb拍手コメントを頂きました。


>ロトのレビューお疲れ様です。
早速質問なんですが、UC小説第十巻の前半でロトが脚部無限軌道を何とかしてロトーラーブレード的な事をやっていますよね。どうにかしてこれをプラモで再現できないものか試して頂けませんか?

十巻で確かにこうした描写がありましたね。
という訳で、試してみました。ちょっと分かり辛い写真になってしまいましたが…。
キットの仕様では脚部のフレームをキャタピラで挿んで固定しているのですが、その脚部接続ピンをばっさりカット。
キャタピラと脚部の接合を黄色の装甲から伸びている接続軸のみとしています。
こうする事で、キャタピラを一番下のリング部分で回転させて引き出し可能となります。
…まあ、キャタピラは途中で途切れているし、脚部との接続ブロックがそのまま残っているので、忠実にローラーブレード(ロトーラー吹いたw)を再現しようと思うと、もうひと手間必要となります。








おまけそのに。
何となく並べてみたかったコトブキヤの轟雷さん。


…兄弟?(ぇ









おまけそのさん。クシャトリヤとサイズ比較。
これでどちらも1/144スケール…か…。










クシャ獲ったどーーーーーー!!!!








残念、フェイクだ。


しかしロト可愛いよロト。





以上!

HGUC・ロト ツインセットでした!
自立の際の安定性、関節強度など若干の不満点はありますが、まさかロトまでプラキット化するのか!という驚きの方が先に立ちます。
また、いかにも空間戦闘に向かないw独特の体形を忠実に再現していますし、タンクモードのまとまりの良さにちょっと感動しました。
小型MSの1/144スケールキット化に光明が見えた…かな?




そんなこんなで!