私、シャア・アズナブルが粛清しようと言うのだ、アムロ!(挨拶
エゴだよそれは!という事で前述の通り、ロボ魂νガンダムVSサザビー、なぐり合い宇宙の再現に挑戦。
(記事の続きに、ROBOT魂サザビーを手に取った感想も掲載しています。
…商品に対してあまり好意的な内容ではないかと。予めお断りしておきます…)
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2012/09/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 3人 クリック: 13回
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詳細レビュー未実施のROBOT魂・サザビーですが…。
今回のレビューにあたり、このような拍手コメントを頂きました。
>nagiichiさん的にはサザビーは評価どうなんですの?
…正直にお答えすると、個人的に抱いていた期待値を、大きく下回った…と言わざるを得ません。
劇中イメージ、と銘打った割には、実際の体型は末端肥大・腕や腿が細めの現代風アレンジ。
頭部・マスク部分から受ける印象も劇中とは大きく異なります。
見た目は非常にスタイリッシュ、好みの部類に入るのですが…。
これが「サザビーのアクショントイ」というフィルターを通してしまうと印象がガラリと変わってきます。
プライズ景品のスペシャルクリエイティヴモデルを見慣れている人間からすれば、こうしたアレンジも「アリ」だとは感じるのですが、ならばもっと突き抜けて欲しかった、と言うのが素直な感想。サザビーの固定イメージを打ち破る程のインパクトを持ってくるか、それとも劇中の重モビルスーツならではの力強い造形を丁寧になぞるか、実はハードルが高い設定画イメージの立体化に挑戦するか。
実際の商品からはそのどれにも辿り着きそうになく、着地点がはっきり見えません。
造形はさておくとしても、いただけないのは可動。保持力ゼロの胸部スイング、接続軸が長すぎて隙間が見えてしまう腰関節、まっすぐ伸ばせない膝…これまた、各部の可動がどうポージングに影響するか十分な検討がされていない、中途半端な印象が拭えません。
腰などは現在主流の引き出し式関節を使えば拡散メガ粒子砲との干渉も避けられて見栄えもOK…なのでは?
痛恨なのはライバル機となるνガンダムとの連動が考慮されていない点。あれだけ付属品やギミックにこだわったνガンダムと比べて、展開状態のファンネルが無かったり、腕部のサーベル収納はオミットされていたり…サイズ差も…いくらなんでも…。
全体的に見て、最近のロボ魂や過去のサザビー立体物等、多方面の比較対象と並べた時に、作り手側の「こだわり」が最も伝わってこないのは…残念ながら今回のロボ魂サザビーである、と思います。
映像、立体物含め、ファンが「シャア・アズナブル最後の乗機」に寄せる期待は、並々ならぬ物がある筈です。
そんな重みを持つ機体をROBOT魂のラインナップに加える意味を今回は甘く見てしまったのではないか。そんな思いがあります。
『情けないモビルスーツと戦って、勝つ意味があるのか?しかし、これはナンセンスだ』
劇場公開から20年以上経過して、↑の台詞に別の皮肉を感じてしまう事になるとは…ってこれは嫌味がすぎますね。
拡張フルセットの感想に自分で水を差すような文章を並べてしまい、反省しきりです。
気分を害された方、申し訳ないです。ただ、いちユーザーの意見と思っていただけたら。
がっかり…したんじゃよ…orz
「ミサイルの中に核があった…やるな、ロンド・ベル」
「アムロ、これ以上はやらせん…!」「正面上、迎撃っ!!」
文句ばかりでも仕方ないので色々動かしてみます。
機体の末端部分にボリュームがあるので、派手なポージングが映える印象があります。
前腕が独立してロールするとか、好ポイントも結構あるのに…つくづく惜しい…。
気を取り直して、アムロVSシャアのラストバトル再現に挑戦!
「ララァが死んだ時のあの苦しみ、存分に思い出せ!」
「貴様こそ、その力を無駄に消耗していると何で気がつかん!?」
「ア、アムロッ!」
「後退遅いぞ、アクシズと一緒に沈みたいのか!」
「時間だ…」「えぇっ!?」
「何、戻れと言うのか…ナナイ!!男同士の間に入るな…!!!」
「たかが石ころひとつ、ガンダムで押し出してやる!」
「馬鹿な事はやめろ!」
「やってみなければ分からん!」「正気か?!?」
「貴様ほど急ぎ過ぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいないッ!!」
そして、宇宙の虹へ…。
というわけで、今度こそラスト。
(纏まりの無い内容になってしまい申し訳も…)