仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

バンダイ ROBOT魂 エルガイムMk-II

Say MarkII 優しさが 生きる答えなら いいのにね(挨拶






エルガイムの主題歌の素敵さと言ったらもう…という訳で今回は。

ROBOT魂 [SIDE HM] エルガイム Mk-II

ROBOT魂 [SIDE HM] エルガイム Mk-II

ROBOT魂より『重戦機エルガイム』二代目主役メカ、エルガイムMk-IIを紹介!





重戦機エルガイム』主人公、ダバ・マイロードの二代目の愛機。
B級ヘビーメタル(HM)「ディザード」をベースに設計された可変A級HM、アモンデュール「スタック」をポセイダル軍より奪取、改造を加えている。
ポセイダル軍とヤーマン族の技術の融合が図られ、飛行形態(ランドブースター)「プローラー」への変形機構を導入。
HMとしての戦闘能力と、ランドブースターとしての航続距離・飛行スピードを兼ね合わせる事で多彩な用途に対応し、また他HMの運搬も可能。
ポセイダル軍の治世を覆そうとする反乱軍の旗印として、ポセイダルのA級HMと熾烈な戦いを繰り広げていく。
360度の視界を確保する全天リニアシート、ホバーバイクがそのままコクピットとして機体に収納されるスパイラル・フロー・システムの採用、奪取時に損壊した頭部に代わってポセイダル軍のHM「ブラッドテンプル」の三号機の頭部を取り付ける…など、様々な技術が貪欲に取り入れられており、HMの分類の中でも最上級に位置する「オリジナル」HMに比肩する性能を誇るが、その戦闘力を引き出すにはヘッドライナー(パイロット)の高い技量と習熟を要する。
HMが携行出来る火器としては最大(過剰とも言える)の破壊力を持つ兵器、バスターランチャーを装備。他にセイバー、ランサー、Sマイン、パワーランチャーを使用する。
劇中では最終決戦に至るまで前線で活躍するも、真のオルドナ・ポセイダルが搭乗するオージ(オリジナル・オージェ)との戦闘において頭部・左腕を中心として多大なダメージを負い、大破。
ダバはエルガイムMk-Iに乗り換え、ポセイダル13人衆のギワザ・ロワウとの決着をつける事となった。





昨年(2010年)開催のイベント「魂フィーチャーズ」会場にて実施された商品化希望アンケート・ロボ魂部門第一位獲得の機体が、目出度く商品化。
1/144スケールで製作された大型ボディ、豊富なオプションも付属。可動・変形ギミックも(ちょっと脆い部分もありますが概ね)抜かりなし!
ボリューム満点なアイテムとなっています。
しかし、ヘビーメタルモーターヘッドの設定はどうしてこうも複雑なのか…。










前後から。この細身なスタイルがMk-II。いい感じだと思います。
前述した通り、他のシリーズ商品ではノンスケールでの立体化が主流となっているロボ魂ですが、今回のMk-IIについては1/144スケールでの立体化。
実に大きいです。インパクトあります。(比較画を用意しておけばよかった…orz)













近場からぐるっと見回してみます。
硬質・軟質素材を織り交ぜた本体そのものは今までのロボ魂と同じ仕様ですが、エルガイムの設定に存在する内部関節「ムーバルフレーム」を再現すべく、非常に細やかにパーツ分けがされています。ケーブル類の質感も問題なし。
また、成型色でのカラー再現以外に部分塗装が施されている箇所があります。
イケメンだけど悪役面、部品単位で見ると無骨そのものなんだけど組み合わせると美しい、でも人間の体形バランスとはかけ離れてるよね…と、眺めていて飽きません。Mk-IIのこの綺麗さ?はどう形容したらいいものやら…。






頭部を前後から。
特徴とも言える、睨みつけるような「目」も再現。





個人的にはMk-Iも好きなんですが、頭部だけ見るとMk-IIは別格…かな。






付属品一覧。
バスターランチャー、パワーランチャー
バインダー×2、バインダー接続用ジョイント(長・短)
バスターランチャー用ケーブル、パワーランチャー用ケーブル
セイバー×2、ハンドランチャー×2
プローラー形態用差し替えパーツ(フロントアーマー・リアアーマー・バックパック接続用パーツ)
クリアパーツでのプローラー形態固定用パーツ、魂STAGE用ジョイント
交換用手首(平手・武器持ち手・バスターランチャー保持用手)



…プローラー固定用のクリアパーツを一つ撮り忘れてしまいました。うっかり炸裂orz









可動箇所を紹介。
頭部と首でボールジョイント接続。首根元で左右にロール。
ケーブルが途切れてしまっているので見栄えはイマイチですが、首部分で前後スイング可能。






胴体と肩ブロックとで前後スライド可動。肩内部でもスライド可動+ボールジョイント。
肩アーマー外側の装甲が開閉可能となっていて、腕を横に開く動きに干渉しません。上腕でロール。







肘周りが非常によく動きます。可動箇所いっぱい。
二重関節での可動に加えて、上腕・下腕側それぞれで横方向にロール可能。
ロール箇所が下腕側にも設けられているお陰で、パワーランチャーやハンドランチャーを構えた時の砲身の位置に調整が利くのが嬉しいところ。


