「コウモリもどき!俺に力を貸せ!」「よかろう」(挨拶
今回は、S.H.フィギュアーツより。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2010/11/27
- メディア: おもちゃ&ホビー
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「貴様ッ…俺を裏切るつもりか!?」
「お前が真夜にしたことが気に入らん。それだけだ」
ファンガイア族が作り出した最強の鎧を纏った戦士。『闇のキバ』と呼称され、ファンガイアのキングによって使用される。
紅渡が保有する『黄金のキバ』の鎧よりも前に開発され、ファンガイアの資質に呼応しその力を無制限に高める事が可能。
強力すぎるが故に暴発の危険性を孕んでおり、装着者へかかる負担も非常に大きい。
それどころか着用に値しないものが使用した場合、瞬時に死を招くと言われる。
黄金のキバ=エンペラーフォームを上回る戦闘力を持つだけでなく、キバの紋様を模した波動を地面に発生させ対象にぶつけ攻撃・拘束するなど、多彩な能力を持つ。
適格者をダークキバに変えるキバットバットII世がウェイクアップフエッスルを吹くことで強大な威力を持つ技が発動。
フエッスルを吹く回数により攻撃手段が異なり、太古のキングがウェイクアップ・スリー「キングスワールドエンド」を使用した際には、敵味方関係なく周囲一帯を壊滅させる結果を招く(この事例から、次に開発されたエンペラーにはカテナによる能力の抑制が加えられた)
「仮面ライダーキバ」劇中では、過去のキング、紅音也、登太牙が装着している。
紅音也は、人間でありながら数度に渡り闇のキバに変身、息子である渡と共にキングを打倒するが…。
キバ・エンペラーフォームから間を置かず、ダークキバもフィギュアーツで登場。
本体自体はエンペラーフォームをベースに、カラーリングの変更・頭部と左腕部が新規造形。
付属品にも変更が加わっています。
ラスボスだったり最強の味方だったり、装着者と立ち位置が目まぐるしく入れ替わるダキバさん。
近場からぐるっと。
メインカラーとなるメタリックレッドの色味が実に綺麗です。質感も申し分なし。
カラーリングも細かな部分まで塗り分けがされていますが、エンペラーと同様に複眼両サイドの黒いライン塗装は省略されています。
新規造形の頭部も確かな造形。ダキバの顔って、正面とサイドから、それぞれ見る方向で受ける印象がかなり変わりますね。
可動箇所・範囲は通常のフィギュアーツ準拠。
エンペラーフォームと同様に、装飾過多の造形ながら良く動きます。
足元のダイキャストなしもエンペラーと同様なので安定性には欠けますが…。
交換手首。
握り手・キメポーズ用の手・平手・武器握り手がそれぞれ付属。
キバットバットII世は取り外し可能。力を貸してくれるんだね父ちゃん!
軟質素材のマント。ボール接続となってますがほぼ横へ開くのみの可動となります。奥へなびかせるのは×
裏表で色味が異なるのでエンペラーより手の込んだ印象。
「コウモリもどき…もう一度俺に力を貸せ!」「フン、よかろう」
というわけでここからはアクションポーズを。
ザンバットバットが取り付く前の、ザンバットソード(過去版)が付属。
現代で太牙が装着した際に使ったジャコーダーも付属しています。
通常の長さのロッド形態となっていますが、鞭での全体攻撃やスネーキングデスブレイク再現用に、ジャコーダービュート状態のパーツも付属して欲しかったところ。
この辺はいずれ発売される(であろう)サガに期待ですね。
握り手とジャコーダーのグリップのサイズが合わず、長い時間保持していると変形して、ザンバットソードの保持に影響が出るかも…。
ここからは劇中シーンをイメージして何点か。
「未来を変えたいそうだな?いい方法を教えてやろう…その男を殺せばいい」
「言ってくれるぜ…!」
紋章拘束アタック!ダキバはこの技が印象的でした。
必殺技の前の拘束はもちろん、引き寄せて蹴って拘束、跳ね返ってきてまた蹴って…次狼さんのお手玉にも便利です(えー
「ぐっ…真夜と音也の息子…許せん…許せんぞ!!ぬおおああああああ!!!!」
キバットバットII世の離反により装着者が音也となって…。
「コウモリもどき…もう一度だ!もう一度俺に力を貸せええぇぇッ!!」
「命が惜しくは無いのか…?」
「駄目だよ父さん!もう戦わないで!本当に死んじゃう!」
「渡…戦いに集中しろ。これは俺とお前、親子でする最初で最後の仕事なんだ…」
「渡、人に流れる音楽を守れ。そのために戦え。
渡…大切なものを守る為に男は戦うんだ」
「僕は父さんの声に導かれてずっと戦ってきた。
父さんと一緒に戦う事が、父さんと一緒の時間を生きる事が…命を受け取るって事なんだ!」
過去編で綺麗に纏まったと思いきや、現代では兄弟喧嘩王位争奪戦勃発。
というわけで。
以上!S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーダークキバでした!
本体はほぼエンペラーフォームと同様なので、やはり気になるのは足回り。
ポーズをつけると目茶苦茶カッコイイのですが、ダイキャストの使用が無いので自立させた際の安定性に欠けるのが困りものです。
また、個体差かもしれませんが股関節の軸可動がエンペラーよりも緩いように感じました。
とはいえ、それを補って余りある美しい塗装と造形は流石の一言。大満足です。
光沢ある鎧の高級感はエンペラー以上かと。
…なんだろう、劇中の強さだったりフィギュアーツの出来だったり、感想を書く度に段々とエンペラー涙目な内容に(滝汗
あっという間に黄金と闇のキバが揃ってしまいましたが、今後の展開はどうなる事やら。
劇中再現しようと思うとどうしても、キング=バットファンガイアが欲しくなりますね…。
そんなこんなで!