仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

バンダイ ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン

南無三!(挨拶





相方のダンバイン発売直前に滑り込み!

ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン

ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン


ROBOT魂より、『聖戦士ダンバイン』劇中後半の主役オーラバトラービルバインを紹介!





オーラバトラービルバイン
海と陸の狭間に存在する世界「バイストン・ウェル」における人型兵器・オーラバトラー
その一機『ダンバイン』を参考にナの国の技術陣が開発した新型の可変式オーラバトラービルバインである。
可変構造を持つ唯一のオーラマシンであり、人型から猛禽類を思わせる『ウイングキャリバー』形態に変形し、高速で戦地までの移動、及び他オーラマシン等の移送を可能とする。
それまでのオーラバトラーが昆虫や甲殻類を連想させる外観だったのに対し、ビルバインはそれらを捕食する側の鳥類を彷彿とさせる、固有の意匠が盛り込まれている。
また前述の可変機構や地上の兵器に見られるような造形が機体の各部で確認できる事から、設計には地上界の技術が導入されている、あるいは高い技術力を持った地上人が開発に参加している等、その誕生経緯は諸説存在する。
高いパワーと機動性を兼ね備えた機体で、バイストン・ウェルと地上の覇権を狙う『ドレイク・ルフト』への反対勢力中、最高戦力と言えるオーラバトラーである。反面、オーラ係数が低く増幅器の搭載も確認できない事から、その性能を引き出すには搭乗者自身が強力なオーラ力の持ち主である事が要求される。
実質的な聖戦士専用機であり、ロールアウト後は聖戦士「ショウ・ザマ」がナの国の女王「シーラ・ラパーナ」より賜り、ダンバインから乗り換えて愛機とした。
本体武装として腕部にワイヤー付き連装ショット・クロー、背面に大型のオーラ・キャノンを装備。
特にオーラ・キャノンは威力・速射性・射程距離に優れ、劇中でも多用されている。
他にオーラバトラーの標準的な武器であるオーラ・ソード、また携行火器として連装オーラ・ショットとオーラ力のエネルギー刃を形成する、銃剣を模した新兵器オーラ・ソード・ライフルを装備している。






ROBOT魂のシリーズラインナップにオーラバトラーが参戦。
その第一弾アイテムは、番組後半で主人公ショウ・ザマが搭乗したビルバイン
人によってはアニメ本編での活躍よりもスパロボでの鬼性能が印象に残っているかも知れないですね。
肝心の商品は、ロボ魂ブランド内でもかなりの大型アイテム。
とは言え決して大味な作りにならず、ディテールや可動、可変ギミックの再現など、あらゆる側面でその恩恵が確認できます。


色々言われるけど好きだよビルバイン…。








前後から。
四肢のボリュームに負けない胴体の自己主張。個人的に、このマッシブさがビルバイン












近場からぐるっと。
ロボ魂お馴染みの複合素材使用。エッジの利いた丁寧な仕上がりです。
オーラバトラーならではの生物的な曲線と、ビルバインが他のABと一線を画する要因となるメカニカルなディテール、そのどちらも再現されています。
成形色と部分塗装でのカラーリング再現ですが、プラ部分にも質感の安っぽさはさほど感じられません。
コクピット部キャノピーや背面オーラコンバーターの翅はクリアパーツで再現。





適当なロボ魂既商品とサイズ比較。
全長だけでなく横幅もあるのでかなりボリューム差が顕著ですね。





可動箇所を紹介。
まずは頭部。ボールジョイント二点。
可変機構の恩恵で首元の前後可動に遊びがあるので、飛行ポーズなどで頭部を大きく上に反らす事も可能。





肩部・腕部の可動。
胴体と肩とでボール接続。肩内部で横方向スイング。赤い肩装甲が独立可動。
上腕でロール、肘二重関節。前腕部の赤と白の装甲境界でロール、手首ボール接続。
ショットクローは一本づつ独立して上下スイング。射出ギミックはオミット。




腹部はボールジョイントで気持ち程度の可動。
とは言えこの「気持ち」が効果絶大。デザインと可変機構の影響でほとんど動かない箇所なのですが、微調整が利くだけでもポージングの表情付けが格段に豊かになります。





脚部の可動。
股関節ボール接続。こんなに開脚できるビルバインが手に入るとは…。
足首はボールジョイント+横スイング。つま先や踵の形状のおかげで接地性はそこそこ。
まあ基本的に飛び回ってますが。





膝裏のスラスターパーツをスライドさせることで膝の可動域が拡大。





つま先・踵の爪がそれぞれ独立して可動。
余談ながら、足裏などにしっかり残るナマモノ感。





背面のオーラキャノン。
アームによって接続されていて、砲身の位置調整を柔軟に行う事が可能。






オーラコンバーターおよび翅パーツの可動。
コンバーター基部でボールジョイント+アーム接続による軸可動。
胸部キャノピーと同色となる外側の翅は中折れ可動。
また翅はそれぞれ小型のボールジョイントで可動しますがポロリの可能性大。




