仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

コトブキヤ 1/60スケールプラスチックキット ブレイク ブレイド デルフィング

黒銀のゴゥレム、覚醒(挨拶





本日は。

劇場版公開が待ち遠しい、コミック『ブレイク ブレイド』から、主役機デルフィングの第二形態を紹介。






コトブキヤプラキットとして最近着実にアイテム数を増やしている、共通フレーム内蔵の可動モデル「クロスフレーム(フレームアームズ)」でのリリース。
劇中でのイメージどおり、走って跳ねて…デルフィングのアクションを楽しめます。








前後から〜。


このデルフィングという機体は、漫画「ブレイクブレイド」の世界の中でもかなり特殊な位置づけになります。
世界設定として、人々はその身に多かれ少なかれ「魔力」を宿していて、その魔力を駆使して機器や巨兵(ゴゥレム)を動かします。
デルフィングは舞台となる世界のおよそ1000年前に作られ、採掘場から発掘された古代巨兵(アンダー・ゴゥレム)という設定。
現在のゴゥレムと違って魔力で起動させることができず、主人公であるライガット・アロー(一切魔力を持たない稀有な存在)が搭乗した時だけ動く、謎に包まれた機体です。
搭乗者が魔力を使用できないので、飛び道具として火器の類(銃器の発射も魔力を通して行われます)の一切が使用不可。
ですが圧倒的な瞬発力、跳躍力、内部フレームの強度を誇り、乗り手が素人同然のライガットながら、敵対国のゴゥレムを圧倒していきます。
発掘当初の外装が腐食していた姿を「第一形態」、その後実戦に耐え得るように改修を施した状態が、商品の「第二形態」となります。









近場からぐるっと。
他に例を見ない独特なデザインの頭部、流線型の胸部・脚部と、それに反して直線主体の外部装甲、そして頭部と背部の折れた「剣」…眺めていて飽きません。
襟元と肩のクリシュナ王国の紋章はタンポ印刷済み。成型色の時点でかなり色分けされています。
各部の正方形のモールドと頭部のスリットを、それぞれガンダムマーカー(ジオン軍セット)のシャアレッドで縁取り、中央をブラックで塗りつぶし。
頭部と背部の剣を白く塗って、スミ入れしてみました。
例によって塗装はやっつけなので、生暖かい目で見てやってください…(汗






可動箇所を紹介。頭部ボールジョイント一点。





肩と胴体の接続部で、ボール+軸可動の二点。肩ブロックで前後・横方向にスイング。
肩アーマー独立可動。ちょっと頭部と干渉しますが、ほぼ真横まで腕を広げられます。
肩の自由度が広く、前後にスイングも可能。肘二重関節。手首が若干前後にスイング。





腰が左右ロールと前後可動の組み合わせ。




サイドアーマーが腰に干渉するので、そのままだと開脚の範囲はそれなり。




ですが腿にロール軸があり、組み合わせると足回りはかなり自由に動きます。
また足首と脛の接続部でロール可動。足首は左右にロール・前後に引き出し可能。接地性がやたら高いです。




脚の振り上げ範囲も広いです。膝二重関節。






武装を紹介〜。






右手:試作重大剣  左手:ヘビーランス4型
大剣は流石に重量がありますが、片手で保持してのポージングが可能です。
ただ、手首パーツの強度が心配ですね。親指とその他の指が別パーツになっていますが、親指だけ掌に接着してしまった方が良さそう。
(指パーツは接着剤不要のスナップフィット式になってますが、差し込むだけだとちょっとテンションがかかっただけでバラける可能性大)











アクションポーズを何点か。
重大剣は頑丈さを買われて、専ら盾代わりに使用されていたような。





刺突用のランスで殴り払ってしまうライガットさん。






両手持ちも可能。振りかぶって一撃!








同社から発売されているウェポンユニットと組み合わせても楽しいです。







やはり持たせてみたい、サムライソード!





というわけで。

以上!クロスフレーム デルフィングでした!


サイト上でコミック版をおススメされて、読んでみたら速攻でハマり。
キット化を心待ちにしていましたw


こうした内部フレームにガワを着せるタイプの可動モデルは、着膨れしてせっかくのフレーム可動範囲が犠牲になる…というパターンが多いのですが、このデルフィングについては、可動への影響がかなり抑えられていると感じました。当初の予想をいい意味で裏切ってくれましたね。
(ただコトブキヤのフレームアーキテクトは分解しやすいので、股関節などテンションのかかる部分はあらかじめ接着推奨)


欲をいえば、付属品がもう少し充実していても…投擲用のダガーとかはあったら嬉しかったですね。



組立に難しい点も無く、ガンプラをメインで組む人にも気分転換におススメかと。







次回はちょっと更新に間が空くかも知れません。
ボークスA3より、白き狼を紹介予定。


そんなこんなで!