手首が前後にスライド可能+ボールジョイント接続。また赤い手甲部分がボール接続。








胸部と腹部でそれぞれボール可動と左右スイング。
若干バックパックが干渉するものの、よく動きます。







フロント・リアアーマーは、左右独立して縦方向にロール可動。






股関節は軸可動二点。前後、横方向にスイングします。
腿で横ロール。






腿部分の突起が縦スイング。
膝二重関節。赤いケーブルは軟質素材となっているので可動には影響なし。







足首はデザイン上どうしても可動域が制限されますが、引き出しギミックとボールジョイント、横方向スイング可能。
爪先と踵が独立して前後可動し、先端部分はボール接続。
爪先の可動が効果的に働きます。見た目に反して大きく開脚しても自立可能。
…ですが、股関節の可動はもう少し固めの方が嬉しかったですね。ポージングの最中、油断すると開脚が股裂きに変わることもあったり(ぇ





総じて非常によく動きます。
可動域の広さに加えて、ポージングによって見えてくるパーツ単位の動き・表情を楽しむのも面白いかと。






股下にジョイントをはめ込む事で、魂STAGEを使用してのディスプレイが可能。






ここからは付属品を紹介。



バインダーはジョイントパーツを介して上腕部に接続します。
中折れギミックもしっかり再現。裏面ディテールも確認できます。
いただけないのはジョイント部分。バインダーのボリュームには不釣合いなほど接続軸が細い&短いので、動かしているとポロリの可能性大。
接続部が目立たないのは嬉しいのですけれど…。










パワーランチャーを装備。
エネルギーケーブル先端部分がランチャーと腰部のコネクタそれぞれに、しっかり固定されます。
動かしていても簡単に外れない点が、細かいながらも嬉しいところ。まあその分バインダーが(ry









ハンドランチャー。砲身のせり出したパーツに差し替えることで再現。
砲身は着脱可能なので、セイバー使用時には外しておいたり。









セイバーの刀身はクリアパーツで再現。
バインダーの二枚装備&二刀流も可能です。








長大な得物、バスターランチャー!
砲身にはメタリック塗装が施されていて、素晴らしい質感。
専用の右手パーツを添えて、縦向きに持たせて飾る事が可能です。
欲を言えば、この右手パーツにもっと保持力があれば…OPなどでは右手一本で砲身を掴んでそのままキメポーズ&飛行している姿が印象的だったので…。






エネルギーケーブルは三本。先端部分が連結されているため、ケーブルが一本だけ外れた…とかの事態にならない点が素晴らしい。接続も容易です。









折りたたまれていたグリップ部分を展開して保持。
グリップは前後にスライドし、それに連動して上部カバーが開閉します。








続いて、可変ギミックを。


フロントアーマーを変形時のパーツに差し替え。
左右とも差し替えたら、中心に連結用のクリアパーツを挟み込みます。






バックパックを一旦外して、飛行形態時のジョイントを設置。
肩ブロックを90度回転。






太股のフレームを前方に折り曲げ、脚部を機体の後方へ90度回転。
腿の突起も畳んでおきます。





股関節ブロックそのものを後方にスライド。





そのままの位置で脚部を90度回転させ、フロントアーマーと接続する事で固定します。





リアアーマーもプローラー用のパーツに交換。
足首に固定用のクリアパーツを挟みます(↑上の付属品一覧で撮影漏れしたパーツです…)






バックパックの機首部分と接続用ジョイントを引き出して、背面に被せます。






ジョイントを長いものに差し替えてバインダーを接続。
右腕にはバスターランチャーを取り付けて…。








ランドブースター・プローラーの完成。







「手足を畳んでバックパックを被せるだけ」言葉にすれば簡単ですが、実際は…。
これほど各部で細かな変形・調整が必要な形態とは、考えもしませんでした。
その分、見栄えは申し分なし。クリアパーツでの固定のお陰でプローラー形態をしっかり維持できます。
プローラー形態専用のジョイントも付属している為、そのまま魂STAGEでのディスプレイが可能。








肩のハンドルは引き出し可能。エルガイムMk-Iとの連動が可能…かな?







バインダーを右腕にも装備し、機体下部にバスターランチャーを懸架する形態にも組み換え可能。












ここからはアクションポーズ&飛行ポーズを紹介。

















他人に自分の人生の枠を組まれて、何が面白いものか!












バスターランチャー、エネルギー・イン!










流星が降るたび 命が生まれる 誰も胸に永遠い星を宿し…























という訳で。

(Mk-IIの顔のどアップを〆の画像に盛り込みたい…と思って手を動かしてみましたが、何だかゴチャゴチャしてしまいましたorz)



以上!ROBOT魂 エルガイムMk-IIでした!
1/144スケールでのリリースということで、ボリューム満点のアイテムとなりました。
ただ大きいだけでなく、部分的ですが内部フレームの再現とそれに伴う広い可動域の確保も試みられており、良好なプロポーションと合間って、Mk-IIの完成品アクションフィギュアとしては実に満足の行く内容かと。
バインダーの外れやすさと足回りの関節保持力の弱さが気になるところですが、ポージングに致命的に影響する…というほどではありませんでした。




ROBOT魂 [SIDE HM] エルガイム

ROBOT魂 [SIDE HM] エルガイム

同ブランド、同スケールでエルガイムMk-Iもいよいよ登場。
…Mk-Iは見送るつもりでしたが、Mk-IIのこの出来を見てしまうと…やっぱり二体並べてみようかな(えー


また、今後のロボ魂ヘビーメタルの展開はどうなるんでしょうかね。
アンケートで名前の挙がる機体もいることですし、続報を期待したいところですが…はてさて…。




そんなこんなで!