キャノピー、コクピットハッチおよびコクピット内コンソールが展開可能。






付属品一覧〜。
交換手首(握り手・武器保持手・平手二種)
オーラ・ソード、オーラ・ソード・ライフル、ソードモード用刃
ハイパーオーラ斬りエフェクト、魂STAGE用ジョイントパーツ


表情違いの平手が二種付属。また武器持ち手はソードとライフル兼用ですが、保持力・見た目とも特に問題なし。






オーラ・ソード。鞘をコンバーターに接続可能。納刀・抜刀もいけます。
ソードの重厚感が素敵。




ハイパーオーラ斬りエフェクト。「ハイパー〜」と付けるのはスパロボが初出ですかね。
最近目にする機会が俄然増えたエフェクトパーツ。ソードに被せて使用します。
サイズに反して他商品のエフェクトより重量は気になりません。見た目も含めて色々流用が利きそう。





オーラ・ソード・ライフル。
銃剣状態に変形し、オーラ刃エフェクトを接続可能です。



ライフルはソードの鞘と同じく、オーラコンバーターにマウント可能。





魂STAGE用ジョイントも付属。
飛行状態での安定したディスプレイが可能です。





ここからはウイングキャリバーへの変形シークエンスを。
まずは手首を外して前腕を回転、ショットクローを前面に展開します。




胸部キャノピーを一度開き、頭部に被せるようにして機種持ち上げ。
その後キャノピーを閉じます。




膝を折り曲げてつま先をたたみ揃えます。




コンバーターを後方にスイング。これは新しい。
翅を倒し、オーラソードやライフルを装備して…。








ウイングキャリバー形態へ。
膝周りの可動やコンバーターの位置調整により、かなり上下に薄く、飛行形態らしいフラットな姿に。
機首展開後の腹部には魂STAGE用のジョイント接続穴が設けられています。







ここからはひたすらアクションポーズを!










「こいつ…うまく使えば戦艦並みのパワーがあるのか?」










「死に急ぐんじゃない!」









「俺だって!」「踏んづけてった!?」




















両手持ちでの斬撃ポーズも難なく可能。
回避の鬼、ザコ掃除担当、ボスキラー…なんでも御座れのビルバイン
アニメ本編でも他を寄せ付けない強さを誇ってました。最終回でようやく一矢報いた黒騎士さん…一体何バニングスなんだ…。







ウイングキャリバー。
脚部を下げるとイメージが変わりすぎますwガラバみたい。







後期OPから。








「ウイングキャリバー…オーラバトラーだと!?」




「ショウ、変形終わったみたいよ?」
「よし、テキスト通りにやってみる」




「照準、修正をした」「さっきよりいいはずよ」
「よし、撃つ!!」




「気の毒だが…運が無かったな、アレン!」
「何故そう分かる…何故こうも通じ合えるんだ!?」




「オーラ力は生体エネルギーだ。人それぞれに、オーラ力の色があるんだ。
   それをお前は、自分の欲望のために使った!!」





アレンのビランビーを一刀両断!
ビルバインの性能を強烈に印象付けた初登場シーンでした。






というわけで。

以上!ROBOT魂ビルバインでした!


エルガイムMK-IIなどヘビーメタル系のロボ魂化に際しては、明確なスケール設定の元に従来よりも大型のアイテムがリリースされていました。
今回のビルバインもスケール表記こそないものの、圧倒的なボリューム感を引っさげて登場。
他ロボットアニメの登場メカと比べて小柄な事で知られるオーラバトラーなので、今回のビルバインのサイズは、作品間でスケール統一がされないロボ魂と言えど若干の違和感は残ります。
ですが実際に手に取ってみるとそんな違和感はどこへやら。大型化ゆえの利点がそこかしこに見て取れます。
最大の恩恵はやはり可動。デザイン上、動かし辛い部類に入るオーラバトラーですが、今回のロボ魂版では各部ジョイントの保持力がしっかりとしており、また肩や股関節と言った一見動かなさそうな部位のクリアランスも、見た目に影響しない範囲で十分に確保されています。
「腕を横に動かせる」「腰を(少しだけど)捻る事ができる」「開脚できる」
…他のロボモノ立体物では驚くに値しない事かもしれませんが、ビルバインでこれらの可動が実現されるとは…かなり、いえ滅茶苦茶感動です。
ソードの両手持ちやオーラキャノン、オーラコンバーターの展開、ソードライフルの変形、新解釈のウイングキャリバー可変機構など、小物やギミック面でも細かな配慮が行き届いているのが好印象。やはりオーラキャノンは射撃姿勢まできっちり動かせないと!


ビルバインのアクショントイとして申し分の無い内容でした。
放送当時の世代でなくても、スパロボからファンになった方も少なくないと思うので、こうした好アイテムは多数の人に行き渡ってほしいものですが…売り場からあっという間に姿を消しましたね。

ROBOT魂 [SIDE AB] ダンバイン

ROBOT魂 [SIDE AB] ダンバイン

続くダンバインも楽しみですが、どうなる事やら。


今後は魂web商店にて夜間迷彩仕様のビルバインが受注中、さてその後は…。
オーラバトラーも同等のクオリティで続いてほしいものです [SIDE AB]。
…ここでライネックを切望する管理人は少数派の部類に入るのでしょうか。



そんなこんなで!